『永遠の安保、テロルな平和』のための随想録
Ⅰ 自衛隊と安保
(1)懲りない「憂国」の士?---田母神俊雄の狂言劇
(2)猫の首に鈴をつけるのは誰か--小沢発言の波紋
(3)「海賊対策」における憲法解釈の権力学
---海外派兵と海外派遣、武力行使と武器使用をめぐって
Ⅱ テロルな平和
(1)誰のための「平和と和解」か?
---対テロ戦争時代の国連安保理と「国際社会」の役割を再考する
(2)永遠の安保、永遠の米軍基地、そして永遠のテロル
Ⅲ オバマの対テロ戦争と日本
(1)アフガン「包括的新戦略」を検証する
(2)米軍はイラクから撤退しない
(3)アフガニスタンの和平、あるいは「平和構築」?をめぐる断章
Ⅳ ソマリア内戦と「海賊」問題
(1)ソマリアと「海賊」---新介入主義の破産
(2)「海賊対策」と対テロ戦争
1 佐藤正久自民党議員の重大発言
2 「海賊対策」は「海賊」対策にあらず
3 国連安保理決議と米国のソマリア介入
No.1「海賊」対策か、それとも対テロ・海賊戦争か
No.2 内戦の泥沼化と「ソマリア・コンタクト・グループ」の結成
No.3 ソマリアにおける国連PKOの行方