2014年2月9日日曜日

「脱原発テント裁判」(第5回目 2月10日(月))

「脱原発テント裁判」(第5回目 2月10日(月))

・午後1時 地裁前集合・抗議行動 
・午後2時 口頭弁論(103号法廷)
・午後4時 裁判報告集会 午後4時より~(参院議員会館講堂)

発言 堀 秀樹(伊方原発50km圏内住民有志の会)
    人見やよい(原発いらない福島の女たち)
    柳田真  (たんぽぽ舎 共同代表)
    河合弘之 (テント裁判弁護団団長)

・・・
・原発全基の廃炉要求 来月8日県民大集会
 「原発のない福島を!県民大集会」は3月8日、郡山市のユラックス熱海をメーンに福島市の県教育会館、いわき市文化センターの3会場で開かれる。
 県内原発の全基廃炉を求める集会で、3回目となる。清水修二福島大教授が呼び掛け人代表を務め、県生協連、県漁連などが実行委員会をつくる。福島民報社などが後援する。

 当日は午後一時から、各会場で生産者団体の代表、避難者、高校生らが原発事故による県内の被害状況を訴える。作家の大江健三郎さんが郡山会場を訪れる予定で、大江さんの発言をインターネットを通じて全国に配信する。国や東京電力に、県内原発の全基廃炉を求める集会宣言を採択する。各会場で風評払拭(ふっしょく)を目指して県産品を販売する。
 各会場とも午前10時に開場する。郡山会場で同11時から講談師の神田香織さんが新作を披露し、他会場に中継する。
 清水教授は6日、福島市の福島グリーンパレスで記者会見し「いまだ多くの県民が避難生活を続け、原発事故は収束していない。県内の原発の全基廃炉を訴える」と語った。当日の集会は誰でも参加できる。問い合わせは事務局 電話024(522)5580へ。(福島民報 2/7)

・第二原発の早期廃炉要請求める 県に脱原発県民会議
 県平和フォーラム、社民党県連などでつくる脱原発県民会議は(1月)31日、東京電力福島第二原発の早期廃炉を国、東京電力に申し入れるよう県に要請した。
  中間貯蔵施設について住民理解を受け入れの条件とすることや、放射性廃棄物を運ぶ際の通学路や生活道路の安全確保なども求めた。
  共同代表の五十嵐史郎県平和フォーラム代表、社民党県連の小川右善代表らが県庁で村田文雄副知事に要請書を手渡した。(福島民報)

●浜岡4号機問題
・浜岡原発審査 14日にも申請
 中部電力が浜岡原発4号機(御前崎市)の再稼働を目指し、十四日にも原子力規制委員会に安全審査を申請する方針を固めた。「三月末までのできるだけ早い時期」と説明してきた中電としては、もっと早く申請する方針だったが、津波対策や想定外のトラブルに加え、原発ゼロを掲げる立候補者が注目を集める東京都知事選も絡んでずれ込んできた。
 原発の新規制基準が昨年七月に施行され、これに基づいて規制委の安全審査が終わらなければ再稼働は認められない。これまでに七電力会社が十六基の審査を申請している。浜岡など福島第一原発と原子炉格納容器が同型の「BWR」と呼ばれるタイプは、特殊な排気設備の即時設置が義務付けられるなど、審査のハードルが高いとされる。

 最大の課題は津波対策だ。中電はマグニチュード(M)9・1の南海トラフ地震を前提に対策をしているが、規制委は審査ガイドの中で、南海トラフと南西諸島海溝との連動で起こり得る地震として最大M9・6程度を「参考値」として例示。中電はこの影響の調査、分析に時間を要した。

 昨年十一月には人為的ミスで5号機の非常用ディーゼル発電機のスイッチを入れ忘れ、再発防止策を御前崎市長らに報告したのは今月になった。都知事選では、原発即ゼロを掲げた細川護熙元首相が立候補したため「政治的に利用されかねない」(幹部)との判断で選挙期間中の申請は避けたとみられる。
 申請後も規制委の指摘を受けて調査や対策をやり直す電力会社が相次いでおり、再稼働を見通せない状況は続く。地元自治体は安全審査を受けることは容認する一方で再稼働反対の声は根強く、中電は二〇一五年九月末まで対策工事を進めながら、地元の理解を得られるかが焦点になる。

◆反対派「再稼働ありき」
 浜岡原発の危険性を訴えて再稼働に反対する人たちは六日、中部電力の安全審査申請について「再稼働を射程に入れている」「地震や津波の想定が不十分だ」と反発や批判を強めた。
 「再稼働申請にほかならない」。東京電力福島第一原発事故前から東京高裁で控訴審が争われてきた浜岡原発運転差し止め訴訟の原告団長、白鳥良香さん(81)はこう強調する。
 中電は「申請が再稼働とはリンクしない」(水野明久社長)との立場を繰り返すが、「再稼働反対が多い世論を意識し、苦しい言い訳をしているだけ」と白鳥さん。「審査を通れば中電は『浜岡が安全とのお墨付きを得た』と再稼働を突き進めかねない」と語気を強める。

 この日は県内の弁護士らが中電に浜岡の廃炉などを求めた訴訟の口頭弁論が静岡地裁であり、原告側は海抜二二メートルの防潮壁について「中電は何ら具体的に強度を立証していない」と述べるなど安全対策の不十分さを指摘した。
 原告兼代理人の一人、鈴木敏弘弁護士は閉廷後、「中電はどういう地震を想定しているかも明らかにしていない。申請は出せるのに訴訟には出さない。あまりに不誠実だ」と疑問を投げ掛けた。
 これに対し中電は閉廷後に記者会見で「申請の準備でいろいろ検討しているが、まだ結果が出ていない。誠実かどうかという問題ではない」(寺田修一法務部長)と反論した。

◆一層の安全対策を UPZ圏内の磐田市
 緊急防護措置区域(UPZ)にある磐田市の山下重仁危機管理監は「浜岡原発の再稼働と安全審査とは別と考えているが、使用済み燃料棒が保管されている現状を考えると、なお一層の安全対策を最優先で進めるべき。UPZ圏内に十二万七千人の市民がいるので、現段階では再稼働に賛成できない」とコメントした。(中日新聞 2/7)

・浜岡4号機審査「他原発と同じ」  原子力規制庁
 原子力規制庁の森本英香次長は7日の記者会見で、中部電力が再稼働を目指す浜岡原発4号機(静岡県)について「ほかの原発と同様に新規制基準への適合性の審査をする」と述べた。中部電は14日にも原子力規制委員会に審査申請する方針。
 浜岡原発は東海地震の想定震源域に入っていることから、民主党の菅直人首相(当時)が2011年5月、防潮堤などの対策が完了するまで運転を停止するよう中部電に要請した。
 森本次長は停止要請について「規制委が対応することではない。規制委はあくまで法律に基づき仕事をする」と指摘。新基準に基づき、津波対策も含めて慎重に審査する考えを示した。(福井新聞)

●東通原発問題
・東通原発の建設続行は可能  経産相認識
 2011年3月の東京電力福島第1原発事故の直前に着工し、建設工事が中断している東電東通原発1号機(東通村)について、茂木敏充経済産業相は6日の参院予算委員会で
「(当面建設を認めない)新増設には含まれない」と述べ、国の許認可上は建設続行が可能との認識を示した。(デーリー東北 2/7)

・東通原発の建設再開を容認=経産相 建設中の原発は「新増設」にあたらないのか (The Huffington Post)

・東通原発:「基準地震動」引き上げへ
 東北電力は30日、東通原発(青森県東通村)の耐震設計で想定する最大の揺れ「基準地震動」を、現行の450ガルから引き上げると発表した。東日本大震災後に新たに想定した最大規模の地震により、一部の機器で基準地震動を上回る揺れが生じる見通しとなったのを考慮した。600ガル程度への引き上げを想定している。これに伴い、東北電は一部の機器の耐震補強工事に着手する。
 原子力規制委員会の有識者調査団は、同原発の敷地内断層の一部を「活断層」だとする評価書案をまとめているが、東北電は否定しており、今回の引き上げでも敷地内断層の影響は全く考慮していない。(毎日 1月30日 酒造唯)

・東通原発の活断層否定 東北電が報告書
 東北電力は17日、東通原子力発電所(青森県東通村)の敷地内を走る断層について、活断層ではないとする報告書を原子力規制委員会に出した。2012年に規制委から活断層の可能性を指摘され、断層周辺の掘削など追加調査を進めていた。東北電は東通原発の15年7月の再稼働を目指しており「安全審査の申請も並行して進める」(安倍宣昭副社長)方針だ。
 報告書の作成にあたり7人の外部専門家に意見を求め、東北電の評価結果を支持する見解を受けたという。規制委は近く開く有識者会合で活断層の可能性について改めて議論する見通しだ。(日経 2014/1/17)

2014年2月8日土曜日

福島: 甲状腺がん問題

福島: 甲状腺がん問題

2/24
・福島の甲状腺がん「放射線影響考えにくい」 国際研究会
 東京電力福島第1原発事故の健康影響を議論する環境省や福島県立医大などが主催の国際研究会が23日、都内で3日間の日程を終え、これまで福島県で見つかった33人の甲状腺がんについて「放射線の影響は考えにくい」との結論をまとめた。

 研究会では、1986年に起きたチェルノブイリ原発事故では4~5年後から周辺の子供たちの甲状腺がんが増加し、事故時0~4歳の小さい子供ほどがんになるリスクが高かったと報告された。
 福島の甲状腺がんは事故後3年以内の発見で、乳幼児のがん患者もいないことなどから、高性能の機器を使ったことで、これまでは見つけられなかった症状の無い患者を見つけた可能性が高いとした。 福島県が事故後、県内の18歳以下を対象に実施している検査で、33人の甲状腺がんが見つかっている。〔共同〕

2/8
・福島甲状腺がん 7人増加33人に
 東京電力福島第一原発事故による放射線の影響を調べている福島県の「県民健康管理調査」の検討委員会が七日、福島市で開かれ、甲状腺がんと診断が「確定」した子どもは前回(昨年十一月)の二十六人から七人増え三十三人になった。
 「がんの疑い」は四十一人(前回は三十二人)。

 検討委の星北斗(ほしほくと)座長はチェルノブイリ原発事故後の甲状腺がんの発症経過や、今回見つかったがんの種類、大きさなどから「現時点では放射線の影響は考えにくい」と述べた。
 がんの発見率がこれまで考えられていたよりも高いことについては「症状がない人も含めた未知の調査で、比較できない」と説明した。

 しこりの大きさなどを調べる一次検査で約二十五万四千人の結果が判明し、千七百九十六人が二次検査の対象となった。
 「確定」と「疑い」に、手術の結果「良性」と判明した一人を含む計七十五人のうち二十四人について、原発事故が起きた二〇一一年三月十一日から四カ月間の外部被ばく線量も公表。
 一ミリシーベルト未満が十五人、一ミリシーベルト以上二ミリシーベルト未満が九人だった。

 国立がん研究センターなどによると、十代の甲状腺がんは百万人に一~九人程度とされてきた。
 甲状腺検査は、原発事故発生当時十八歳以下の全員、約三十七万人が対象。一次検査の結果で軽い方から「A1」「A2」「B」「C」と判定し、BとCが二次検査を受ける。(東京新聞)

・甲状腺がんの遺伝子解析 福島医大
 東京電力福島第1原発事故の放射線による健康への影響を調べている福島県立医大が、18歳以下の子どもで見つかった甲状腺がんの原因を解明するため、手術で切除したがんの組織の遺伝子を解析する研究を始めたことが6日、分かった。

 福島県の「県民健康管理調査」では、従来考えられていたよりも甲状腺がんが見つかった割合が高い。県立医大の鈴木真一教授は「子どもや保護者から『なぜがんになったのか』と聞かれるので、説明できる根拠を見つけたい。患者の同意を得ながら丁寧に進めていく」と話している。
 甲状腺検査は、福島県で原発事故発生当時18歳以下の全員、約37万人が対象。(共同)

・ 甲状腺検査 3万人未受診
 東京電力福島第一原発事故を受けた県民健康管理調査の甲状腺検査(東日本大震災発生時18歳以下対象)で、平成26年度に2回目の検査が開始される25市町村の約21万人のうち、約3万人が1回目の検査を受けていないことが分かった。福島医大は県民の健康管理に向けたデータ蓄積に支障があるとして3月、緊急的に追加検査を実施することを決めた。

 26年度から2回目の検査に入るのは、原発事故の避難区域や比較的放射線量の高い県北地区と県中、県南の一部の25市町村。1回目の検査は原発事故発生後、3年以内の甲状腺の状態を把握するのが目的。今後の検査結果と比較する上で、データ蓄積が不可欠となっている。
 さらに検査を受けないと、甲状腺がんなどの発見が遅れる可能性もある。

 県は学校などで受診する機会を設けたが、震災後、進学・就職に伴い転居した人や就学前の子どもで検査を受けていない場合が多いという。未受診者は対象者の約15%に上る。
 さらに、震災時に居住していた市町村内や周辺地域での検査が原則となっていたため、自主避難を含め転居したケースでは受診しにくい状況にあった。県は受診率向上に向け、追加検査を現在の居住地に近い会場などで受け付けるようにする。

 追加検査は1回目の検査の未受診者を対象に3月中旬から下旬にかけ、福島、郡山、西郷、会津若松、南相馬、いわきの6市村のホテルや商業施設などで実施する。1日1会場で行う。
 検査を担う福島医大の担当者は「現状を把握し、県民の健康を見守るためには、甲状腺の現状を把握することが欠かせない。多くの人に受診してほしい」と呼び掛けている。
 県外避難者の未受診者に対しては、県と提携している県外46都道府県の80医療機関での実施を促す。 甲状腺検査は2回目の検査以降、対象者が20歳になるまで2年に1度実施。その後は5年に1度調べる。

※甲状腺検査
 震災時に18歳以下だった県民約37万人が対象。1回目の検査でしこりの大きさなどを調査。軽い方から「A1」「A2」「B」「C」と判定し、BとCが2次検査を受ける。県は2回目の検査に向けた態勢を拡充し、41医療機関で実施できるようにした。今年8月ごろから検査を開始する方針。(福島民報 1/26)

【参考サイト】 IWJ Independent Web Journal
●140118 【岡山】新医協岡山支部2014年 第1回例会 ~津田敏秀先生の福島報告会~
 記事・映像はこちら→ http://iwj.co.jp/wj/open/archives/120248  

・データを精査せず。勘と度胸の医療行政
・100mSv以下でも、発がんの有意性は認められている
・アウトブレイク疫学の重要性とは
・福島はチェルノブイリと同じ発症パターン
・行政は早い判断と対策を
・1〜2年後、がんの多発が顕在化する

【2013年11月の状況】
●福島県ホームページ – 組織別 – 県民健康管理調査検討委員会
http://wwwcms.pref.fukushima.jp/pcp_portal/PortalServlet?DISPLAY_ID=DIRECT&N
EXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=24809
●Ustream.tv ユーザー OurPlanetTV 第13回福島県「県民健康管理調査」検討委員会
01, 第13回福島県「県民健康管理調査」検討委員会 01. 速報…
http://www.ustream.tv/recorded/40697668
●福島県検査で甲状腺がん58人~最年少は8歳  OurPlanet-TV:特定非営利活動法人 (アワープラネット・ティービー)
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1674
細胞診の結果は
・悪性/悪性疑い  59例
・手術       27例
・良性     1例
・乳頭ガン  26例
・男女比  男性 25例: 女性 34例
・平均年齢   16.8歳

福島: 汚染土中間貯蔵施設問題

福島: 汚染土中間貯蔵施設問題

2/13
・中間貯蔵施設に不満の声 双葉町議会と町民 加須で懇談会
 福島県双葉町議会が東京電力福島第一原発事故で各地に避難する町民の意見を聞く懇談会が十二日、加須市内で開かれた。除染廃棄物を保管する中間貯蔵施設の建設予定地を双葉、大熊の二町に集約する福島県の案について、町民に説明がないことへの不満などが相次いだ。

 懇談会は、震災三年を前に町民の意見を把握しようと六日から各地で開催。この日は町議四人と、加須市などで暮らす町民約四十人が参加した。
 中間貯蔵施設の二町集約案には、町民から「報道で知った。議会はどう考えるのか」「町は町民の意見を聞くというが、どのような機会を設けるのか」などの声が上がった。ある女性は「住民投票をしたらどうか。町に何を言っても仕方ない、という町民も多い」と不満をぶつけた。 (東京新聞 石井宏昌)

・中間貯蔵施設の集約を 福島知事、見直し申し入れ
 福島県内の除染廃棄物を保管する中間貯蔵施設を巡り、同県の佐藤雄平知事は12日、東京都内で石原伸晃環境相、根本匠復興相と会談した。
 佐藤知事は「双葉郡の復興のためには施設の規模はできる限り小さくすることが望ましい」と述べ、現在の配置計画を見直し、建設地を双葉、大熊両町に集約することなどを要請した。
 これに対し、石原環境相は「県と双葉郡の総意と受け止める。大変だがしっかりと検討したい」と表明した。環境省は施設の新たな配置案を速やかに提示する方針。

 県の見直し案は
(1)中間貯蔵施設は楢葉町を建設地から外し双葉、大熊両町に集約する
(2)楢葉町には廃棄物の焼却灰の固化処理施設を設置する――の2点が柱。
 具体的な地域振興策を早期に示すことや、用地の買収ではなく賃借を希望する地権者への対応も求めた。
 県は双葉、大熊両町の施設面積は広げないことを要望。石原環境相は会談後、廃棄物の総量の圧縮について「この3年間で減容化技術はかなり進んでおり、どの程度のことができるか精査していく」と語った。(日経)

2/8
・汚染土中間貯蔵施設: 福島県知事が2町集約案…双葉郡了承
 「東京電力福島第1原発事故の除染で出た高濃度放射性物質に汚染された土(1キロ当たり10万ベクレル超)などを保管する中間貯蔵施設について、福島県の佐藤雄平知事は7日、大熊、双葉の2町に施設を集約し、楢葉町に汚染土より低レベルな廃棄物(同10万ベクレル以下)の中間処理施設を建設する案を双葉郡の8町村長に示し、了承を得た。

 国は楢葉町を含めた3町に中間貯蔵施設の建設を要請しており、県は近く国に計画案の見直しを求める。 
 集約案は、・廃棄物の減容化などを前提に、国が計画する施設面積
(▽大熊町11平方キロ ▽双葉町5平方キロ ▽楢葉町3平方キロ)
 を変更せず、大熊、双葉の2町に収容する。

 比較的放射線量の低い楢葉町には、放射性廃棄物の焼却灰を固める中間処理施設を設置。
 処理した廃棄物については、富岡町の既存の民間処分場を活用して埋め立て処分する方針を国が示している。・・・・」(毎日、喜浦遊、中尾卓英)
・・

