2014年1月23日木曜日

第二回シリア人道支援会合 「ジュネーブ2」に向けた要請書

第二回シリア人道支援会合「ジュネーブ2」に向けた要請書

2014年1月20日
外務大臣
岸田文雄殿

 
  我々日本の市民および市民団体は、あらゆる暴力による解決を否定します。
 ジュネーブ2に参加する日本政府に、自らの国益のみに左右されず、中立的な立場に立ち、シリアの市民の平和のために、紛争を解決するイニシアティブをとること、必要とされる人道支援を適切に行うことを求めます。
 そのために、我々は日本政府との継続的な対話の場を設けることをお願いします。

1) シリア政府、反政府勢力が会議に参加するように外交的な調整を行う。
2) シリア内戦の当事者たちが停戦合意に至るように取り組む。
3) 国際社会の一員として、国連による停戦を監視するメカニズムの導入と維持に尽力する。特に、国際社会の軍事介入および武器の供与を停止させること。

 4) シリアの統治メカニズムを民主的な方法で構築するため、国際社会の監視下で、公正な選挙の実施を支持する。
5) 人道に反する罪、戦争犯罪などが公正な裁判で裁かれることを支持する。
6) 内戦は、レバノンや、イラクなどにも悪影響を及ぼしており、地域的和平の取り組
みも支援する。

以上

 (社)命・地球・平和産業協会(LEPIA)
イラク戦争の検証を求めるネットワーク
シリア支援団体 サダーカ
(特活)日本イラク医療支援ネットワーク(JIM-NET)
(特活)日本救援行動センター(JARC)
(特活)日本国際ボランティアセンター(JVC)