・双葉町の地権者ら中間貯蔵施設反対へ団体結成
 除染で出た廃棄物を保管する中間貯蔵施設建設計画で、用地を買い上げる国の方針に反対し、福島県双葉町の地権者有志らが1日、まとまって交渉するための任意団体をつくった。
 「先祖伝来の土地を手放せない。最終処分場にしないなら土地を返せるはずだ」などと賃貸借を求めている。
 環境省は昨年12月、福島県の双葉、大熊、楢葉の3町に、廃棄物を30年間保管する中間貯蔵施設の建設受け入れを要請した。「借地にすると、長期にわたる管理が難しい」として、用地は買い取って国有化する方針を示している。

 団体をつくったのは候補地の地権者を含む双葉町民7世帯で、同県郡山市内で設立総会を開いた。 東京電力福島第一原発の北西約2キロの場所に自宅があり、会長に就いた遠藤浩幸さん(48)は「国有化されると、地域のつながりがなくなる。子孫の帰る場所をなくすわけにはいかない」と話している。(朝日 木村俊介)

・中間貯蔵施設、住民投票条例案を否決 楢葉町議会
 東京電力福島第1原子力発電所事故で出た除染廃棄物を保管する中間貯蔵施設の建設を巡り、福島県楢葉町議会は(1月)29日、建設の是非を問う住民投票を実施するための条例案を否決した。条例案は住民の請求を受け松本幸英町長が提出した。

 同町は1キログラム当たり10万ベクレルを超える高濃度の汚染物の受け入れを拒否しており、国に建設計画の再検討を求めている。住民投票が実施されなくなったことで、今後は同町の施設が受け入れる汚染物の範囲などを巡る県や国との調整協議が焦点になるとみられる。
 議会は役場機能がある福島県いわき市内で開催。松本町長は条例案を説明し「双葉郡、福島県全体で議論を進めるべきで、町のみの問題として住民投票を行うことは適当ではない」(??)と反対を表明。採決では、出席議員で議長を除く10人のうち条例案に賛成が4人、反対が6人で否決した。

 条例制定を求めたのは住民有志でつくる「住民投票を実現させる会」。町の人口の約3割に当たる2151人の署名を集め1月、松本町長に条例制定を直接請求した。 請求理由として
(1)立地候補地となった理由が示されていない
(2)最終処分場になるおそれがある
(3)施設の建設で若い世代の帰還意識が低下する――などと指摘。建設受け入れの可否は町民判断に基づくべきだとした。

 同施設の建設を巡る住民投票条例案は昨年9月の議会にも「実現させる会」共同代表の結城政重町議が提出。この際も否決された。
 楢葉町は町内で出た1キログラム当たり10万ベクレル以下の汚染物に限って受け入れる「保管庫」であれば建設を検討する方針。しかし国は他の自治体で出た1キログラム当たり10万ベクレルを超える汚染物も保管する施設の建設を求めた。松本町長は今月27日、同県の佐藤雄平知事に「施設の配置の再検討」を求める考えを伝えている。(日経)

・中間貯蔵で住民投票を 楢葉町民有志が2151人の署名
「・・・ 松本町長は「厳粛に受け止めた。中間貯蔵施設、保管庫の現在の情勢をしっかり踏まえ、慎重に検討したい」と述べた。・・・」(福島民友 1月11日)

・中間貯蔵施設 押し付けは許されない
「・・・ 貯蔵施設を確保することで除染作業が加速し避難住民の帰郷が進む、と国は説明する。住民の側には、施設ができることで環境への不安が増し、若い世代が戻らなくなるとの懸念が強い。
 政府は2015年1月の施設使用開始を目指している。押し付けるのではなく、地元の人たちが抱えている不安に丁寧に向き合う姿勢が求められる。
 国有化を予定するのは第1原発の周囲16平方キロと、第2原発近くの3平方キロ。政府は昨年12月、福島県と関係する双葉郡4町に方針を伝え、同意を要請した。

 第2原発近くが楢葉町波倉地区に当たる。町はこれまで、町内の除染で出る比較的濃度の低い廃棄物に限ることを前提に、受け入れを検討するとしてきた。
 一方の政府は貯蔵施設を、福島県内で出る高濃度の放射性廃棄物を含む保管場所と位置付ける。町の見解と食い違う。住民グループが意思表示の機会を求めたのは当然といえる。

 国有化を要請する際、政府は「30年以内に福島県外で最終処分する」と約束した。
 が、どこに、どんな方法で処分するのかという肝心の議論は進んでいない。
 貯蔵施設がそのまま最終処分場になることを住民は疑っている。
 「何の説明もないまま計画が進んでいる」「先祖代々の墓や田畑を失う悔しさが分かるのか」といった住民の憤りが聞かれる。
 除染作業は復興に欠かせないけれど、避難者の帰還や住民の生活再建につながらなければ意義は薄らぐ。双葉郡の復興への道のりを具体的に描いた上で、貯蔵施設の在り方を詰めるべきだ。
 被災者への支援方針の遅れ、除染に伴う汚染水の垂れ流し、後手に回った第1原発の汚染水漏れへの対応…。国の不手際に、福島の人たちは不信を募らせている。・・・・」(信濃毎日 社説 1月12日)

・中間貯蔵用地を国有化 政府、15年稼働めざす (日経 2013/12/11)
 東京電力福島第1原子力発電所事故の除染で出た汚染土を保管する中間貯蔵施設の建設が動き出す。政府は11日、東電任せで遅れている除染の加速へ、原発周辺の土地を国有化するため、来年度予算に約1000億円を計上する方針を固めた。国が前面に出る姿勢を打ち出し、2015年1月の稼働を目指す。地元自治体から同意を得るには、用地の買収価格と地域振興対策がカギとなる。

 石原伸晃環境相が同日、安倍晋三首相に具体案を説明した。最終候補地は福島県大熊町、双葉町、楢葉町を南北につなぐ国道6号より太平洋側の約20平方キロメートルの地域。
 除染で出た土や廃棄物を保管する施設のほか、比較的高い放射性廃棄物の保管庫、草木や汚泥を焼却して容積を減らす施設などを建設。
 最大で東京ドーム23個分に当たる2800万立方メートルを30年ほど保管する。総事業費は1兆円を見込む。

 広大な土地を確保することで、住民の不安を減らす緩衝地帯にするほか、施設完成までの仮置き場として活用する。一帯を買い上げることで住民間の補償格差が縮小し、施設ごとに飛び地で土地を購入するよりも用地取得が進むとみている。
 石原環境相と根本匠復興相が14日に、福島県の佐藤雄平知事や3町長らと福島市内で会い、建設への同意を要請する。福島県と3町は受け入れるかの検討に入り、町議会や住民説明会などで、国に詳しい説明を求める。
 地元が関心を寄せるのは、用地の買収価格と地域振興対策だ。土地代金は避難者の生活再建の原資になる。東電が賠償済みの土地をどう評価するかなどが焦点になる。
 3町は施設の建設が住民の帰還断念につながり、復興の足かせになることを懸念している。建設予定地の周辺住民の反発もあり、振興策が求められることは必至だ。
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「批評する工房のパレット」内の関連ページ
⇒『福島と生きる』 メールマガジン特別号 No.5-2 黒田節子さん(原発いらない福島の女たちの会)インタビュー(2)  2014年2月1日

・・・
●「手賀沼終末処理場」(千葉)問題

・「汚染焼却灰の撤去を」 周辺住民、県を提訴
 放射性物質に汚染された焼却灰が県の手賀沼終末処理場(我孫子、印西両市)内の施設に一時保管されている問題で、施設は安全性を欠き健康を害する恐れがあるとして、両市の住民32人が(1月)7日、県を相手取り焼却灰の撤去を求める訴訟を地裁松戸支部に起こした。
 県は同処理場で、国の埋め立て基準を超えた1キログラム当たり8千ベクレル超の放射性セシウムを含む焼却灰を管理。一時保管施設は鉄骨造りのテント型倉庫で、訴状では「利根川の氾濫や強風で浸水、倒壊の恐れがあり、放射性物質が流出する危険性もある」と主張している。

 また、原告団は住民の合意なく施設の設置を決めた県の対応も問題視。 原告代理人の及川智志弁護士は同日、松戸市の県弁護士会松戸支部会館で記者会見し、
 「県は住民の意思を無視している。県民の健康と安全を預かる行政として失格」と批判した。

 原告団事務局長の小林博三津さん(63)=我孫子市=は「本来、焼却灰は各自治体で保管すべきもの」と指摘。計約526トンの焼却灰を施設に搬入した松戸、柏、流山の3市に対して、今後も焼却灰の持ち帰りを求めて働き掛けを続けていくという。
 周辺住民は焼却灰の搬入直前の2012年12月、施設の安全性が確保されるまでの運び込み停止を訴え、国の公害等調整委員会に調停を申し立てたが、県は安全性を繰り返し強調。
 昨年12月に調停が打ち切られたため、周辺住民が提訴に踏み切った。
 県資源循環推進課は「訴状が届いておらず、コメントできない」としている。(ちばとぴ)

・汚泥焼却灰、不安の声根強くコンテナを密閉−−手賀沼処理場
 手賀沼終末処理場(我孫子市・印西市境)で保管されている指定廃棄物の汚泥焼却灰について、県は飛散や流出を防ぐ措置を強化する。周辺住民に不安の声が根強いことから、保管容器を接着剤で密閉し、安全性を高めるという。

 同処理場では、放射性セシウム濃度が1キロ当たり8000ベクレル超の焼却灰約380トンを、折りたたみができる柔軟性のある材料で袋状に造られたフレキシブルコンテナ800袋に分けて、それぞれ口をひもで縛り、仮設倉庫で一時保管している。今後はフレキシブルコンテナの口部分を接着剤で密閉する。
 県は今年の台風シーズン前の夏には全作業を終わらせたいとして、4月から作業を開始するという。 同処理場では、建屋内でも8000ベクレル超の焼却灰約170トン(339袋)を保管しているが、仮設倉庫より頑丈なため現状のまま保管する。(毎日 1月20日 宮地佳那子)
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・高レベル放射性廃棄物:ガラス固化体、英から132本返還 六ケ所村に4月到着
 電気事業連合会と日本原燃は5日、使用済み核燃料の再処理を委託したイギリスから、ガラス固化体132本が近く返還されると発表した。海路で輸送され、4月に六ケ所村のむつ小川原港に到着する見込み。返還は昨年2月以来となる。
 ガラス固化体はフランスで1310本、英国で約900本が再処理されていて、フランスからはすべて返還され、イギリスからは132本が返還されている。(毎日新聞 2月06日 地方版 酒造唯)

2014年2月7日金曜日

福島第一観測井戸 再計測で500万ベクレル検出

福島第一観測井戸 再計測で500万ベクレル検出

 東京電力は6日、福島第一原発の護岸の観測井戸の地下水に含まれる放射性ストロンチウムの値が過去最高の1リットルあたり500万ベクレル検出されたと発表した。計測に誤りがあり、測り直したところ、これまで想定した値よりも大幅に高かった。
 東電は昨年9月以前にほかの観測井戸で採取した汚染水の値も違っている可能性が高いという。
 東電によると、500万ベクレルが観測されたのは、2号機のタービン建屋海側の取水口近くの観測井戸。昨年7月5日に採取した地下水について、東電は当初、ストロンチウムを含むベータ線を出す放射性物質全体の値を同90万ベクレルと発表していた。

 東電によると、今回新たに計測した値からみて、ベータ線を出す放射性物質全体の濃度は1千万ベクレル前後になるという。
 ストロンチウムの値がベータ線を出す放射性物質全体の値より高く出て矛盾が生じたため、東電は昨年6~11月に採取した海水や地下水など約140件分の値を公表せず、計測もやめていた。東電は分析機器の誤操作が原因とし、改めて計測し直した。
 東電は、地下水の汚染は、事故直後に海に漏れた超高濃度の汚染水の一部が地中に染みこんだものとみている。(朝日電子版)
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・原子炉注水用汚染水漏えい=福島第1原発、600リットル—東電
 東京電力は6日、福島第1原発屋外で、1〜3号機の原子炉へ注水するための汚染水が漏えいしたと発表した。汚染水にはストロンチウム90などのベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり2800ベクレル程度含まれているという。

 東電によると、6日午前11時5分ごろ、作業員が一時貯蔵用タンクにつながる配管から汚染水が漏れているのを発見。水中から固体異物を除去する器具の圧力を表示する計器付近で漏れており、その弁を閉めたところ、漏えいは止まったという。漏えい量は約600リットルと推定され、地面に染み込んだ。
 漏れた汚染水は、ガンマ線を出すセシウムや塩分は大幅に除去されている。東電が汚染水を貯蔵するタンク群を囲むせきの水を外部に放出する際の暫定基準値はストロンチウム90で同10ベクレル未満。 東電は原子炉注水に影響はないと説明している。(時事)
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・福島原発の汚染水、年内に米西海岸到達の可能性-住民が懸念 
  2月4日(ブルームバーグ):東京電力福島第一原発から海に漏れている放射性物質を含む汚染水が年内に米西海岸に到達する可能性があり、一部米国住民の間で懸念が強まっている。。
サンフランシスコ湾岸の地方自治体フェアファックスは昨年12月6日、沿岸の魚介類に対する検査を強化する決議案を可決した。
 海洋学者や放射線学者らは現在の海洋の放射線レベルから判断して、そうした懸念には根拠がないとの見方を示している。

 福島第一原発からの汚染水は、カリフォルニア州ディアブロ・キャニオンのような他の原発から出る放射線物質と混じり合う見込み。通常の稼働でディアブロ・キャニオン原発は福島第一原発よりも多くの放射性物質を海に放出している。ただし、危険なアイソトープ(放射性同位体)は福島原発より少ない。

原題:Fukushima Wash-Up Fears in U.S. Belie Radiation Risks:Energy(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:東京 Jacob Adelman jadelman1@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Peter Langan plangan@bloomberg.net;Jason Rogers jrogers73@bloomberg.net
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・福島第1原発:地下水…原子炉建屋以前でくみ海に放出計画
 東京電力福島第1原発の汚染水対策で、経済産業省は3日、地下水が原子炉建屋に流れ込む前にくみ上げて海へ放出する「地下水バイパス」計画の運用方針案を公表した。放出する水質について、放射性物質の濃度が通常原発で適用されている法令基準の約2割と厳格化した。
 全国漁業協同組合連合会の岸宏会長は記者団に「計画の必要性は認識しているが、国が内外にデータを開示し、風評被害対策を取るよう要請した。その対応を見極めた上で判断したい」と述べ、即答を避けた。
 目標値はセシウム134、同137が1リットル当たり各1ベクレル、ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質の総量(全ベータ)が同5ベクレル、トリチウムが同1500ベクレル。この目標値は法令基準の約2割で、毎日水を2リットルずつ飲んでも年間の被ばく量は0.22ミリシーベルトで健康には影響ないとしている。

 地下水を貯留タンク9基に一時保管して目標値の達成を確認後、放出する。超過の場合は放出を止め、地元の不安が強い全ベータが同1ベクレル未満に浄化後に放出を再開する。
 汚染水は、山側から1日400トンの地下水が建屋に流入することで発生している。計画では、山側の12本の井戸からくみ上げ、流入量を最大290トンに抑える。計画は昨年5月に東電が福島県漁連に示したが、相次ぐ汚染水漏れなどで理解を得られていない。
 地下水バイパス用の井戸からは昨年、最大1リットル当たり1000ベクレルのトリチウムが検出された。1月30日現在では同860ベクレルとなっている。【山田大輔、鳥井真平】

◇トラブルで信頼失った東電…漁業者に丁寧な説明を 
 地下水が原子炉建屋に流入する前にくみ上げる「地下水バイパス」が昨年、実施できなかった理由は、廃炉作業でトラブルが多発し、東京電力に対する信頼を失ったことが大きい。漁業者の理解を得るには、計画に対する丁寧な説明と、具体的な風評被害対策が不可欠だが、廃炉作業を着実にこなすことも重要だ。

 東電は昨年3月、地下水バイパスの設備を完成し、同5月、稼働に向けて地元漁協と協議に入った。だが、その前後から地下貯水槽や貯蔵タンクからの汚染水漏れ、作業ミスによる各種装置の停止などトラブルが相次いだ。地元漁協は、こうした状況で地下水バイパスが実施されると、水産資源への風評被害が避けられないとして反発、計画は頓挫した。
 汚染水を保管する貯蔵タンクの容量や設置場所が限られる中、地下水バイパスを使えば汚染水の発生を1日100トン程度抑えられる可能性がある。東電は3日の記者会見で「非常に重要な対策」と理解を求めたが、日ごろから他の作業を含め一層の説明責任を果たすことが求められる。【鳥井真平】 (毎日新聞 2月04日)
・・

・福島第一 格納容器から汚染水漏えい? 2400万ベクレル
 東京電力は(1月)19日、前日(18日)に福島第一原発3号機の原子炉建屋内で発見された漏えい水について、ストロンチウムなどベータ線を出す放射性物質の濃度が1リットルあたり2400万ベクレル、セシウム137が同170万ベクレル、セシウム134が同70万ベクレルと極めて高濃度の汚染水であることを発表した。

 この漏えい水は、18日に3号機原子炉建屋のがれき除去用ロボットのカメラ画像から発見されたもので、同建屋1階床の排水口に幅約30センチで流れ込んでいる。
 建屋外への漏えいはないが、漏えい箇所の空間線量率が1時間あたり30ミリシーベルトあり、水温も20℃と、原子炉に注入している冷却水(水温7℃)より高くなっている。(「ハザードラボ」)

2014年2月6日木曜日

サパティスタの『小さな学校』から-チアパス現地報告会

サパティスタの『小さな学校』から-チアパス現地報告会

○カラコル(蝸牛)のようにゆっくりとしたサパティスタ自治構築の歩み/小林致広
○ラ・ガルーチャでの日々/佐々木祐
○ラ・レアリダーでの日々/柴田修子

□2014年3月2日(日曜)
□京都・かぜのね 多目的スペース
 京都市左京区田中下柳町7-2
 京阪「出町柳駅」出口⑥より徒歩1分 TEL 075-721-4522 http://www.kazenone.org

□14:10 開場  14:30 開始 (16:30終了予定)
□参加費 500円
□主催 メキシコ先住民運動連帯関西グループ
DQM06014@nifty.com

 新自由主義への断固たる決別と、可能なもう一つの世界への扉を開いたサパティスタ民族解放軍(EZLN)の武装蜂起から20年が経過しました。その間、武装闘争の放棄、先住民自治を求めた政府との交渉、既存政党との歩み寄りと決裂、自治区再編と新な自治体制「カラコル」の創設、政党政治を批判する多様な人々との協働など、必要に応じて戦略を変えながらサパティスタたちの運動は存続してきました。

 こうした一連の動きのなか、2013年夏から、メキシコ内外の人々に向けて、サパティスタの実践する自治の具体的なあり方を村人との共同生活のなかで学ぶことのできる「小さな学校(エスクエリータ)」という取り組みが始まっています。彼らにとって自治とは何を意味するのか? 村の現状は? どんな問題に直面しているのか? 目出し帽の背後にある、ひとびとの素顔は?

 今回の企画では、サパティスタによる自治構築の歩みを概観するとともに、昨年末に行なわれた第二回「小さな学校(エスクエリータ)」に参加した2名による現状報告を行います。20年という闘争の蓄積の上に構築されつつある、現在進行形の「自治」のひとつの経験をみなさんと共有できたら、と思っています。多くのかたがたのご参加をお待ちしております。なお終了後にかぜのねで交流会も予定してます。

□チラシ PDF B5サイズ (活用配布大歓迎)
http://homepage2.nifty.com/Zapatista-Kansai/14030201.pdf
http://homepage2.nifty.com/Zapatista-Kansai/14030202.pdf

「辺野古 No」! New Wave to Hope

「辺野古 No」! New Wave to Hope

国内外へ 市民グループ発足(沖縄タイムス)
 若者や子育て世代で米軍普天間飛行場の辺野古移設を止めようと、県内の20~50代市民からなるグループ「New Wave to Hope(ニューウエーブトゥーホープ)」が1月25日に発足した。 活動の様子や沖縄の現状を動画で撮影し、インターネットで国内外に伝える予定。共同代表の中村ヒューバー和恵さん(47)は「平和について気軽に話せる場をつくりたかった。日米政府を動かす新しい波にしたい」と話す。
 県民の意向を無視して辺野古移設を強行しようとする政府に危機感を覚えた有志で発足。
 ケネディ米駐日大使が来県する11日午後0時半から那覇市の県民広場で、大使に辺野古移設反対を訴える集会を開く。
 
 活動方針は「一人一人ができるときに、できることを」。共同代表は連絡係とし、メンバーをあえて固定しないことで参加しやすい雰囲気を目指す。
 年末年始の知事公舎前の抗議行動をスマートフォンで生中継した那覇市の大城史也さん(24)は「普通の市民が基地のことを話す姿を伝えるインパクトは大きいと思う」と期待する。
 辺野古出身の金城尚美さん(45)は、沖縄戦で被弾した父の背中を見て育った。「父と同じ思いで、子や孫たちに平和な沖縄を残すために参加した」と話す。
 会は幅広い世代の参加を呼び掛ける。

・・・
・「辺野古阻止 権限の乱用」 島尻氏 参院予算委で
「【東京】島尻安伊子参院議員(自民)は5日の参院予算委員会で、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設について、
 「(稲嶺進名護市長が)市長権限で阻止すると主張している。主張は自由だが、これではただ混乱が続くだけ。行政事務は法令に従って行うべきだ。行政権限の乱用(???)は地方自治上問題だ」
と、移設阻止を訴える稲嶺市長の対応を批判した。
 その上で、安倍晋三首相ら関係閣僚に対し「普天間飛行場の5年以内の運用停止イコール早い辺野古移設。(埋め立て工事に向け)違法な妨害活動(???)を阻止するため、県警や海上保安庁が先んじて対策を取るべき(!!!)だ」と要求した。 ・・・・」(沖縄タイムス)
 

2014年2月1日土曜日

オバマ大統領と安倍首相に、辺野古新基地の断念と普天間の 即刻返還を求める国際署名運動

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・辺野古、海外著名人に協力要請 移設反対で名護市長
 名護市の稲嶺進市長は3日、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設に反対する声明を出した映画監督オリバー・ストーン氏ら海外の著名人29人に手紙を出すなどして、協力を呼び掛ける考えを明らかにした。名護市役所で記者団の質問に答えた。

 稲嶺氏は「市長選で民意が示されたにもかかわらず、強引に移設を進める政府に世界から非難の声が上がっている」と指摘。訪米に意欲を示し、ストーン氏ら著名人と一緒になって訴えたいと話した。(西日本新聞)

・知事への抗議可決 辺野古移設で名護市議会
 名護市議会は3日の臨時会で、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設に向けた埋め立て申請を承認した仲井真弘多知事に抗議し、撤回を求める意見書を賛成多数で可決した。
 意見書は、1月19日の名護市長選で辺野古移設に反対する稲嶺進市長が再選され、市民の民意を仲井真知事は重く受け止めるべきだと強調している。
  また知事は昨年12月、安倍晋三首相が示した基地負担軽減策に「驚くべき立派な内容」と感謝したが、意見書は「県民の総意とかけ離れており、県民代表の資格はない」と訴えた。
  仲井真知事の埋め立て承認に対しては、那覇市議会や嘉手納町議会なども抗議の意見書を可決しているほか、沖縄県議会と北中城村議会は知事の辞職を求める決議を可決している。(共同通信)

●仲井真弘多沖縄県知事の辺野古埋め立て承認に抗議し、撤回を求める意見書

・・・

★★署名運動のサイト★★
日本語版は http://change/1glVJSw
英語版は http://change/1ecQPUJ

ツイッター用の案内例:
【世界の著名人・識者らが呼びかける、オバマ大統領・ 安倍首相に辺野古基地断念を要請する国際署名運動!署名と拡散のお願い】日本語版 http://change/1glVJSw  英語版http://change/1ecQPUJ  賛同人オリバー・ストーン、 マイケル・ムーア他

Join Oliver Stone, Michael Moore and others in petition to ask Obama and Abe to give up new US base in Okinawa http://change/1ecQPUJ

 この署名運動開始に先立ち、1月7日、「世界の識者 文化人沖縄声明」として、29人が賛同した声明を発表し、日本、沖縄、世界のメディアでも広く報道されました。 映画監督のオリバー・ストーンとマイケル・ムーア、言語学者ノーム・チョムスキー、ノーベル平和賞マイレード・マグワイア、歴史家ジョン・ダワー、著述家ナオミ・クライン、ジョイ・コガワなどが連名。

⇒1月7日のプレスリリースと声明、報道リンク集などをまとめたページ
http://peacephilosophy.blogspot.ca/2014/01/blog-post_8.html

 そして、新基地を造らせない立場の稲嶺ススム名護市> 現職市長の再選を経て、賛同人が100人を超えた時点で 第二のプレスリリースを出し、同時に国際署名運動をスタートさせました。
 新しく加わった中には、平和学者ヨハン・ガルトゥング、医師で反核運動家のヘレン・カルディコット、生物学者・環境運動家のデイビッド・スズキ、政治学者カレル・バン・ウォルフェレンなどがいます。

 この10か国以上、103人の著名人・学識者・文化人・NGO代表者・長年運動に携わってきた人々に、署名をすることでジョインしてください。
 今後の行動などについては署名サイトで随時お知らせしていきます。また、英語での案内を↓に貼りつけています。このままコピーして、海外のお知り合いなどに送ってください。

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英語でメールを書くときのタイトル例:
Join Oliver Stone, Michael Moore and others in petition to ask Obama and Abe to give up new US base in Okinawa

メールの本文例:
Please sign, and spread petition campaign to ask Obama and Abe to give up new base plan in Henoko
and return Futenma immediately.
Sign now at http://change/1ecQPUJ (Japanese version: http://change/1glVJSw )
Please share as widely as possible, through email, Facebook, Twitter, and blogs.

Twitter example:
Join Oliver Stone, Michael Moore and others in petition to ask Obama and Abe to give up new US base in Okinawa http://change/1ecQPUJ

Our statement ( http://p.tl/vZzS ) of January 7, signed by 29 prominent scholars and artists, received wide international media attention, especially from outlets across Japan.  It helped to empower and invigorate the people of Okinawa, who were appalled by Governor Nakaima's year-end capitulation to forces who want to build a large new U.S.Marine base on the island.  On January 19, voters of Nago City, where the base construction is planned, re-elected Mayor Inamine, who opposed the base construction.

103 signatories include linguist Noam Chomsky, academy award winning film makers Oliver Stone
 and Michael Moore, Nobel Laureate Mairead Maguire, historian John Dower, environmental activist David Suzuki, writers Naomi Klein and Joy Kogawa, and pioneer of peace studies Johan Galtung. Please join them by signing and help bring justice to Okinawa.

For signing, and for more information, go to: http://change/1ecQPUJ

Thank you!
Satoko Oka Norimatsu
Peace Philosophy Centre http://peacephilosophy.com
Asia-Pacific Journal: Japan Focus http://japanfocus.org
Facebook: Peace Philosophy Centre;
Twitter: @PeacePhilosophy

『福島と生きる』 メールマガジン特別号 No.5-2 黒田節子さん(原発いらない福島の女たち)インタビュー(2)

『福島と生きる』 メールマガジン 特別号No.5-2
――息長く〈福島〉とつながり続けるために――
2014年2月1日発行(不定期刊)
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インタビュー
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黒田節子さん(原発いらない福島の女たち http://onna100nin.seesaa.net/)
――「しびらっこく、なィ」 福島の状況は危機的 でも決してあきらめません

パート2
<目次>
 III 核のごみの処分は日本全体の問題
 IV 国の政策の背後にIAEA
 V 多様で互いを認め合う新たな運動を「しびらっこく」続けたい


III  核のごみの処分は日本全体の問題

Q  去年12月、政府は除染で出た汚染土を保管する中間貯蔵施設について、双葉、大熊、楢葉の3町に建設受け入れを要請しました。
 避難区域の住民の中には、どうせ帰還できないならそこに中間貯蔵施設を作ってほしい、という意見もあれば、そうなれば永遠に帰還できなくなるという意見もあり、簡単には答えが見つからない問題です。
 これら住民の間でも意見の割れる問題については、まず住民同士がまず議論を重ね解決策を探っていくしかないと思いますが、そのような動きはあるのでしょうか。

黒田  除染で出た残土を詰めた袋(フレコンパック)が人の住む場所に野積みになっている光景を、福島市でも郡山市で見かけます。私の自宅近くにも、すぐ手が届くところにフレコンパックが置かれていて、外へ行くには必ずその横を通らないといけないという状態です。

 除染には多重搾取などの労働環境のひどさやその費用対効果など、多くの問題があります。ただ、除染作業は地元民にとっては日銭が稼げるという側面もあります。 作業に従事している人たちの中には避難してきた人たちもたくさんいて、その構造は複雑です。除染やオリンピックにかけるたくさんのお金を、子どもたちの保養や避難などに使って欲しいということは声を大にして言いたいところですね。

 中間貯蔵施設をめぐっては、いくつもの問題が絡み合っています。家屋敷や田畑をたくさん持っている人たちは、いくら賠償金をもらったとしても、当然、土地に愛着を持っていますから、自分の故郷に貯蔵施設ができるのは反対という人が多い。

 一方、その土地に財産を持っていない人たちは比較的あきらめやすい。そこでも住民の分断ができてしまう。 これまでは、仮置き場などを作るとき事前に打診がありましたが、それでは埒が明かないというので今後は国が指定する方向になるそうです。3町村にまたがって作られるという中間貯蔵施設が、多分、最終処分場になるのでしょう。国のやり方は巧みですね。

 私たちは、放射性廃棄物は、東電の広大な敷地に持っていくしかない、その場合でも焼却処分は絶対だめ、と以前から主張してきました。この問題は現在進行形で事態が動いているので、しっかりと見ていく必要があります。

Q  容易に答えの出ない問題ですが、まず住民の間で議論されなければならないことは確かです。

黒田  これまでの話し合いはほぼすべて、ごく一部の地権者との一方的な話し合いです。説明会も形だけ、反対意見の人や村外の人は最初からシャットアウトする、というやり方でした。日本は民主主義の「み」の字もない国だということがよく分かります。
 福島第一の敷地にもっていくしかないにしても、その決定に至る過程が問題です。いまは国が強権的にやろうとしています。

 これは福島だけの問題ではありません。核のごみをどうするかは日本全体の問題ですから、日本全体で考えていかなくてはなりません。また、放射能ごみの減容化に向けてさまざまな試みが行われていますが、焼却処分は受け入れられません。バグフィルターによって十分に除去できないことが明らかになっているからです。


IV 国の政策の背後にIAEA

黒田  現在の国の方針は「福島はちょっと除染すれば大丈夫」という路線です。人の命を何だと思っているんでしょうか。帰還させて健康が蝕まれても現状を維持したい。福島県自身がそういう方針ですが、その大本にあるのはやはり国の方針でしょう。
 さらにその背後には国際原子力機関(IAEA)の存在があると私は思います。IAEAは原子力の国際的推進の中心機関、いわゆる原子力マフィアです。そのIAEAの施設を福島県田村市に作る計画があります。その施設で小中学生に「放射能文化」を学ばせるのだそうです。

 実は、原発推進派もチェルノブイリの経験から周到に学んできたのです。
 チェルノブイリ後、いかに人々を「平定」していったかを学び、それを福島に適用しようとしています。その先頭に立つのが、国際放射線防護委員会(ICRP)主委員会副委員長のジャック・ロシャール氏率いる「エートス(ETHOS)」です(注2)。
 彼は放射能は勉強をすれば大丈夫だ、子どもたちに科学者になる道を与えるため施設を作る、と主張し、それを具体化し始めています。日本一国にとどまらず、そういう大きな国際的な流れに沿って国の方針が出てきているのだと思います。 

 いまの世界をある意味で牛耳っているとも言える原子力帝国、それを代表するIAEAの出先機関が福島に作られるなんて、大変なことです。被害の中心地にわざわざ乗り込んできて、子どもたちに「放射能の勉強をすれば大丈夫だ」という教育をしようとしている。

 施設ができる田村市では、工業団地で使い手がなくて赤字だった場所に、県が後押しする国際的な大きな施設ができるというので歓迎ムードです。住民説明会に「女たち」のメンバーが参加して、どういう施設なのか、IAEAとはどういう機関なのかを訴えたのですが、「IAEAって何?」という程度の理解です。

※注2: チェルノブイリ事故後、欧州委員会によってベラルーシで行われた住民の生活回復プロジェクト(1996-2001)。除染、農業の復活、放射線防護の取り組みが、住民が自主的に参加する形で行われた。
 2011年から福島県でも「福島のエートス」という住民有志グループが活動を行っている。「エートス」をめぐってはさまざまな議論がある。資料として以下を参照。
http://besobernow-yuima.blogspot.jp/2012/07/blog-post_14.html
Q3  そうしたことを念頭に、原発の再稼働問題にとどまらず、いまの日本のあり方そのものをどうするのかを考えると、2014年の福島県知事選は重要な節目ではないでしょうか。これについてはどうお考えですか? 

黒田  県知事がもつ力の大きさを考えると知事選は重要です。だから、多忙な「女たち」でも知事選に取り組むことができればと思っています。これまでは「選挙はちょっと・・・」と思っていたのですが、いまの福島はそんなことは言っていられない状況です。
 県知事が本当に全身全霊で福島の代弁者となってくれれば、国に対して大きな力になります。知事はそのためにいるのです。本来の役割を果たしてくれる人に知事になってほしいです。


V 多様で互いを認め合う新たな運動を「しびらっこく」続けたい

Q  国にしても県にしても、いまの政策を変えさせるには、大きな壁が立ちはだかっています。それを少しでも変えていくために、全国の人たちは何ができるでしょうか?

黒田  大前提は原発を再稼働させないことです。こんなことが再び起きたらとんでもないことになります。こんな事態になってもなお再稼働なんて、断じて許すことはできません。
 いま原発再稼動阻止全国ネットワークができています。先日、鹿児島県の川内原発再稼働反対集会に行ってきましたが、1800人が集まりました。その前の愛媛県伊方原発での集会には8000人が集まったそうです。地方ではこれはすごい参加者数なんです。そういう集会に「女たち」のメンバーが交代で参加するようにしています。

 やはりどこでも女性が頑張っていて、そういう女性たちと具体的な結びつきを作っていきたい。これまで運動を担ってきた男性たちの豊かな経験に学びつつ、新しいやり方で緩やかで暖かいネットワークを作っていきたいですね。
 運動を進めるにあたって意見の違いはあって当然です。一人ひとりがやりたいことをやり、それを互いに尊重し合う、そういうおおらかさが大事です。「女たち」は自分たちのやり方が絶対、などとまったく思っていません。それを前提に、柔らかくつながっていく運動をめざしたいと思っています。そして、この運動は長期戦なので、ちゃんと休みながらやることが大事です。

 そういう運動が各地に芽生えていますよ。たとえば、鹿児島県南大隅町が放射性廃棄物最終処分場の候補に上ったことが明らかになったとき、最初に反対の声を上げたのはごく普通の女性たちでした。自分たちが守るべきものは何かをちゃんと知っている人たちです。「女たち」はその女性たちと知り合いになり、今後も交流していこうと決めています。

 どこの原発立地地域でも女性たちが表でも陰でも頑張っています。女だけがやればいいわけではありませんが、川内原発でも玄海原発でも、いままでとはひと味違うやり方で運動を進めていて、私たちも学ぶことが多いです。
 それをどう国政の変革につなげていくか。「子ども・被災者支援法」が骨抜きにされたといっても、それで終わりではない。福島はそれであきらめるわけにはいかないのです。今後も運動に波はあるでしょうが、決してあきらめません。「しびらっこく」やっていきます。

 「しびらっこく」というのは福島の方言で、したたかに、粘り強く、あきらめないという意味です。「女たち」のスローガンは「しびらっこく、なィ」(「しびらっこく、ね」)がいいなァと私は思っています。
 この運動は、私たちが生きている間にどこまで変わっていけるかという、本当に永い闘いになります。だから、自分たちをあまり傷つけないやり方で、あまり疲れないようにやっていくことが大事です。

 その点では、男の人たちはどうも考え方が硬いですね(笑)。「自分たちのやり方が一番だ」と思っているところがある。ある人が「豊かな山とは種多様な木々や動植物をもつ山だ」と言っています。植林して一種類の木しかない山は生態系としては貧しいのです。

 人間社会もそれと同じで、異なる者同士が認め合う社会の方が絶対にいい。実際、とりくむべきテーマがこんなにたくさん出てきてしまって、正直、どうしていいか分からない状況だとも言え
ます。これだけやっていればいい、などということは現実にはあり得ないのです。

 だから、それぞれの得意分野にとりくみながら、お互いを認め合って、手を取り合ってやりましょう、というのが私たちの考え方です。いろいろなレベルで権力をもたなかった女たちは、そういう方法を自然に実践しているのだと思います。 

Q  最後に、このインタビューの読者に一言、お願いします。

黒田  「女たち」のメンバーはみな、相当無理をして活動しています。それでも「しびらっこく」、そして多様性を大事にしながらこれからもやっていきたいと思っています。
 一人ひとりが自分のできることを「しびらっこく」やっていきましょう。


(2013年12月23日のインタビューをもとに構成。
インタビュアー/文責:『福島と生きるメールマガジン』)

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『福島と生きる』 メールマガジン特別号 No.5-2 (2014年2月1日発行)
※『福島と生きる』メールマガジンは、『福島と生きる--国際NGOと市民運動の新たな挑戦』の共同執筆者の団体や活動の関連情報を発信していきます。

発行人=中野憲志・藤岡美恵子(『福島と生きる--国際NGOと市民運動の新たな挑戦』共編者)

2014年1月30日木曜日

市民科学研究室よりのイベント案内

市民科学研究室よりのイベント案内
http://www.shiminkagaku.org/


・2月8日(土)
高木学校 第17回市民講座
「原発事故 - 放射線被ばくと老化の促進」
http://takasas.main.jp/event_140208.php

・2月9日(日)
人骨発見25周年企画
「七三一部隊員は語る」
http://blog.goo.ne.jp/hainan-net/e/ad760a74cfd1e34fad7810060c371f7d

・2月22日(土)
電磁波とリニア新幹線問題
http://www.cnic.jp/5556

・2月22日(土)
日本医師会総合政策研究機構・日本学術会議共催シンポジウム
「福島原発災害後の国民の健康支援のあり方について」
http://www.med.or.jp/people/info/seminar/001331.html

・3月1日(土)
福島原発事故 被害者証言集会
http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/2014/01/blog-post.html

・3月1日(土)
第五福竜丸60年の記念のつどい
http://d5f.org/event.htm

・『遺言 原発さえなければ 福島の3年間─消せない記憶のものがたり』上映会
http://yuigon-fukushima.com/

2014年1月25日土曜日

国連・人権勧告の実現を!─すべての人に尊厳と人権を─ (1/25 東京)

国連・人権勧告の実現を!─すべての人に尊厳と人権を─ (1/25 東京)

 日本の人権状況について、国連の人権条約機関から相次いで勧告が出されています。昨年12月14日に行われた「国連・人権勧告の実現を!─すべての人に尊厳と人権を─」集会では、指摘されている日本の人権課題の解決を求めるキャンペーンを進めていくことになりました。
 その一環として、1月25日に東京・代々木公園で集会を開き、渋谷周辺でのデモンストレーションが行われます。
 安倍政権下の反動的な人権政策をただし、多民族・多文化共生社会と人権確立をめざす上で、このキャンペーンは重要な役割を持っています。多くの方の参加を呼び掛けます。

日時:1月25日(土)13:30~集会開始  15:00~デモ出発
場所:東京・渋谷区「代々木公園野外ステージ」  (JR「渋谷駅」「原宿駅」下車)
    地図 http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/facilities039.html
内容:発言 
田中宏(のりこえネット共同代表)、ましこりか(原発避難者)、今村登(DPI日本会議)他、
女性、移住労働者、被差別部落、沖縄問題などの関係団体からのアピール

デモ:代々木公園→渋谷駅→神宮通公園
呼掛け:「国連・人権勧告の実現を!」実行委員会 (電090-9804-4196長谷川)

■詳しくはこちら http://jinkenkankokujitsugen.blogspot.jp/
 

再稼働を許すな! 原発立地県報告集会 (2/4 東京)ほか

再稼働を許すな! 原発立地県報告集会 (2/4 東京)ほか

 昨年7月の原子力規制委員会による「新規制基準の導入」により、9原発16基の原発が新規制基準の適合性に係る審査を申請しています。そのうち、高浜原発(福井県・関西電力)の審査が夏までに終わる見通しが立ったことで、原発再稼働の可能性が高まってきたといえます。
 再稼働を許さない闘いを進めていくため、各原発の状況を報告する集会を開きます。どなたも参加出来ます。

日時:2月4日(火)18:30~
会場:千代田区神田駿河台「連合会館」5階501会議室
   (地下鉄「新御茶ノ水」「淡路町」「小川町」、JR「お茶の水」下車)
    地図 http://rengokaikan.jp/access/
内容:北海道、福井、愛媛など原発立地県からの状況報告、各地アピール
主催:原水禁(電03-5289-8224)

■詳しくはこちら http://www.peace-forum.com/gensuikin/katsudou/140204yotei.html

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高レベル放射性廃棄物の最終処分を考える東京集会 (2/3 東京)

 北海道・幌延町で研究している「核のゴミ(高レベル放射性廃棄物)」の 「地層処分」は、「核兵器物は持ち込まない」という約束になっています。しかし、政府は最終処分候補地選びの「文献調査」の申し入れを行おうとしています。このままでは、幌延がなし崩し的に最終処分地にされかねません。「地層処分」を止めさせ、「核のゴミ」問題を考える東京集会を2月3日に開きます。

日時:2月3日(月)18:30~
会場:東京・千代田区 日比谷公園内「日比谷図書文化館・ホール1
   ((地下鉄「霞ヶ関駅」「日比谷駅」) ※地図 http://hibiyal.jp/hibiya/access.html
内容:幌延現地報告、北海道全体の取り組みと要請、その他アピール
主催:北海道平和運動フォーラム、原水禁、原子力資料情報室ほか
連絡先:原水禁(電03-5289-8224)

■詳しくはこちら http://www.peace-forum.com/gensuikin/katsudou/140203yotei.html

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電磁波とリニア新幹線問題 (2/22 東京)

 私たちの生活には、電気と電化製品は欠かせないものとなっています。しかし、電気・電化製品から「電磁波」と呼ばれる光の波のようなものが常に出ていて、健康影響が問題となり、諸外国では厳しい規制が行われています。
 「電磁波」とどのようにつきあっていけばいいのかを考え、大量のエネルギーを必要とする「リニア中央新幹線」計画が本当に必要なのかを考えます。

日時:2月22日(土)13:30~16:30
会場:東京・千代田区 日比谷公園内「日比谷図書文化館・ホール1
   (地下鉄「霞ヶ関駅」「日比谷駅」) ※地図 http://hibiyal.jp/hibiya/access.html
講師:荻野晃也さん(元京都大学工学部、電磁波環境問題研究所)
資料代:500円
主催:原水禁、再処理いらない!首都圏市民のつどい、反原発出前のお店、日本消費者連盟、 原子力資料情報室、高木学校、リニア・市民ネット
連絡先:原水禁(電03-5289-8224)

■詳しくはこちら http://www.peace-forum.com/gensuikin/katsudou/140222yotei.html

・・・
・玄海原発運転停止請求訴訟:「脱原発、廃炉願う」 
 初弁論で原告側 /佐賀
 国の原子力規制委員会による安全審査が進んでいる九州電力玄海原発(玄海町)3、4号機について、脱原発を訴える市民団体が原子力規制委に対し、国の基準を満たしていないとして再稼働しないよう九電に命じることを求めた行政訴訟の第1回口頭弁論が24日、佐賀地裁(波多江真史裁判長)であった。国側は全面的に争う姿勢を示した。
 原告側は市民団体の石丸初美代表が意見陳述で「国民の声を受け止め、原発再稼働をやめ、脱原発、廃炉へと政府が政治判断することを願っている」などと訴えた。

 訴状では、3、4号機に関して、地震が起きた際の津波の高さと耐震重要施設の安全性を調べるために必要な最大の揺れを想定する「基準地震動」について、それぞれ別の計算方法を適用していると指摘。「津波の方法で計算すれば、耐震重要施設の安全性は成り立たない」と主張している。原子炉等規制法に基づき、原子力規制委に九電への運転停止の命令を求めている。【春田周平 毎日新聞 地方版】

・原発新規制基準を評価 県議会原子力特委
 佐賀県議会原子力安全対策等特別委員会が24日開かれ、北海道大大学院の奈良林直教授が参考人として出席し、原発の新規制基準について、福島原発事故を踏まえた過酷事故への多重防護対策が取られていると評価。地球温暖化防止などの視点から、原発の再稼働の必要性を指摘した。
 奈良林氏は福島原発事故に関し、データを提示しながら地震で主要な配管などの損傷はなかったとの認識を示した上で、新規制基準は電源の確保や注水手段など過酷事故に備えた多重防護の考え方に立っていると説明。フィルターベントなど猶予期間を設けている対策については「欧米でも、運転しながら十分な対策期間を設けて対応している」として、問題はないとの考えを示した。

 ただ、規制委員会の書類を中心とした審査や検査体制については「検査対象が間違っている」と問題視。「書類の山ではなく、実際のプラントを見て検査する体制に改めるべき」と指摘した。
 玄海原発3、4号機の審査終了の見通しについては基準地震動の見直しを求められていることなどを踏まえ、「夏は難しく、秋口になるのではないかと思っている」との認識も示した。 (佐賀新聞)

2014年1月23日木曜日

第二回シリア人道支援会合 「ジュネーブ2」に向けた要請書

第二回シリア人道支援会合「ジュネーブ2」に向けた要請書

2014年1月20日
外務大臣
岸田文雄殿

 
  我々日本の市民および市民団体は、あらゆる暴力による解決を否定します。
 ジュネーブ2に参加する日本政府に、自らの国益のみに左右されず、中立的な立場に立ち、シリアの市民の平和のために、紛争を解決するイニシアティブをとること、必要とされる人道支援を適切に行うことを求めます。
 そのために、我々は日本政府との継続的な対話の場を設けることをお願いします。

1) シリア政府、反政府勢力が会議に参加するように外交的な調整を行う。
2) シリア内戦の当事者たちが停戦合意に至るように取り組む。
3) 国際社会の一員として、国連による停戦を監視するメカニズムの導入と維持に尽力する。特に、国際社会の軍事介入および武器の供与を停止させること。

 4) シリアの統治メカニズムを民主的な方法で構築するため、国際社会の監視下で、公正な選挙の実施を支持する。
5) 人道に反する罪、戦争犯罪などが公正な裁判で裁かれることを支持する。
6) 内戦は、レバノンや、イラクなどにも悪影響を及ぼしており、地域的和平の取り組
みも支援する。

以上

 (社)命・地球・平和産業協会(LEPIA)
イラク戦争の検証を求めるネットワーク
シリア支援団体 サダーカ
(特活)日本イラク医療支援ネットワーク(JIM-NET)
(特活)日本救援行動センター(JARC)
(特活)日本国際ボランティアセンター(JVC)

2014年1月22日水曜日

「ノーマークだった阪神淡路大震災の教訓」 生死を分ける地震の基礎知識

「ノーマークだった阪神淡路大震災の教訓」
マークしていなかったところで大地震が起き続けている。
現在の地震学のレベルでは、次に大地震がどこを襲うかは、まったく予想できない
警戒せよ! 生死を分ける地震の基礎知識 その35
島村英紀(地震学者)
                        
○兵庫県南部地震が関西を襲ってから、今日1月17日でちょうど19年になる。阪神淡路大震災を起こした地震だ。5000人近くがなくなった1959年の伊勢湾台風を最後に、犠牲者が1000人を超える大きな自然災害が約半世紀の間なかった。そのあと突然襲ってきた大災害だった。
 6400人以上の犠牲者を生んでしまった。地震の爪痕はまだ現地に残っていて、震災から立ち直れない人も少なくない。

  しかし2011年に東日本大震災が起きてからは、被災地以外では阪神淡路大震災への関心は遠ざかってしまっているように見える。  じつは阪神淡路大震災のときにも、津波が大災害を生んだ北海道南西沖地震(1993年)への国民の関心は遠ざかって、現地は忘れられてしまった。  冷酷だが、これが地震多発国の現実なのである。

○ところで、この阪神淡路大震災を現代の目で見直すことは、将来の日本の震災を考えるうえで大事なことだ。
  ひとつのポイントは、その5年後の2000年に起きた鳥取県西部地震だ。同じマグニチュード(M)7.3、同じ深さで起きた内陸直下型地震。こちらは誰もなくならず、現地の人には申し訳ないが約180人の怪我人と全壊家屋約400棟だけですんだ。同じ大きさの地震が襲ってきても、これだけ違う。これは地震がどこを襲うかの違いだ。都会は地震に弱い。  もし、この大きさの地震が東京や大阪を襲ったら、その被害は阪神淡路大震災の比ではないかもしれない。

○地震は自然現象だ。日本人が日本列島に住み着く前から起き続けてきている。
 一方「震災」は自然現象である地震と、人間が作った社会の交点で生まれる社会現象だ。社会が大きくなって、それゆえ弱くなれば、震災は大きくなる運命にある。
  もうひとつのポイントは、阪神淡路大震災が起きる前、1970年代後半から「東海地震」がクローズアップされていたことだ。  東海地震を予知する組織が気象庁に作られて、予知警報に対応する法律まで成立していた。このため「大地震の前には予知の警報が出る。  次に起きる大地震は東海地震に違いない」と国民に刷り込んでしまっていたのであった。

○しかし、次に襲ってきたのは東海地震ではなく阪神淡路大震災だった。
  その後も、新潟県中越地震(2004年)福岡県西方沖地震(2005年)、能登半島地震(2007年)、新潟県中越沖地震(同)、岩手・宮城内陸地震(2008年)、そして2011年の東日本大震災。

  東海地震でもないし、その他政府がマークしていなかったところで大地震が起き続けている。現在の地震学のレベルでは、次に大地震がどこを襲うかは、まったく予想できないのだ。
  南海トラフ地震や首都圏直下型地震がクローズアップされているなかで、予想もされていないところで「次の大地震」が起きて大きな震災になってしまう可能性は、決して低くはないのである。                         (1月17日「夕刊フジより」)

・・・
・<都知事選>脱原発候補者の一本化断念 実現する会
 東京都知事選(23日告示、2月9日投開票)で「脱原発都知事を実現する会」は20日、これまで進めてきた脱原発候補者の一本化を断念し、元首相の細川護熙(もりひろ)氏(76)を支持すると表明した。「苦渋の選択だが、脱原発候補を当選させるにはこれしか方法がない」。同会の共同世話人、河合弘之弁護士は都内で開いた記者会見で、険しい表情を見せた。

 15日に発足した同会は脱原発運動をけん引してきたルポライターの鎌田慧(さとし)氏や作家の瀬戸内寂聴氏、ピースボート共同代表の吉岡達也氏ら計31人が参加。細川氏と前日本弁護士連合会会長、宇都宮健児氏(67)の両立候補予定者に話し合いによる一本化を申し入れたが、宇都宮氏側からは15日に「オープンな場で討論し、有権者に判断していただきたい」、細川氏側からも17日に「いかなる政党、団体からも支援を受けない。ただしそれぞれの立場で脱原発の志を理解し応援してもらえれば幸い」と回答があり、断念した。

 同会は細川氏支持を決めた理由を「『脱原発を最優先する』と明らかにしている」「宇都宮氏は脱原発を他の施策と並列させ、優先度が低い」などと説明。都内に事務所を設置し「勝手連」として細川氏を支援する方針という。 (中略)
 一方、宇都宮氏は実現する会の決定に「そういう判断をされたならやむを得ない。ただ脱原発を本当に実現できるか見極めてほしい」「選挙では分かれても選挙後は水に流すべきだ」などと語った。  (後略)    (1月20日 毎日新聞より)

2014年1月21日火曜日

緊急要請 「トルコへの原発輸出に道開く原子力協定に反対を!」

緊急要請 「トルコへの原発輸出に道開く原子力協定に反対を!」
<第二次提出>

皆様

24日に開会予定の通常国会ではトルコへの原発輸出の道を開く日トルコ原子力協定の批准手続きが進められようとしています。

トルコは地震国であるにも関わらず建物やインフラの耐震補強は進んでいません。地元自治体であるシノップ市長も原発建設に反対している中では、住民避難計画の適切な策定・実施も困難です。放射性廃棄物の処分の目途も立っていません。

そこで、「環境・持続社会」研究センター(JACSES)、国際環境NGO FoE Japan(エフ・オー・イー・ジャパン)、メコン・ウォッチ、ピースボートでは、緊急要請「トルコへの原発輸出に道開く原子力協定に反対を!」<第二次提出>への賛同を呼びかけ、国会議員(両院議長、衆院外務委員、参院外交防衛委員)に提出しました。

日本語
http://www.jacses.org/sdap/nuke/letterjp20140121.pdf

英語
http://www.jacses.org/en/sdap/nuke/letteren20140121.pdf

第1次提出(2013年11月29日)と合わせて、142団体・個人3270名、うち海外1805名の署名を集めることができました。署名頂いた皆様、ありがとうございます。

なお、1月22日には、緊急セミナー「税金づけの原発輸出~25億円の報告書は何処に?」が開催され、トルコへの原発輸出の問題についても議論予定です。
http://www.foejapan.org/energy/evt/140122.html

よろしくお願いします。

「環境・持続社会」研究センター(JACSES)
田辺有輝
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みなさん

トルコの反原発団体NKP、トルコ反原発連合(Antinuclear Alliance of Turkey)より、先日1月22日にイスタンブール日本領事館前で行われた日トルコ原子力協定の日本での国会承認に反対するデモの映像が届きましたので、共有させて頂きます。
http://www.haberler.com/japon-vekillere-sinop-topragi-gonderdiler-5576914-haberi

デモ隊の代表者は日本領事館職員と面会することができ、日本の国会議員に対して日トルコ原子力協定の否決を求める公開書簡とシノップの「汚染されていない土」を手渡したとのことです。

デモの様子は以下の写真で見ることができます。
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=511134025666277&set=pcb.511134422332904&type=1&relevant_count=1
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=511133985666281&set=pcb.511134422332904&type=1&relevant_count=2

また、トルコの英語メディアでも報道されています。
http://www.habermonitor.com/en/haber/detay/nuclear-protest-in-front-of-the-consulate-gen/271027/
2014年1月24日
「環境・持続社会」研究センター(JACSES)
田辺有輝

2014年1月16日木曜日

『福島と生きる』メールマガジン 特別号 No.5-1 黒田節子さん(原発いらない福島の女たちの会)インタビュー

『福島と生きる』メールマガジン 特別号 No.5-1
――息長く〈福島〉とつながり続けるために――
2014年1月16日発行(不定期刊)
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インタビュー
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黒田節子さん(原発いらない福島の女たちの会)
――「しびらっこく、なィ」 福島の状況は危機的 でも決してあきらめません
※「しびらっこく」はしたたかに、粘り強く、あきらめないという意味の福島県の方言

パート1
<目次>

 I 「原発いらない福島の女たちの会」の過去2年の活動を振り返って
 II 福島の状況は危機的


I 「原発いらない福島の女たちの会」の過去2年の活動を振り返って

Q1  2011年秋の女たちの座り込みから2年。「原発いらない福島の女たちの会」(「女たち」http://onna100nin.seesaa.net/)は全国的に活動を展開し、反原発運動の牽引役になりました。この2年間の成果や変化、福島県内での受け止められ方についてお聞かせください。

 黒田    2011年秋に華々しく「デビュー」して、「女たち」の活動は大成功を収めました。外部から大きな期待が寄せられる半面、「女たち」のメンバーは謙遜というか、あまり自分たちの活動を誇示したくないという傾向が強いです。でも私個人は、客観的に見て「女たち」が果たすべき役割があると最初から思ってきました。県内では、県外からの熱い視線と比べると相当な温度差があるのは事実ですが、それはそれでいいかな、と思います。

 嬉しいことに、これまで表立って「女たちの会」のメンバーだと名乗ってこなかった人が、最近では名乗るようになっています。期待に応えなくては、自分がやらなくては、という自覚が強まってきたということでしょうか。
 「女たち」のユニークな点のひとつは、それぞれがやりたいことやできることをやっていこう、そしてそれをなるべく保証し合おうというスタンスを持っていることです。取り組むべき課題はいくつもあります。

 具体的には、子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク(子ども福島)(http://kodomofukushima.net/)、疎開裁判(http://fukusima-sokai.blogspot.jp/)、国・東電の責任を問う告訴団(http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/)、被曝労働や福島にやってくる国際原子力機関(IAEA)、焼却炉の問題、全国各地での福島報告や抗議行動に参加など、それぞれが今できることをしています。
 その上で年に数回、「女たち」の主催で何かしらのイベントや行動にとりくんでいます。今年の3・11も去年設立された東京の「スリー・ノンの女たち」という女性グループと、共同でとりくみを企画しています。

 福島県内では、確かに、大多数の人が「原発はこりごりだ」と思っていますが、そこに安住しているだけでは足りません。基本的には子どもたちの命と健康問題をどうするのかという点で発言していかなくてはなりませんし、それには「女たち」の発言の場も増やしていかないといけません。
 「3a(スリー・エー)郡山」(http://aaa3a.daa.jp/)など、若いお母さんたちのグループがいくつかできています。

 そんな中で「女たち」がどんな役割を果たすのか、これから大事なところになるのかなと思います。若いお母さんたちは、自分の子どもを守りたいというところからスタートしているわけですが、「女たち」は原発問題を出発点にしながら、子どもや自分の命を守るためには社会を変えなくてはいけないし、それには結局一人一人の生き方もまた問われている、ということに気付き始めたのではないでしょうか。

 メンバーは皆「身体が動けるうちは、精一杯声をあげていなくちゃ」という覚悟をもっています。中には、一緒に暮らしていた孫を遠くに避難させた人もいます。その悲しい思いを活動にぶつけながらやっているんです。自主避難した人たちもいます。自主避難者がおかれた厳しい状況を考えると、それは原発問題を超えて、いまの日本が抱えるさまざまな問題に直結していると思います。


II 福島の状況は危機的

いますぐに健康対策を
黒田 2013年12月21日、白河市で開かれた「第3回放射線の健康影響に関する専門家意見交換会」(http://www.nsra.or.jp/safe/adviser/)に参加しました。これは環境省と福島県が福島県と県内の市町村の放射線アドバイザー向けに開催しているもので、この日のテーマは甲状腺。講師は福島県立医科大学の鈴木眞一氏と、岡山大学環境生命科学研究科の津田敏秀氏でした。

 講義のあとアドバイザーとの質疑応答が行われたのですが、「この数字をどう理解するか」という難しい数学のような議論が大半を占めていました。津田氏は統計学の専門家ですが、「福島はそんなことを言ってる場合じゃない。チェルノブイリの例などから、あと1年から3年で甲状腺ガンが爆発的に増えるからそれに備えるべき。どういう対策を講じるかをこの場で議論すべきだ」と強く主張していました。まったくその通りです。

 ところが対策についての話は最後の3分間だけです。傍聴者から「市民の方がよく分かってるぞー!」というヤジが飛んだほどです。傍聴者は40人ほどでしたが、それでも1、2回目に比べると多い方だったそうです。
 数字をめぐってああだこうだと専門的な議論をするだけで、国や県は私たちの不安に何も応えていません。アドバイザーの7、8割は放射能のせいでこうなったことを言いたくないと思っているようでした。傍聴者の市民には発言権がありません。せいぜいヤジを飛ばすぐらいです。住民の不安に応えるというより、まったくアリバイ的なものだと感じました。本当に危機的です。

Q  政府の方針では、今後、福島にとどまっている人、帰還した人に個人用線量計バッジを着けさせることになっています。

黒田  すでに子どもが線量計バッジを付けていますが、着け忘れがあったりして正確に測れないことが指摘されています。個人線量計を着けさせるのは、あからさまな個人への責任転嫁です。数年後には、健康被害を訴える人の数が爆発的に増えるでしょう。それに対する対策は、すでにもう遅いのですが、とにかくすぐに立てることが必要です。

 あまりにたくさんのことが必要なので「これだけやっていればいい」というこことではありませんが、やはり、移住者にも支援を行うことを謳った「子ども・被災者支援法」(注1)を、骨抜きではなく本来の中身をつけて早急に実施させることが大事です。
※注1: 支援法の内容、最近の動きなどは以下を参照。http://shiminkaigi.jimdo.com/


情けない議会と市町村の対応――自主避難をめぐって

Q  国が去年12月に打ち出した「福島再生加速化」指針は、
①移住支援の対象は原則として帰還困難区域の住民(自主避難者は対象外)、
②避難指示解除直後の早期帰還者に賠償上乗せ、という帰還促進を基調とするものでした。

黒田  すでに自主避難した人たちと、避難したいのにいろいろな事情から避難できない人たちへの方策が、まったくありません。せっかく「子ども・被災者支援法」ができたのに、なおざりにされ、骨抜きにされています。「女たち」でも自分の住む市町村に対して、支援法の実施を求める意見書を出すように請願してきました。

 でも、市町村の対応は情けないです。郡山市議会では2票差で否決されて意見書提出にいたりませんでした。議会では市民派の議員は少数派ですし、野党も含めた既成政党は本当に情けないです。社民党も共産党も「避難」の「ひ」の字も口にしません。多くの市民は避難について「そこまではちょっと・・・」という感覚をもっています。そこで避難を主張すると浮いた存在になる、つまり次の選挙に差し障ると考えているのだと思います。

 だからこそ、国が率先して「国が支援するから避難したい人は避難してください」と言わないと、市議会からそういう動きが出る状況にはないのです。地方議会では、よほどのことでない限り、国に逆らってまで意見を言うことはありません。そこが情けないです。

 市町村が住民を避難させたくないことを示すエピソードがあります。住民票を郡山市においたまま母子で避難している人たちが、避難先の自治体で子どもを保育園に入るために必要な書類に郡山市のハンコが必要なのに、市の方で押してくれない、というケースが複数ありました。
 それを聞いた「女たち」のメンバーが一緒に市役所の窓口に行って交渉した結果(議員の後押しも加わり)、ようやくハンコを押させました。それくらい、住民が外に出るのを渋るんです。
 こういうことが国策の下、行われているのです。一人一人の職員はいい人でしょうし、若い職員は自分でも子どもを抱えて不安に思ってはずなのに、立場上そうするしかないと思っているのでしょう。

Q  自主避難者が、たとえば仕事が見つかったので職場の近くに引っ越したい場合、住宅の借り換え支援は認められていません。新規の避難者に対する住宅支援はもう打ち切られてしまいました。こうした自主避難者が抱える住宅の問題について、たとえば郡山市議会が何らかの形で動いたことはあるのですか?

黒田  いいえ、聞いたことがありません。自主避難した人たちは少数派ですから、とにかく一生懸命せっつかないと議員はなかなか動いてくれません。 

Q  早稲田大学の辻内琢也氏によれば、避難者の中でも「帰れない」と予測し、「帰らない」と考えている人々の精神的ストレス度が最も高いと考えられるとのことです(注2)。だからこそ「帰還する権利」とともに「移住する権利」を認めるように法的整備をする必要があると述べています。
※注2: 「深刻さつづく原発被災者の精神的苦痛――帰還をめぐる苦悩とストレス」『世界』臨時増刊号第852号(2014年1月)

黒田  確かに、県外の見知らぬ土地に突然移り住むことになれば、仕事にしろ、近所付き合いにしろ、県内に住むよりもずっと大変だと思います。福島にいるときは活躍していたのに、移住した後ふさいでいる人もいると聞いています。私の元同僚に母子で遠方に避難した人がいますが、精神的にひどく参っていました。また、お母さんのそういう姿を見て、小学生の子どもが泣くのだそうです。だからせめて生活基盤を整える支援と、「お元気?」とちょっとでも声を掛けてくれるような人的支援が必要なんです。

(パート2につづく)
(2013年12月23日のインタビューをもとに構成。
インタビュアー/文責:『福島と生きるメールマガジン』)

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『福島と生きる』 メールマガジン特別号 No.5-1
(2014年1月16日発行)
※『福島と生きる』メールマガジンは、『福島と生きる--国際NGOと市民運動の新たな挑戦』の共同執筆者の団体や活動の関連情報を発信していきます。

発行人=中野憲志・藤岡美恵子 (『福島と生きる--国際NGOと市民運動の新たな挑戦』共編者)

2014年1月6日月曜日

「武器輸出三原則緩和の是非~徹底討論!一政祐行・川崎哲~」(2/4 東京)

「武器輸出三原則緩和の是非~徹底討論!一政祐行・川崎哲~」(2/4 東京)
http://aacs.blog44.fc2.com/blog-entry-122.html

 現在、日本政府は、武器の輸出を原則として禁じてきた「武器輸出三原則」を緩和し、「日本の安全保障に資する場合」などに限って、輸出後の「適正な管理」を行うこと(未許可の第三国移転の禁止など)を条件として、輸出を認めるとする新たな原則を策定しようとしています。ただし、こうした条件の基準は必ずしも明らかではありません。
 「武器輸出三原則」の緩和により、日本の防衛産業競争力の向上が期待されている一方で、同三原則が日本の平和国家としてのイメージを象徴してきたことも確かです。
 今回の会合では「武器輸出三原則」の緩和の是非について、防衛研究所の一政祐行氏と、ピースボートの川崎哲氏をむかえて、あらためて徹底討論します。皆様のご参加をお待ちしております。

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「武器と市民社会」研究会第33回会合
武器輸出三原則緩和の是非~徹底討論!一政祐行・川崎哲~

【日時】2014年2月4日(火)19:00~21:00(18:30開場)
【場所】拓殖大学海外事情研究所F館301教室
【住所】〒112-8585東京都文京区小日向3-4-14
会場までの地図などの詳細は、以下リンクをご覧ください。
http://aacs.blog44.fc2.com/blog-entry-122.html

[報告・討論]
・一政祐行(防衛研究所主任研究官)
・川崎哲(ピースボート共同代表)

[司会]森山隆(雑誌編集者)
【主催】「武器と市民社会」研究会
【後援】特定非営利活動法人オックスファム・ジャパン
【参加費】 無料

【参加方法】
事前登録制です。
2014年2月3日(月)までに、以下の参加登録フォームにアクセスいただき、ご記入・送信ください。
https://docs.google.com/forms/d/1ksJURQJcKaYFHwAmE4YkbKlAhI2B0gQP2_T_jSqyDwQ/viewform
※定員(60人)に達した時点で締め切りとさせていただきます。
【お問い合わせ先】
研究会共同代表にご連絡ください。
http://aacs.blog44.fc2.com/blog-entry-2.html

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【会合の趣旨】
■現在、日本政府は、武器の輸出を原則として禁じてきた「武器輸出三原則」を緩和し、「日本の安全保障に資する場合」などに限って、輸出後の「適正な管理」を行うこと(未許可の第三国移転の禁止など)を条件として、輸出を認めるとする新たな原則を策定しようとしています。ただし、こうした条件の基準は必ずしも明らかではありません。

■2011年末にも野田内閣の下で、「武器輸出三原則」の一部が緩和されました。具体的には、
①平和貢献・国際協力に伴う案件は、防衛装備品の海外移転を可能とする、
②目的外使用、第三国移転がないことが担保されるなど厳格な管理を前提とする(目的外使用、第三国移転を行う場合は、日本への事前同意を義務付ける)、
③わが国と安全保障面で協力関係があり、その国との共同開発・生産がわが国の安全保障に資する場合に実施する
――とする内容の官房長官談話が発表され、これにより、日本がより広く、武器の国際共同開発・生産に参加できる道が開かれたと言われています。

■現在、海上自衛隊に配備されている救難飛行艇「US-2」の輸出に向け、インドと調整が進められているほか、F35の共同生産、化学防護服の共同研究に関する英国との合意、フランスとの共同開発の検討、潜水艦技術をめぐるオーストラリアとの協力の模索などの動きが見られます。また、トルコと戦車用エンジンの共同開発も検討されています。

■「武器輸出三原則」の緩和により、日本の防衛産業競争力の向上が期待されている一方で、同三原則が日本の平和国家としてのイメージを象徴してきたことも確かです。今回の会合では「武器輸出三原則」の緩和の是非について、あらためて徹底討論します。

【登壇者紹介】
●一政祐行(いちまさ・すけゆき)
防衛研究所政策研究部防衛政策研究室主任研究官。
(財)日本国際問題研究所研究員を経て現職。専門は軍備管理、軍縮、不拡散、安全保障論。主な論文に「近年のWMD拡散・CBRN脅威の動向と主要国の対応に関する考察」『防衛研究所紀要』2013年(共著)、「軍備管理・軍縮における戦術核問題」『国際安全保障』2013年、「変化する抑止力の概念と『核兵器のない世界』に向けた日本の安全保障政策への一考察」『軍縮研究』2012年など多数。

●川崎哲(かわさき・あきら)
ピースボート共同代表。ピースデポ事務局長を経て2003年より現職。核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)共同代表。2008年5月の「9条世界会議」日本実行委員会事務局長。2009~10年、日豪両政府主導の「核不拡散・核軍縮に関する国際委員会」でNGOアドバイザーをつとめた。恵泉女学園大学非常勤講師。
著書に『核拡散』(岩波新書)、論文に「危うい防衛論議:今こそ平和国家の理念を語れ」『世界』2011年2月号など。

●森山隆(もりやま・たかし)
国際基督教大学大学院博士課程中退。専門は軍縮、軍備管理、不拡散に関する国際法規制。2007年、英国国際戦略研究所(IISS)勤務。現在、雑誌編集者。安全保障輸出管理実務能力認定証取得者。

2013年12月20日金曜日

〈危機の時代〉の日本と中東--- 「オイル・ショック」40年の政治/軍事の構造転換を考える

2013・年末企画:
〈危機の時代〉の日本と中東
 「オイル・ショック」40年の政治/軍事の構造転換を考える

■第一部:講演
板垣雄三さん(東京大学名誉教授):
「〈テロとの戦い〉の末路-40年を総括すると人類史の転換が浮かび上がる」
■第二部:報告
・福好昌治さん(軍事評論家):
「この40年の日本・中東、アメリカ・イスラエルの軍事協力」
・役重善洋さん(パレスチナの平和を考える会):
「国家戦略としてのアラブ・ボイコットから草の根運動としてのイスラエル・ボイコットへ」

■日時:12月21日(土)14時~17時30分(開場13時30分)
■場所:東京麻生台セミナーハウス(大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター)
  2階大研修室
■アクセス:東京メトロ日比谷線「神谷町」駅
  (一番出口から地上に出て左、道なりにまっすぐ歩いて約5分) 港区麻布台1-11-5 
http://www.keiho-u.ac.jp/research/asia-pacific/access.html
■参加費: 500円
※予約は必要ありません。直接会場にお越し下さい。

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 あっという間に2013年も残すところ僅かとなりました。昨年末に成立した第二次安倍政権は、「主権回復の日」開催やTPP交渉参加、集団的自衛権行使容認に向けた動き、原発輸出の動きの加速、普天間へのオスプレイ配備、国家安全保障会議(日本版NSC)設置や特定秘密保護法‥、等々と、古くさい成長神話とナショナリズムに寄りかかり、「同盟国」アメリカの意思をも越えた軍事強化の道を進もうとしています。
 また2020年の開催が決定された東京オリンピックに向け、ナショナリズムがさらに動員され、セキュリティ強化と治安管理が進行してゆくことも間違いないでしょう。

 このような状況は今年に顕著であったにせよ、いきなり始まったことではありません。植民地主義を推し進め総力戦に至った近現代日本の姿、それがきちんと清算されることなく始まった〈戦後〉の歴史が問われなくてはならないのはもちろんですが、今回は中東諸国を震源地とする1973-74年の石油危機(いわゆる第一次オイル・ショック)から40年目という時間軸を設定するなかから見えてくる問題を考えてみたいと思います。

 石油危機が先進諸国の経済・産業構造の転換を促してゆくなか、アメリカは、「資源ナショナリズム」を発動するアラブ産油国支配体制との関係を再調整しつつ中東への軍事的関与を深め、戦争を正当化するロジックを生み出してきました。行き当たりばったりの「油乞い外交」と没思考的な「対米追従外交」に終始した日本は、状況に振り回されつつも構造転換を後追いし、大衆的な合意不在のまま「戦後体制からの脱却」を果たそうとしています。

 私たちは現在の「日本」の状況に対して一国的に批判し問題化するのではなく、日本の問題を考えることが本来、同時に中東とりわけパレスチナの事態を考えることでもあるということを、どのような言葉によって提起してゆけばよいか、考え続けています。試行錯誤のなかではありますが、大きな話と等身大の課題をクロスさせながら、さまざまな問題が山積する私たちの〈現在〉を考える手がかりを得たいと思います。

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■この企画は、「ストップ!ソーダストリーム全国一斉クリスマス・アクション★5デイズの一環として行われます。同キャンペーンに関する情報はこちらをご覧下さい。
http://d.hatena.ne.jp/stop-sodastream/

【主催】
ミーダーン〈パレスチナ・対話のための広場〉
「ストップ!ソーダストリーム」キャンペーン
【問い合わせ先】midan.filastine@gmail.com

2013年12月12日木曜日

『福島と生きる』メールマガジン 第13号

『福島と生きる』メールマガジン 第13号
――息長く〈福島〉とつながり続けるために――
2013年12月12日発行(不定期刊)
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―目次―
◆11/23オーガニック・フェスタ参加報告
◆イベント情報
◆キャンペーン・活動情報
◆保養情報
◆ニュースクリップ
◆秘密保護法にNO! 福島県議会とNGOの声明

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◆11/23オーガニック・フェスタ参加報告
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オーガニックフェスタ・シンポジウム「放射能とくらしを考える」報告
2013年11月23日(郡山市・ビッグパレット)

コーディネーター/小池光一(福島市大波)
パネラー/
 関 元弘(二本松市・農家)
 有馬克子(須賀川市・自然食レストラン銀河のほとり)
 藍原寛子(福島市・ジャーナリスト)
 特別ゲスト 秋吉久美子(女優・東北未来がんばっぺ大使)

 11月23日、福島県郡山市で「ふくしまオーガニック・フェスタ2013」に参加した。
(詳細はhttp://fukushima-organicfes.net/)
 実行委員会の呼びかけには「原発事故と放射能汚染のなか、現場でその対策にとりくんできた生産者の声を消費者に届け、食と農のあり方を一緒に考えたい」とある。
 実行委員長である菅野正寿さんが『福島と生きる』(新評論)所収のインタビューで語っているように、福島の有機農家は原発事故後、作付を制限され、取引先を失う中で、自分たちの力で土壌の放射線量を測り、放射能を低減すべく研究者とタッグを組んでさまざまな実験や試行錯誤を行い、作物へのセシウムの移行係数を明らかにしていった。
 食品汚染の問題は「農家の問題」ではなく、消費者も一緒になってみなで考えるべき問題であり、原発のない、人間の命と環境が守られる未来をともに考えていこう、という菅野さんたちの訴えは、この2年9カ月で多くの人たちの心を掴んだ。

 フェスタのハイライトの一つ、「放射能とくらしを考える」シンポジウムを聞いていてあらためて感じたのは、放射能と格闘する人々の現場の声に直に触れることの大切さだった。たとえば、自分で栽培した有機野菜を使ったレストランを経営する有馬克子さんは、2011年8月に開かれた県民の意見を聞く会で、「原発を再稼働するというなら、放射能を一粒残らず持って行ってくれ」と発言したという(このくだりでは秋吉久美子さんも拍手!)。

 放射能汚染への不安やもやもやした思いはいまも消えていないと語る。フェスタに集まった有機農家の人たちも、不安のなか「放射能よ、悪さしねえでおくれよ」と祈るような気持ちで、大変な苦労をしながら土壌を測り、セシウム低減活動にとりくんで来たことだろう。そんな祈りの賜物がフェスタに出品されている。それをみなさんと分かち合いたい――そんな有馬さんの言葉を聞くと、あらためて農産物のベクレル数ばかりに目が行きがちな消費者のありかたを考えさせられた。

 特別ゲストの秋吉久美子さんは、大使就任を機に、有機農家の人々の活動を勉強したとそうだ。セシウムが土中に固定され作物への移行係数が低いことが有機農家の手によって明らかにされたが、これは世界的発見ではないか、と問いかけた。「世界的」という言葉が秋吉さんの口から出てくるとは予想していなかった。
 秋吉さんはさらに、持続可能・循環型社会を目指していた有機農業が、放射能汚染という事態に対しても、人類にとっての新たな希望を提示しているのではないかと感じるという。いまこの会場で、世界的にみてすごいことが行われているのではないか、という秋吉さんの言葉に、まさにそうだと思った。
 藍原さんも、いろいろな人がいろいろなことに挑戦し、この事態に立ち向かっている福島は、いま新しい時代を迎えている、福島から発信していくことが重要だ、と語った。

 パネリスト全員の発言に共通するのは、目の前の汚染をどうするかということだけに関心を奪われるのではなく、未来に目が据えられていることだった。こう書けば、楽観的すぎるのではないかと感じる人もいるかもしれない。でも、それは、ただただ経済の再生と人口の回復を目標とするような行政主導の「復興」とは、まったく異質なものだ。なぜなら、有機農家の問いかけは、原発を生み、事故を生んだこの社会を、私たちの生き方を根本的に問い直そうという呼びかけだからだ。

 有馬さんは、電気に頼らず練炭のこたつを使っていたから、震災後の停電の際も寒い思いをすることはなかったそうだ。これまでの生き方を一つ一つ見直していきましょう、という呼びかけに、多くの聴衆が頷いていたように感じた。(文責/藤岡美恵子)

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◆イベント情報
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(イベント情報は変更されることもあります。必ず主催者サイトでご確認下さい)

1.「快医学ネットワーク 第5回 原発被災者支援活動報告会」
  12月14日(土)13:00-17:30(東京・富坂キリスト教センター)
  ※「快医学ネットワーク」では、福島や関東のホットスポットで健康相談や手当会などを続けてきました。それぞれの現場で前向きに危機的状況を打開しようと活動してきたスピーカーの方たちから、新聞やテレビでは聞こえてこない生の声を聞き、今ここで私たちができること、ライフスタイルについて考え、話し合い、新しい方向性を見出すための出会いと気づきの機会として、第5回報告会を開催します。どなたでも参加できます。
  ※参加費: 1000円

  ※報告
    橋本俊彦「福島での健康相談の現状」
    関久雄 「佐渡へっついの家、福島子ども保養プロジェクト/記録映像の一部」
    小林恒司「心療内科医師、ベラルーシ視察報告」
    有馬克子「市民測定所の測定結果と自然食レストラン『銀河のほとり』」
    香取直孝「ホットスポットに生きる」記録映画予告編
           快療法の保養所「はくりゅうの家」
  ※特別スピーカー
    鵜沼友恵「双葉町避難所住民の交流の場、『カフェ珠寿』の現状と、これから」
  ※問い合わせ: NPO快医学ネットワーク事務局
                 070-6672-8254(野本)/rengesouan@mx6.ttcn.ne.jp

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◆キャンペーン・活動情報
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シャプラニールより活動の近況が届きました

◎まちの交流サロン「まざり~な」協力店舗が増えました!
 広いいわきで既存の交流サロンまでの交通手段がなかったり、身近に話ができる日とがいないなど、民間借り上げ住宅に住むみなさんは地域で交流できる機会が限られてしまっています。
 そこで、いわきで復興支援に取り組むNPOのネットワーク「みんぷく(3.11被災者を支援するいわき連絡協議会)」の借上げ住宅支援部会では、いわき市内に店舗を構えるお店の店主さんにご協力をお願いし、情報紙や行政からのお知らせを置いていただき、気軽に立ち寄れるお店として誰でも活用できる場所を広げようと活動しています。

 8月に4店舗から始まった「まざり~な」もいわきに避難されている方のために何か力になりたい、と少しずつ賛同の声が広まって、12月で13店舗になりました。お米屋さん、味噌屋さん、コーヒー豆販売店、学習塾と地元のみなさんのお店や店舗のショーウィンドウに「まざり~な」のステッカーを貼って、みなさんをお待ちしています。
 気軽に立ち寄れる交流の場所として、また買い物ついでにちょっとおしゃべりができる場所としていわきに住む皆さんにご活用いただけるように広報を進めています。

◎いわき市災害公営住宅申し込み締め切り迫る
 10月下旬から始まったいわき市民の公営住宅受け付けは、12月24日までとなっています。まだお申込みでない方はお早めに、また記入方法が分からないとお困りの方はいわき市土木課までご連絡ください。(電話0246-22-7497)

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◆保養情報
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ほよーん相談会
※子どもローテーション保養のデータベース。全国各地の保養情報が掲載さ
れています。全国の避難者支援団体の情報もあります。
サイトはこちら http://hoyou.isshin.cc/

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◆ニュースクリップ
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1.除染、8町村が不安視 福島原発周辺12市町村・本社調査
  河北新報、2013年12月12日
  http://www.kahoku.co.jp/news/2013/12/20131212t63016.htm

 福島第1原発事故で政府が除染目標に掲げる「年間追加被ばく放射線量1ミリシーベルト以下」について、原発周辺自治体の多くが目標の維持を求める一方、達成を「困難」と判断している自治体もあることが、河北新報社の調査で分かった。福島県は除染目標の堅持を政府に要望しているが、目標を疑問視する自治体があることは避難住民の帰還施策に影響しそうだ。(後略)

2.福島原発汚染水、漏えいタンクに違法労働の影
  ロイター通信、2013年12月10日
  http://jp.reuters.com/article/jp_energy/idJPTYE9B906720131210?rpc=131

 東京電力福島第1原子力発電所でなお続く大量の放射能汚染水流出。その大きな原因となった貯蔵タンク漏えいの影には、廃炉現場における違法な雇用実態があった。
 深刻な人手不足の中、不透明な契約で作業員たちをかき集める「人員調達網」は遠く沖縄まで広がる一方、現場では「質」を問わない性急な工事が行われていた、との指摘は少なくない。(後略)

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◆秘密保護法にNO! 福島県議会とNGOの声明
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◎福島県議会の意見書
「原発の安全性に関わる問題や住民の安全に関する情報が、核施設に対するテ口活動防止の観点から「特定秘密」に指定される可能性がある」「本法案は、情報掩蔽を助長し、ファシズムにつながるおそれがある。もし制定されれば、民主主義を根底から覆す瑕疵ある議決となることは明白である」
http://wwwcms.pref.fukushima.jp/download/2/2509iken01.pdf

◎秘密保護法を制定しないことを求める国際協力NGOの要請書
「秘密保護法案はこれが施行された場合、国会審議が制限され、市民社会の発展の基礎である基本的人権が侵害され、民主主義に不可欠の市民参加が損なわれる恐れがあります」
http://www.ngo-jvc.net/jp/tokyostaffdiary/2013/11/20131114-ngo100.html


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『福島と生きる』メールマガジン 第13号(2013年12月12日発行)
※『福島と生きる』メールマガジンは、『福島と生きる--国際NGOと市民運動の新たな挑戦』の共同執筆者の団体や活動の関連情報を発信していきます。

発行人=中野憲志・藤岡美恵子(『福島と生きる--国際NGOと市民運動の新たな挑戦』共編者)


・・・
・福島の子供たちに長期「留学」を 長野・松本のNPOが受け入れ計画
 長野県松本市のNPO法人「まつもと子ども留学基金」が、福島県の小中学生が安心して生活し勉強できる場所をつくろうと、子どもたちが親元を離れ松本市で寮生活をしながら地元の公立学校に通う計画を進めている。受け入れ先の小中学校を紹介するなど松本市も協力。同市によると、東京電力福島第1原発事故の後、放射線への不安から親子で避難するケースは多いが、子どもだけが移住するのを支援するのは珍しい。

 同市の菅谷昭市長は、チェルノブイリ原発事故で医師として現地で支援に携わった経験があり、低線量地域の健康への影響は未解明な面が多いとしている。
 計画では松本市にスタッフが常駐する寮を設け子どもたちを共同生活させる。対象は小学3年から中学3年までで、寮費は月約3万円。家賃や光熱費はNPOが負担し、NPOの運営は助成金や募金で賄う。来年4月から実施予定で、数人の希望者がいるという。(産経、12/17)

2013年12月4日水曜日

「♪多民族の多文化な祭典♪国際移住者デー2013 in 新大久保」(12/14、東京)

「♪多民族の多文化な祭典♪国際移住者デー2013 in 新大久保」(12/14、東京)
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 国連が定めた「国際移住者デー」(12月18日)を記念したイベントが、“多文化のまち”として知られている新大久保(新宿区)で開催されます。

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 開催概要
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●日時:2013年12月14日 (土) 12:00~17:00
●会場:日本福音ルーテル東京教会
   (東京都新宿区大久保1-14-14)   
 〔地図〕http://www.jelc-tokyo.org/i_map.html
 -電車:JR山手線「新大久保」駅より徒歩5分ほど/地下鉄「東新宿」駅・B1出口より徒歩6分ほど
●参加費:無料  *映画上映のみ、500円
●進行言語:日本語・英語(逐次通訳)

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 プログラム
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 ● 映画上映&トーク  13:00~15:00
 【上映作品】
  『ハーフ』(HAFU)  http://hafufilm.com/ (2013年 / 日本 / 87分)
  ・監督・撮影:西倉めぐみ、高木ララ
  ・英語字幕あり

 日本初!ハーフの女性監督2人による、ハーフたちの本音に迫ったドキュメンタリー映画
 厚生労働省の統計によると、日本の新生児の49人に1人が、日本人と外国人の間に生まれています。「ハーフ」という日本語が私たちの生活の中で日常的に使われる一方で、日本に住む「ハーフ」たちが何を感じ、何に悩み、どのように生きているのかはあまり知られていません。
  外見が目立つ人と全く目立たない人、日本語を話せる人と話せない人、日本で暮らす人と日本での生活は未知の世界という人・・・。背景や国籍、年齢もばらばらな5組のハーフたちの本音に、自身もハーフである女性監督二人が迫った貴重なドキュメンタリー。

 ● 多文化パフォーマンス  15:00~16:30
  アジア、アフリカ、ラテンアメリカの出身者たちが出演!ダンスや演劇を披露します。
  一緒に国際移住者デーをにぎやかにお祝いしましょう。
 ● エスニック屋台・フリーマーケット  12:00~売切れ次第、終了
  アジアや南米各国の料理、物品が並びます。12時からオープンしますので、ぜひランチにエスニック料理をお楽しみください!
 ● トーク  *随時
  多民族・多文化にまつわる興味深いお話を、いろんな人から話してもらいます。新大久保が位置する新宿区の外国籍住民の現状がわかるレポートなども予定しています。

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 主催団体
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●主催:国際移住者デー実行委員会
 共催:移住労働者と連帯する全国ネットワーク(移住連)
    外国人人権法連絡会
    反差別国際運動日本委員会(IMADR-JC)
    人種差別撤廃NGOネットワーク(ERD-NET)
    外国人住民基本法の制定を求める
    全国キリスト教連絡協議会(外キ協)
    多文化共生・自治体政策研究会
    コリアNGOセンター

*このイベントは、来年夏予定の人種差別撤廃委員会の日本審査に向けたNGOによるキャンペーン『STOP!レイシズム』の取り組みとしても行なわれます。

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 開催趣旨 <賛同の呼びかけ>
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 1990年12月18日、国際連合総会において、「すべての移住労働者およびその家族の権利の保護に関する国際条約」が採択されました。そして2003年7月1日、20ヶ国が批准したことによって、この条約が発効しました。
 すなわち、この条約が定める移住労働者とその家族の権利を保障する国際人権基準は、国際社会ですでに始動しています。日本で暮らす外国人は約200万人、海外に暮らす日本人が100万人を超える今、日本においても、この条約の早期批准が求められています。
 国連はこの12月18日を記念して<国際移住者デー>としました。その趣旨を活かすことを目的に、12月14日に『多民族の多文化な祭典─国際移住者デー2013 in 新大久保─』を開催することにしました。ぜひご参加、ご賛同ください。

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◇賛同された方のお名前は、当日会場で掲示します。
 (掲示をご希望にならない方は、その旨お伝えください。)
◇賛同される団体・個人は、12月9日(月)までに下記に連絡ください。
 <担当:コリアNGOセンター東京事務所>
   tokyo@korea-ngo.org または FAX:03-6457-6155
◇賛同金:<個人>一口 1,000円、 <団体>一口 3,000円
 *複数口のご賛同、大歓迎です。
 *賛同金は、当日持参されるか、あるいは下記に振り込んでください。
  ◆郵便振替口座  口座番号 00100-5-335113 口座名称 外国人人権法連絡会
   
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 【お問合せ先】
 ◆移住労働者と連帯する全国ネットワーク(移住連)
    TEL:03-5802-6033  smj-office@migrants.jp
 ◆コリアNGOセンター東京事務所
    TEL:03-3232-0215  tokyo@korea-ngo.org

2013年11月26日火曜日

2012年─オバマ大統領、自分は「練達の人殺し」であると側近らに語った

2012年─オバマ大統領、自分は「練達の人殺し」であると側近らに語った
【APA‐Jフラッシュ No.252】より

 2012年─オバマ大統領、自分は「練達の人殺し」であると側近らに語ったとされる。2009年ノーベル平和賞受賞者に、この発言はふさわしいとは言えないだろう。

 2012年の大統領選挙を記録に留めた、ジャーナリストのマーク・ハルぺリンとジョン・ヘイルマンの新刊『ダブル・ダウン』によれば、無人機攻撃の協議のなかでバラク・オバマ大統領は、自分は「練達の殺人者である」と側近らに語ったという。ワシントン・ポスト紙のピーター・ハンビーが同書の書評でこの重要性を指摘した。

 米軍最高司令官であるオバマのこの主張は、あからさまであり、恐ろしい。
 オバマの采配の下で、2009年のアフガニスタンへの増派、2011年の、NATOのリビア作戦での145回の無人機プレデターによる攻撃、2011年5月のオサマ・ビン・ラディンを死に至らしめた奇襲攻撃、そして最近のパキスタン・タリバン運動の最高指導者およびソマリアに拠点をおく過激派集団アル・シャバブの幹部を殺害した無人機攻撃がなされた。

 オバマ政権は無人機による戦争も拡大した。ジョージ・ブッシュのもとでは合計52回だったのに対し、パキスタンに326回、イエメンに93回、ソマリアに数回の無人機攻撃が遂行された。2011年の無人機攻撃のうちの2回では、米国生まれのアル・カーイダ伝道者であるアンワル・アウラキと、同じく米国生まれの16歳の彼の息子を2週間のうちに相次いで殺害した。

 オバマの下で、米国の無人機操作担当者らは「識別特性爆撃」を実践し始めた。これは、テロリストと疑われる行動パターンを根拠に攻撃目標を選別し、殺されることとなる者たちの身元は明らかでなくても構わないという戦法である。(オバマ政権は攻撃範囲内にいるすべての「軍人年齢に達した男性」を戦闘員とみなしている。)

その上、「ダブル・タップ」──立て続けに同一箇所を爆撃する方法で、しばしば最初に駆け寄った救護者を叩く──という不穏な傾向が一般的なやり方になってきた。統合特殊作戦コマンド(JSOC)がブッシュ政権のテロ対策を担う主要な司令部へと発展した後、同司令部による捕獲および殺害任務の拡大についてもまた、オバマは容認した。

 あるJSOC司令官は、『汚い戦争:世界は戦場だ』の著者であり調査報道ジャーナリストのジェレミー・スケイヒルに、こう述べた。「オバマ指揮下での地球規模の軍事作戦は、ホワイトハウスの全面的支援を得て、より激しく、より速く、より即時性のあるものになっている」。

 『汚い戦争』のタイトルでドキュメンタリー映画も制作したスケイヒルは、NBCニュースで、オバマは「米国が世界各地で暗殺作戦実行の権利を行使するプロセスを合法化し、体系化した大統領として歴史に記録されるだろう」と述べた。

 言うまでもなく、多くの罪も無い人々が戦闘員と共に殺害されている。斯くの如くオバマ大統領は「練達の殺人者」であると証明されてはいるのだが、その実演は崇高なものである必要はなかった。

マイケル・ケリー  

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出典:ビジネス・インサイダー(2013年11月2日)
翻訳:さよか(APA‐J翻訳チーム)
翻訳チェック:原田唯 監修:APA‐Jデスクチーム

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「批評する工房のパレット」
2012年12月30日
「シリア内戦を長引かせているのは誰か?(2) ~「ポスト・アサド」とオバマの「暗殺リスト」」より

2 対テロ戦争を永続化させるオバマ政権と「テロリスト暗殺リスト」

 日本の主要メディアが、その分析はもとより事実さえまともに報じていない「オバマ政権の暗闇」の一つに、今年の5月下旬にニューヨーク・タイムズ紙が詳細に報じた「極秘のテロリスト暗殺リスト」、通称"Kill List”と呼ばれているものがある。
→Secret ‘Kill List’ Proves a Test of Obama’s Principles and Will

 このアルカイダおよびこれと関係があるとされる「イスラーム過激派」勢力の個別的殺害を目論み、その対象リストをまとめた「暗殺リスト」に関しては、その後米国の様々な市民メディアがその問題性をめぐって報道している。その中の一つに、Democracy Now!のGlenn Greenwald: Obama’s Secret Kill List "The Most Radical Power a Government Can Seize"がある。Democracy Now! Japanがまとめたその概要を引用させていただこう。
・・
・グレン・グリーンウォルド:オバマの秘密殺害リストは「政府が手にし得る究極の権力」
 ニューヨーク・タイムズ紙は今週、オバマ大統領が自ら「秘密殺害リスト」作成を監督しているという事実を明らかにしました。このリストには米国が無人機による暗殺の標的としている人物たちの名前と写真が掲載さているということです。
 同紙によると、オバマはイエメンやソマリア、さらに複雑で危険をはらむパキスタンでの攻撃において、殺害対象とされる人物すべてについて自ら承認を与えています。このリストには米国市民や17歳の少女たちまでが含まれています。

 「この米国大統領は、人を殺せという命令を出す権限を自分が持っていると信じている──それも徹底して秘密裏に、何ら法的手続きをも踏まずに、不透明なまま、いかなる種類の監査も受けることなくです」とSalon.comのブロガーであり憲法専門弁護士であるグレン・グリーンウォルドは言います。「これは文字どおり、政府と大統領が手にし得る究極の権力だと思いますよ。しかもオバマ政権はそれを獲得し積極的に実行しているが、議論が起きることはほとんどありません」
・・
 
 この「暗殺リスト」に基き、個別的殺害を狙った無人爆撃機によるオバマ政権による「対テロ戦争」が、ありうるかもしれない「ポスト・アサド」のシリアにおいて、アルカイダと関係がある、とされている現在の反政府武装勢力内の「イスラーム過激派」に向けられればどうなるか?
 すでに終わっているアサド政権を退陣に追い込むだけでは、シリアに平和は訪れない。
 「復興支援」も「国家再建」もありえない。
 そこまでを見越した上での〈シリアの平和〉をめぐる議論が必要だ。

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 「暗殺リスト」がはらむ問題は、米国の民主政治のあり様や、米国市民の市民的権利や人権問題を中心問題に考えるなら、グリーンウォルドが言うように、米国大統領が「徹底して秘密裏に、何ら法的手続きをも踏まずに、不透明なまま、いかなる種類の監査も受けることなく」「人を殺せと言う権限」を持つにいたった、ということで済ませることができるかもしれない。

 もちろん、既存の「米国民主主義」という名の政治制度を信奉している人々にとっては、そんなことは絶対にあってはならない、許せないことになる。 また、「米国民主主義」を信奉していない私のような人間にとっても、この事態を通じて大統領制という政治制度が、大統領個人や大統領府に権限や権力を集中させればさせるほど、このようなことが「合法的」に行われるようになってしまう政治制度なのだということを、改めて学んでおくよい機会だと思う。

 日本においてもこの30年ほど、「政治改革」の名において「内閣および内閣総理大臣の政治的権限の強化」、つまりは「大統領的内閣総理大臣」の形成に向けた法的・制度的「改革」が進んできたが、それが極めて危うい政治的賭け、「両刃の剣」なのだということも知っておいてよいだろう。(→上にいう「合法的」とは、あくまでもただ単に「オバマ政権が「合法性」を主張できる」という意味での「合法性」であって、国際法的意味におけるそれや米国憲法に無前提的に違反しないという意味でのそれでもない。誤解なきようにしてほしい)。

 しかし、歴史を振り返ってみれば、このようなことはイスラエルやロシアなど、実はこれまで米国以外の国々、しかも米国やその他の西洋諸国、日本などが「民主主義国家」と呼んできた国々において「反体制派」を撲滅するための「国家テロ」として繰り返し行われてきたことである。いや、「リスト」があったかどうかは知らないが、米国政府・CIAが直接手を染めたし政治的暗殺さえあっただろう。

 対叛乱戦略におけるこれまでの米国の常套手段は、武器や資金を、ある場合には国家にまたある場合には非合法の非正規軍勢力に援助しながら、直接には自分の手を汚さず、そうした国家テロを国々や武装勢力を養成したり、支援したりするというものだった。 私が少し歴史を知るラテンアメリカは、そういう国々であふれている。その意味で、個人的に言えば、このニュースに接したときに「米国もここまであかさまにやるようになったか」とは思ったが、殊更に驚いたりすることはなかった。

 では〈問題〉はどこにあるのか?
 それは無人爆撃機であれ特殊部隊であれ、この「暗殺リスト」に基く米軍による「テロリスト」殺害作戦が、ブッシュ政権時に編み出された「対テロ戦争」を永続化させてしまうことにある。その結果、米国、英国、フランスを中心としたNATO諸国による軍事介入を国際法的合法化し、正当化するような(「保護する責任」?)「不安定」地域を、半永久的に世界各地に、とりわけイスラーム圏社会に再生産し続けてしまうことにある。 ・・・・」

⇒「フランスのマリへの軍事介入: ~「対テロ戦争」? それともトゥアレグ遊牧民族の民族自決と自治の圧殺?」と
⇒「マリを「第二のソマリア」にしてはならない ~フランスの軍事介入が失敗に終わる理由」につづく

「批評する工房のパレット」内の関連ページ
⇒「シリア内戦を長引かせているのは誰か?~最近のシリア情勢に関し、知っておきたい2、3の情報」

・・・
・防衛秘密、6年間で4万件を破棄 
半数超に相当  政府答弁書で判明
 防衛省が自衛隊法で規定している「防衛秘密」の管理に関して、2007~12年の6年間で約4万2100件の秘密を破棄していたことが、政府が26日決定した答弁書で明らかになった。同省は06年から12年までに約7万4300件を指定している。民主党の長妻昭氏の質問主意書に答えた。

 防衛秘密は防衛上特に秘匿することが必要な情報を防衛相が指定する。漏洩した場合は最高5年の懲役を科される。特定秘密保護法案が成立すれば特定秘密に移行する。
 防衛秘密は歴史的文書を国立公文書館などで保存することを定めた公文書管理法の対象外。保存期限が過ぎた場合は同省幹部の判断で破棄が可能だ。
 防衛省はこのほか「省秘」約30万件中27万件、日米相互防衛援助協定(MDA)秘密保護法で米国から提供を受けた「特別防衛秘密」約2500件中700件も廃棄していたことも明らかになった。(日経)

辺野古基地建設を許さない!オスプレイの沖縄配備撤回!12.4集会

辺野古基地建設を許さない!オスプレイの沖縄配備撤回!12.4集会

沖縄県名護市辺野古の米軍基地建設問題は、安倍第2次政権発足後、「水面下」で新基地推進がはかられてきました。さらに沖縄の全自治体の反対の声を無視して、オスプレイ配備が強行され、県民は不安な毎日を送っています。

辺野古基地建設の動きが山場を迎えるなか、これを許さない運動を作り上げるため、12月4日に集会を開催いたします。どなたも参加できます。

日時:12月4日(水)18時30分~
場所:東京・文京区「全水道会館4階大会議室」 JR「水道橋駅」東口2分、地下鉄「水道橋駅」1分
    *地図 http://www.nijou.jp/page108.html
内容:沖縄からの訴え 山城博治さん(沖縄平和運動センター議長)
参加費:500円
主催:平和フォーラム、沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック
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「辺野古埋め立て申請反対と基地建設断念を求める緊急署名」
防衛大臣宛
●「辺野古の海の埋め立て申請の取り下げと、辺野古への基地建設の断念を求める緊急署名」
沖縄県知事宛
●「辺野古の海の埋め立て申請の不承認を求める緊急署名」

署名用紙はこちらhttp://www.peace-forum.com/henoko_shomei2013.pdf
集約日:2013年12月末まで
集約先:〒101-0061 東京都千代田区三崎町2-2-13-502
沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック気付(電090-3910-4140)
「辺野古への基地建設を許さない実行委員会」

・・・
・県関係自民議員 辺野古「容認」で一致
【東京】自民党の県関係国会議員5人は25日午前、党本部で石破茂幹事長と会談し、米軍普天間飛行場の移設方針について協議した。
 会談後、記者会見した石破氏は「(名護市)辺野古を含むあらゆる可能性(??)を排除しないことで一致した」と説明。 事実上、5人全員が辺野古への移設を容認した。

 「県外」の立場を主張してきた衆院議員の国場幸之助(1区)は協議後、記者会見し「県外の公約は堅持する。あらゆる可能性は排除しない」と述べ、公約は変えない方針を強調。
 同じく「県外」を掲げてきた比嘉奈津美氏(3区)は記者団に「訴えた公約と方向性が違ったことには責任を感じている」と述べた。
 これまで県外を主張していた宮崎政久氏(比例、2区)は24日に辺野古移設も選択肢として容認する立場を表明。
 西銘恒三郎氏(4区)と島尻安伊子参院議員は、すでに辺野古移設容認の姿勢を示していた。(沖縄タイムス)

・自民沖縄県連も辺野古容認へ 普天間移設で調整本格化
 政府、自民党は25日、沖縄県を地盤とする党所属の衆参両院議員5人が米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設を容認したのを受け、移設実現に向けた調整を本格化させた。

 「県外移設」を主張していた党沖縄県連も近く容認に転じる見通しで、移設に必要な辺野古沿岸部の埋め立て申請に対する仲井真弘多県知事の可否判断が今後の焦点となる。
 政府は、来年1月の名護市長選の結果に左右されないよう年内に仲井真氏から埋め立ての承認を取り付けることを目指している。 (共同 琉球新報)

2013年11月24日日曜日

★★緊急集会!!★★ 民主主義社会に「秘密保護法」はいらない!!

11/26
・国会周辺は騒然 市民団体ら反対集会
 国会周辺では特定秘密保護法案に反対する市民団体などによる集会が朝から開かれています。
  「特定秘密保護法反対」  午前8時から総理官邸前で行われた特定秘密保護法案に反対する集会にはおよそ120人が参加しました。
  「自由な意見を言えないような 世の中にするのは、民主主義の破壊だと思う」(参加者)
  「情報はもっと皆が平等に共有できるものでなければならないのではないかと思う」(参加者)
  法案採決に向けての動きもにらみながら、国会周辺では、抗議の集会や座り込みが夜まで続く予定です。(JNN)

・「これが民主主義か」=怒号飛び交う特別委―秘密保護法案、強行採決
 「数の横暴だ」「これが民主主義か」。特定秘密保護法案が衆院特別委員会で可決された26日午前、傍聴席からは激しい抗議の声が上がり、野党議員らが委員長席に詰め寄った。
  午前9時から始まった特別委には、法案に反対する市民ら約100人が傍聴に訪れた。中には約40人しか入る余裕がなく、入れ替わり立ち替わり審議を見守った。

  質疑には安倍晋三首相が出席。与党議員が「締めくくり総括と理解して質問している」などと発言すると、野党席から「していない」「それはないだろう」などとヤジが飛んだ。
  午前11時10分ごろ、予定の質疑が終了し、首相が退席する。野党議員が委員長席に詰め寄り、「数の横暴だ」「将来に禍根を残す」などと激しく抗議し、傍聴席からも「強行採決反対」と声が上がった。「採決は無効」などと叫び、外に連れ出される市民もいた。
  審議は打ち切られ、起立採決で可決。散会を宣言した委員長は、紅潮した表情で退出した。(時事)

・特定秘密保護法案 与党きょう衆院通過の構え 維新は反対 NSC法案は27日成立へ
 機密を漏らした公務員らへの罰則を強化する特定秘密保護法案について、衆院国家安全保障特別委員会は25日、安倍晋三首相が出席して26日に質疑を行うことを額賀福志郎委員長(自民党)の職権で決めた。
 自民、公明両党は同日中に採決し、本会議に緊急上程して可決、参院に送付する構え。法案の修正で合意した日本維新の会は26日の衆院通過に反発しており、与党は引き続き協力を求める。

 特別委は25日、福島市での地方公聴会に続き、与党と維新、みんなの党が合意した修正案の提案理由説明を行った。同日夜の理事会で、与党は26日の首相出席の質疑を提案したが、民主党と維新が反対した。
 政府・与党は年末の予算編成作業などへの影響を避けるため、12月6日までの今国会の会期を延長しない考えで、自民党幹部は記者団に「26日の衆院通過は譲らない」と強調した。維新は「審議が不十分」として採決の欠席も視野に26日に幹部らが対応を協議する。
 一方、参院国家安全保障特別委員会は25日夜、国家安全保障会議(日本版NSC)創設関連法案の採決を行い、与党などの賛成多数で可決した。27日の参院本会議で成立する見通し。(産経)
・・

★★緊急集会!!★★
民主主義社会に「秘密保護法」はいらない!!

 何が秘密かも、秘密!?
 いま、私たちの民主主義と自由は、大きな危機に直面しています。
憲法で禁じられているはずの軍事力強化、私たちの暮らしをまるごと多国籍企 業に明け渡すTPPの推進、福島の被害を考えれば言い出すことさえで きないはずの原発再稼動と輸出、そして、憲法の改悪。
 こうした「危険すぎる政策」を強行しようとする安倍政権は、特定秘密保護法 によって、私たちから情報を奪おうとしています。情報こそ民主主義に なくてはならないものです。私たちは主権者として、政府が何をしようとしているか、 私たちの税金が何に使われているかを知る権利と責任がありま す。「何が秘密 かも、秘密。」という秘密保護法は、民主社会を死に至らせる最悪の法律です。
 人権の尊重に裏付けされた公正な社会、市民の連帯による参加型の民主主義社会をつくっていくために、私たち主権者もまた、ともに考え、ともに動 き出す ときです。ぜひお集まりください!!

【日時】2013年12月1日(日) 18:30〜20:30(開場18:15)
【会場】連合会館2階 大会議室
     東京都千代田区神田駿河台3-2-11 T)03-3253-1771
【参加費】500円 ※申込不要

【プログラム】
司会:木内みどり(女優)
○あいさつ 実行委員長 宇都宮健児(弁護士・反貧困ネットワーク代表)
○問題提起
・秘密保護法:田島泰彦(上智大学教授・監視社会を拒否する会共同代表)
・原発:海渡雄一(弁護士・脱原発法制定全国 ネットワーク事務局長)
・解釈改憲:高田健(許すな!憲法改悪・市民連絡会)
・メディア:東海林智(毎日新聞記者・元新聞労連委員長)
・TPP:内田聖子(PARC事務局長・STOP TPP!! 市民アクション)
・市民活動:満田夏花(FoE Japan理事・原子力規制を監視する市民の会)
○ディスカッション

【主催・呼びかけ】
「民主主義社会に秘密保護法はいらない!」実行委員会
T)03-3571-6051(東京市民法律事務所内)
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立憲フォーラム主催
「秘密保護法」を考える院内集会
日時:11月28日(木)17:00~
場所:衆議院第一議員会館 1階 国際会議室」(地下鉄「国会議事堂前」「永田町」下車)
内容:「ジャーナリズムを死なせてはならない」
講師:保阪正康さん(ノンフィクション作家)
衆院第一議員会館入り口で16:30から入館証を配布します。
問合せ:参議院議員・江崎孝事務所(電03-6550-0511)
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【11・25 福島公聴会・緊急アピール行動】
秘密保護法に異議あり!
-秘密保護法に反対します! 福島をアリバイづくりに使わないで-


◆11月25日(月)公聴会前アピール行動
 ・公聴会開始前  9:00~10:00
 ・公聴会終了後 12:30~13:30
◎場所:福島駅東口 中合デパートのツイン広場周辺
◎呼びかけ:
「秘密保護法に異議あり!ふくしまの会」
「秘密保護法を考える市民の会」
※市民による平和的なアピールです。主催者の指示にしたがって、節度のある行動をお願いします。
・・
・秘密保護法案 原発事故隠される 福島で公聴会 住民らデモ
 「福島をアリバイに使うな」「情報を隠さないで」。二十五日に福島市で開かれた、特定秘密保護法案を審議する衆院国家安全保障特別委員会の初めての公聴会。会場のホテル前では、東京電力福島第一原発事故で被害を受けた福島県の住民らが法案に反対するデモを行い、公聴会に入れない人らが怒りの声をあげた。 

 JR福島駅東口にあるホテル前では肌寒い曇り空の下、朝八時ごろから「特定秘密法案 廃案しかない」と書かれた横断幕やのぼりを掲げた住民ら約百人が参加した。
 原発事故で飲食店を廃業した無職武藤類子さん(60)=福島県三春町=は「法案は原発事故の真実を隠す」と書かれたプラカードを持参。けさ自宅で作ったという。「今でさえ原発事故がどのように起きたか真実がわからないのに、法案ができたらどんどん隠されていってしまう」

 会場の傍聴者席は五十席。傍聴券が必要と知らない人も多く、席は半分ほどしか埋まらなかった。会場に入れない福島市野田町の佐々木慶子さん(71)は「公聴会は広く国民の声を聴く場所のはず。福島でも千人以上入れる会場はいっぱいあるのに」と衆院事務局員に詰め寄った。
 佐々木さんは「きょう公聴会があることを知った人もいる。立ち見でも全員入れてほしい。国会議員が(傍聴を認めると)決めれば済む話」と批判した。(東京新聞)
・・・・・・・・・・・・
●「アリバイ作りなのか」 秘密保護法・福島公聴会
OurPlanetTV

「・・・・空席なのに市民締め出し 
今回の傍聴枠は50人限定。枠は事前に各政党に割り当てられ、政党と繋がりをもたない市民は傍聴することが出来なかった。開始時間前には、福島の住民などおよそ10名が傍聴を求めて会場を訪れたが、会場には入れなかった。
 また事前にテレビでの生中継を希望した放送局もあったが、衆議院国家安全保障に関する特別委員会の福島地方公聴会担当者は「スペースの関係でテレビの生中継はお断りしている」としていた。しかし、当日公聴会が開かれた会場では空席や空スペースが目立った。・・・・」

●「国家安全保障に関する特別委員会〜福島地方公聴会」
日時:11月25日(月)10時~12時55分
会場:ホテル辰巳屋(福島市栄町5-1)

<プログラム>
額賀団長あいさつ
○意見陳述者の意見陳述(各10分、計1時間10分/陳述順)
馬場有(浪江町長)
槇裕康(福島弁護士会副会長)
二瓶由美子(桜の聖母短期大学キャリア教養学科教授)
名嘉幸照(株式会社東北エンタープライズ会長)
畠中信義(いわき短期大学と特任教授)
荒木貢(弁護士)
佐藤和良(いわき市議会議員)
 
○意見陳述者に対する質疑(各15分、計1時間45分)
今津寛  (自民)
近藤昭一 (民主)
丸山穂高 (維新)
遠山清彦 (公明)
畠中光成 (みんな)
赤嶺政賢 (共産)
玉城デニー(生活)
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「とどけよう!脱原発の声を」報告集会
日時:11月26日(火) 18:30~19:30
会場:日比谷公園大音楽堂(日比谷野音)
地下鉄「霞ヶ関駅」「内幸町駅」、JR線「有楽町駅」「新橋駅」
※地図 http://hibiya-kokaido.com/yaonpage.html
内容:署名呼びかけ人および福島からの訴え、署名された方からのメッセージ朗読
日比谷公園~東京電力本店前~銀座方面デモ行進
■詳しくはこちら  http://sayonara-nukes.org/2013/11/1117_1126/

2013年11月21日木曜日

福島第2の廃炉判断先送り??

福島第2の廃炉判断先送り??

・福島第2の廃炉判断先送りを検討
 福島県が廃炉を求めている福島第2原発について、東京電力が廃炉の判断を来年以降に先送りする方向で検討していることが20日、分かった。
 当面の追加的な資金負担を回避し、福島第1原発の廃炉作業に経営資源を集中させる狙いがある。 年内にとりまとめる新しい総合特別事業計画(再建計画)に廃炉方針を示さない方向で調整している。
  地元では福島県議会が2011年10月に県内全基の廃炉を求める請願を採択しており、第2原発の再稼働はきわめて困難な状況にある。(共同)


 「批評する工房のパレット」内の関連ページ
2013年4月1日
⇒「で、私たちは福島第一5、6号機、第二原発をどうするのか? 2013」
2012年8月1日
⇒「「議論が深まらない社会」(1)--「脱原発依存社会」をめぐって 」
2012年1月19日
⇒「3・11福島大集会の〈アジェンダ〉を考える」
2011年12月14日
⇒「で、私たちは福島第一5、6号機と第二原発をどうするのか?」
2011年12月10日
⇒「東電一時「国有化」=(電気料金値上げ+増税)+(柏崎刈羽+福島第二再稼働)? 」

国会議員のみなさん、有権者は、あなたを見ています

国会議員のみなさん、有権者は、あなたを見ています
秘密保護法案に反対の一票を
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すべての国会議員のみなさん
党の方針がどうあれ、秘密保護法案に反対の一票を投じてください!
問題の多い秘密保護法案に多くの有権者が反対しています。
審議時間もまったく十分ではなく、与党の答弁はころころ変わっています。

たとえば、「TPP」は特定秘密の範囲かどうか政府の説明は二転三転していますが、これは特定秘密の範囲は政府の解釈次第であるということを示しています。
政府が恣意的に特定秘密の範囲を決める秘密保護法案は、たいへん危険なもので、民主主義の根幹を揺るがします。
国会の権限も損ね、罪刑法定主義にも反します。特定秘密に対する第三者機関も明記されていません。
法律は条文がすべてです。口約束で、「今後の改善」などという説明には到底納得できません。
国家安全保障と情報への権利に関する国際原則(ツワネ原則)にも大きく反します。
有権者からの信頼を裏切らないでください。有権者は、あなたの行動をみています。
党の方針がどうあれ、本法案に「反対」の一票を投じてください。

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みなさんのお力を。国会議員に届けます!
一人でも多くの有権者の声を、国会議員に!!

超緊急の48時間署名です。締切は、締切:11月20日(水)23:00

署名フォーム5:https://pro.form-mailer.jp/fms/ff7a506050754 …他のフォームがパンクしているようなので、さらに新設しました。PCでも携帯でも可

署名フォーム1:http://goo.gl/dq7I6E …PC用
署名フォーム2:https://pro.form-mailer.jp/fms/4da5988050661 …PCでも携帯でも(ただし、アクセス数が多くなると、パンクします)
署名フォーム3:https://pro.form-mailer.jp/fms/7b22982f50698 …PCでも携帯でも。フォーム2がアクセスがしずらくなっているので、新設しました。

署名フォーム4:https://pro.form-mailer.jp/fms/974a058850752 …フォーム2もパンクしているようなので、新設しました。
★11月20日(水)10時までに集まった署名は、10,742筆に達しました。メッセージもとても理性的で説得力のあるものでした。本日の議員事務所訪問で、衆議院の自民党・公明党・みんな・維新の議員たちに提出させていただきました。
★21日(木)に、各党の国会議員に提出します。ぜひ、みんなで提出に行きましょう!
朝10時に参議院議員会館ロビーにご集合ください。
★提出したあと、11時から記者会見を行います。こちらにもぜひ、みなさんご出席ください。
場所はまだとれていないのですが、参議院議員会館ロビーに11時にご集合ください。

⇒「避難の権利」ブログ
⇒秘密保護法を考える市民の会
 国家をして国民をしばる秘密保護法に対し、みんなでアクションを!

・・・
・与党、維新と修正合意=秘密指定「最長60年」―26日に衆院通過方針 自民、公明両党は20日夜、機密を漏らした公務員らへの罰則を強化する特定秘密保護法案について、日本維新の会と修正合意に達した。秘密指定の期間を武器や暗号など7項目を除き「最長60年」とする。既に法案賛成を決めたみんなの党に続き、維新も賛成に回ったことを受け、与党は26日の衆院本会議で採決に踏み切る方針だ。

  修正合意に関し、政府関係者は20日、「法案の目的を害する修正はしていない」と指摘した。維新が主張した秘密指定の妥当性を監視する第三者機関も検討課題にとどまっており、国民の「知る権利」が制約されかねない懸念は残っている。

  衆院国家安全保障特別委員会は20日、秘密保護法案の採決の前提となる地方公聴会を25日に福島市で開催することを議決。与党は当初目指していた週内採決は断念したが、野党第1党の民主党との修正協議が調わない場合でも、26日の衆院通過は譲らない考えだ。 (時事)

2013年11月17日日曜日

STOP! 「秘密保護法」11.21大集会 ~「何が秘密?それは秘密」 それはイヤだ!~

秘密法に反対するすべての人たち、大集合

STOP! 「秘密保護法」11.21大集会
~「何が秘密?それは秘密」 それはイヤだ!~


「特定秘密保護法」が国会に提案されました。
「秘密」がどこにあるのかは、誰にも知らされません。「秘密」を漏らしたり、漏らすよう求めたりした人は懲役10年の重罰に処せられてしまいます。誤って漏らした人も同様です。秘密を探ろうとする人も処罰されます。

公務員やジャーナリストだけの問題ではありません。原発の情報やTPP交渉のような、命や暮らしにかかわる情報もすべて隠されてしまうでしょう。国が都合の悪いことを人々の目から遠ざけようとするとき、そこには必ず戦争への準備がありました。戦争は秘密から始まるのです。

国の情報は政治家や官僚のものではありません。必要なのは情報公開です。こんな法を作ろうとしているのは、先進国では日本だけです。時代に逆行する秘密保護法の成立は何としても阻止しなければなりません。「秘密保護法反対!」の一点で結集し、政府と国会に私たちの声をぶつけましょう!

■日時 11月21日(木)
午後6時半・開会/午後7時半・国会請願デモ
■会場 日比谷野外音楽堂

◆集会内容◆
(1)主催者あいさつ 海渡雄一
(2)国会議員あいさつ
(3)日弁連あいさつ(予定)
(4)呼びかけ団体あいさつ
(5)ゲスト・スピーカー
青井未帆(憲法学者、学習院大学法科大学院教授)
落合恵子(評論家)

◆主催◆
STOP!「秘密保護法」大集会実行委員会
◆連絡先団体◆
新聞労連(03‐5842‐2201)/
平和フォーラム(03-5289-8222)/
5・3憲法集会実行委員会
(憲法会議03-3261-9007、許すな!憲法改悪市民連絡会03-3221-4668)
秘密法に反対する学者・研究者連絡会(田島泰彦)
秘密法反対ネット
(盗聴法に反対する市民連絡会090-2669-4219、日本国民救援会03‐5842-5842)

・・・
・秘密保護法案 修正より廃案に全力を
 機密を漏らした公務員らに厳罰を科す特定秘密保護法案をめぐり、与党と日本維新の会、みんなの党が修正協議を始めた。民主党も近く対案をまとめて与党との協議に入る。  国会論戦では、政府が恣意(しい)的に秘密の範囲を拡大できることなど法案が重大な欠陥を数多く抱えていることが一層、鮮明になっている。  だが、修正協議は秘密保護法の必要性を認めることが前提となる。野党がその土俵に上がれば政府・与党のペースに巻き込まれかねない。

   情報漏えい防止は国家公務員法など現行法で可能であり、新法は不要だ。野党は修正協議よりも、法案の問題点を徹底追及し、廃案に追い込むことに全力を挙げるべきだ。  法案は別表で、特定秘密として防衛、外交など4分野23項目を列挙しているが、うち11カ所に「その他」という文言がある。  秘密の対象がいかに曖昧かを端的に示す事実だ。野党がこれを追及したのに対し、安倍晋三首相は「恣意的指定が行われないよう重層的な仕組みを設けている」と答弁した。  その仕組みとして首相は「外部有識者の意見を反映させた指定基準」を挙げたが、それだけでは「重層的」とは言えまい。第三者が指定の妥当性をチェックする制度もない。

 与党との協議で野党側は、こうした点などの修正を求めているが、与党は大幅修正には応じない方針だ。  新法の必要性のなさは衆院の質疑でさらにはっきりした。  首相は答弁で、過去15年間で起きた主要な情報漏えい事件として政府が挙げた5件のうち、特定秘密に該当するのは2008年の中国潜水艦の動向の漏えいだけだと言明した。  漏えいした公務員は起訴猶予となった。15年間で、立件さえ見送られた漏えい1件だけというのが実態なのだ。懲役10年の厳罰を伴う新法など不要なのは明白ではないか。

 気になったのは自民党の町村信孝元外相の国会発言だ。「国民の知る権利は担保しました、しかし個人の生存が担保できません、国家の存立が確保できませんというのは全く逆転した議論ではないか」と述べた。  外交、防衛のためには国民の目と耳をふさいでも構わないと言わんばかりだ。  知る権利が保障されてこそ、国民監視の下、国が針路を誤らずに進むことができるのであり、町村氏の主張の方が逆転している。

 野党が町村氏と同じような認識で修正協議に臨んでいるとすれば問題だ。国民の前で法案の危険性を徹底的にあぶり出し、与党の数まかせの強行突破を許さない状況をつくることこそ野党の責務だ。(北海道新聞、社説)

2013年11月14日木曜日

『福島と生きる』メールマガジン 第12号

『福島と生きる』メールマガジン 第12号
――息長く〈福島〉とつながり続けるために――

2013年11月14日発行(不定期刊)
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―目次―
◆イベント情報
◆キャンペーン・活動情報
◆保養情報
◆ニュースクリップ

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◆イベント情報 (イベント情報は変更されることもあります。必ず主催者サイトでご確認下さい)
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1.「誰も知らない27年後のチェルノブイリ」
  11月20日(水)13:30-16:40(郡山市・福島県教職員組合郡山支部会館)
  ※講演: タチアナ・アンドロシェンコ
        (ウクライナ、「食品と暮らしの安全基金」調査コーディネータ)
   「食品と暮らしの安全基金」では、ウクライナを訪れ、多くの子どもが健康  障害で苦しんでいる実態を知りました。その調査のコーディネータを務め、  自身もチェルノブイリ事故で健康被害に遭ったアンドロシェンコさんのお話を聞きます。
  ※福島以外の予定: 
    11/16(土) さいたま市産業文化センター
    11/18(月) 盛岡アイーナホール
    11/19(火) 仙台市市民活動サポートセンター
    11/21(木) 衆議院第一議員会館・多目的ホール
  ※主催: 福島実行委員会/NPO法人食品と暮らしの安全基金
  ※問い合わせ: 048‐851‐1212、mall@tabemono.info
  ※詳細: イベントサイト 

2.「ふくしまオーガニックフェスタ2013」
  11月23日(土)(郡山市「ビックパレットふくしま」展示ホールB)
  ※農産物販売のほかに、放射能とくらしを考えるシンポジウム、農家による
  放射能低減のとりくみのパネル展などさまざまな企画が行われます。
  ※詳細: イベントサイト 

3.「健康相談会」
  12月3日 (火) 午後(山形市・おいたまサロン 2F 「ふわっと」)
  ※快医学健康相談 橋本俊彦(鍼灸師・快医学)
    医師健康相談  小林恒司(心療内科医師)
  ※主催: NPO法人ライフケア
  ※申し込み・問い合わせ: 07​0-5629-3229
  ※詳細はこちら 

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◆キャンペーン・活動情報
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「原発いらない福島の女たち」2014年度版カレンダー予約受付中
※売上は「女たち」の活動資金になります。カレンダーで「女たち」を支えてください。詳細はこちら 

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◆保養情報
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ほよーん相談会
※子どもローテーション保養のデータベース。全国各地の保養情報が掲載されています。全国の避難者支援団体の情報もあります。サイトはこちら 

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◆ニュースクリップ
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1.復興加速化案 帰還・費用の原則一転 支援の線引き、難しく
  http://mainichi.jp/shimen/news/20131112ddm003040111000c.html
  毎日新聞 2013年11月12日 東京朝刊
 与党が11日、東京電力福島第1原発事故の復興加速化案を安倍晋三首相に提出したのを受け、政府は具体策作りを急ぐ。
 民主党政権時代に決めた「被災者の全員帰還」や、賠償や除染などの事故処理費用を東電が一手に担う「汚染者負担」の原則を転換、長期にわたり帰還が困難な人には移住支援策を提供し、除染や廃炉作業の迅速化を目指す内容だが、住民や国民の理解に向けた調整は難しそうだ。(後略)

2.動2013:福島復興加速化案
  毎日新聞 2013年11月14日 東京朝刊
  http://mainichi.jp/shimen/news/20131114ddm005010047000c.html
 ◇飯舘村長「一人一人の判断に寄り添った支援策を」
 東日本大震災からの福島復興加速化案を政府に提言した自民党の大島理森前副総裁ら与党幹部が13日、東京電力福島第1原発周辺12市町村の首長らへの説明に訪れた。(中略)
 移住支援などを巡る政府の対策を「現実路線」にかじを切る今回の提言。
 首長からは「線量が高い所は一定期間帰れない。方向性を示した点は評価できる」(大熊町の渡辺利綱町長)と理解を示す声があった一方、帰還困難▽居住制限▽避難指示解除準備−−の3区域の線引きで、賠償額や帰還方針に差が生じることへの懸念も相次いだ。
 村内が3区域に分かれた飯舘村の菅野典雄村長は「避難指示解除準備区域でも帰れない人はいて、差が生まれれば分断が続く。一人一人の判断に寄り添った支援策を示すべきだ」と訴えた。
 

 都路(みやこじ)地区東部の避難指示が来春以降に解除される見通しの田村市の冨塚宥〓(ゆうけい)市長も「戻った人と戻らない人で差が出れば、『戻らない』という選択をする人が出てくる」と指摘。浪江町の馬場有(たもつ)町長は「(提言は)総花的で具体性に欠ける。地域ごとに異なる課題を抱えており、より細かな支援策が必要だ」と批判した。(後略)

3.福島被災地・慰謝料打ち切り方針の波紋
  東京新聞、2013年11月12日
  http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2013111202000138.html
 文部科学省の原子力損害賠償紛争審査会は先月下旬、福島原発事故による避難指示区域の住民への月十万円の慰謝料について、指示の解除後、一年を目安に打ち切る方針を決めた。事故は収束しておらず、被災住民の多くは帰還に不安を抱いている。
 だが、対象外の住民からは慰謝料の長期支払いに批判の声も上がる。(後略)


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『福島と生きる』メールマガジン 第12号(2013年11月14日発行)
※『福島と生きる』メールマガジンは、『福島と生きる--国際NGOと市民運動の新たな挑戦』の共同執筆者の団体や活動の関連情報を発信していきます。

発行人=中野憲志・藤岡美恵子(『福島と生きる--国際NGOと市民運動の新たな挑戦』共編者)


・・・
・甲状腺がん、前回比8人増の26人 県民健康調査
 福島医大は12日の県民健康管理調査検討委員会で、原発事故当時18歳以下が対象の甲状腺検査結果(9月30日現在)を報告、甲状腺がんと診断された人数が前回(7月31日現在)と比べ8人増加し、26人になったことを明らかにした。このうち1人は、がんの種類を精査している。

 手術で良性と確認された1人を合わせると「がん、またはがんの疑い」と診断された人数は59人(前回比15人増)となった。医大によると、新たにがんと診断された男児1人は手術を受けるかどうか、保護者らと相談しているという。ほかの人は手術を受け経過が良好としている。
 検討委の星北斗座長(県医師会常任理事)は終了後の記者会見で「現時点で甲状腺がんが原発事故の影響で明らかに増えているわけではないと理解している」と話した。  (福島民友)

●福島県ホームページ – 組織別 – 県民健康管理調査検討委員会
http://wwwcms.pref.fukushima.jp/pcp_portal/PortalServlet?DISPLAY_ID=DIRECT&N
EXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=24809
●Ustream.tv ユーザー OurPlanetTV 第13回福島県「県民健康管理調査」検討委員会
01, 第13回福島県「県民健康管理調査」検討委員会 01. 速報…
http://www.ustream.tv/recorded/40697668
●福島県検査で甲状腺がん58人~最年少は8歳  OurPlanet-TV:特定非営利活動法人 (アワープラネット・ティービー)
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1674
細胞診の結果は
・悪性/悪性疑い  59例
・手術       27例
・良性     1例
・乳頭ガン  26例
・男女比  男性 25例:女性 34例
・平均年齢   16.8歳

・知事「移住支援」提言容認 帰還の方針は維持
 東京電力福島第一原発事故からの復興に向けた自民、公明両党の第三次提言について、佐藤雄平知事は12日、「全員帰還」を原則としてきた政府の避難者対策に、新たに帰還困難者の移住支援が盛り込まれたことを容認する考えを明らかにした。自民党の東日本大震災復興加速化本部の大島理森本部長と県庁で懇談後、記者団に語った。将来的には住民帰還を目指す姿勢を維持しながらも、移住支援による生活再建という提言の「現実路線」に理解を示した。

 佐藤知事と大島本部長の懇談は冒頭以外、非公開で行われた。懇談を終えた佐藤知事は、移住支援が明確に盛り込まれた提言について、「避難が長期化する中で、(帰還に関する)避難者アンケートの意向が違ってきている。将来的に帰還を目指す県の方針は変わらないが、住民の意見を聞き、意向に添える対応、施策を進めてほしい」と語り、移住支援を選択肢として明確に打ち出す必要性を認めた。  一方、大島本部長との会談では「最終的には避難者が古里に帰還を果たせるよう県として取り組む覚悟なので、支援をお願いしたい」と述べ、将来的な住民帰還への環境整備を引き続き要望した。

 提言は、14万人超の避難者について早期帰還の促進を目指す一方で、放射線量が高く帰還が困難な区域については「今後、何年間帰還できないか明確にすべき」と指摘。新しい生活を選択するために必要な判断材料を国と自治体が提示する責任があるとしている。
 提言の実現には課題もある。移住支援は基本的に帰還困難区域を想定しているが、同区域以外にも局所的に放射線量が高かったり、住環境が荒廃したりして帰還を断念せざるを得ない避難者は少なくないとみられ、移住支援の対象範囲の捉え方が焦点の一つになる。
 さらに、移住支援策にどれだけ県や市町村、住民の意見を反映させ、実効性のある対策を示せるかも不透明だ。避難者に帰還か、移住かの選択肢を平等に提示するには、早期帰還者への支援策のさらなる強化も求められる。

■全基廃炉など盛り込み要望
 大島本部長との懇談で、佐藤知事は県内原発の全基廃炉、除染の長期目標などを提言に盛り込むよう要望した。  要望では
(1)国が主体性を持って廃炉・汚染水対策に取り組むこと
(2)県民の総意である全基廃炉の実現
(3)国による線量基準の説明責任
(4)除染の長期目標である追加被ばく線量1ミリシーベルトの堅持
(5)十分な損害賠償の実施-を求めた。
 提言の骨子を説明した大島氏は「国がもう一歩前進し、新たな加速化へのスタートにしたい」と述べた。 (福島民報)