2014年2月12日水曜日

「主権回復」(?)の日の沖縄

「主権回復」(?)の日の沖縄

・辺野古反対、ケネディ大使に訴え 市民団体「海見に来て」
  「ケネディさん、辺野古の海を見に来て」。沖縄県の子育て世代の母親や若者で構成する市民グループ「ニューウェイブトゥホープ」が11日、キャロライン・ケネディ駐日米大使の沖縄訪問に合わせ、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設に反対する集会を県庁前で開き、約200人が参加した。 県民らはケネディ大使へのメッセージボードに「もう沖縄に基地はいらない」と英語を交えて書き込んだ。

 名護市に住む小学6年の渡具知和奏さんは、昨年末にケネディ氏に送った手紙を朗読。
 「軍事基地が造られたらジュゴンが絶滅し、豊かな自然が壊れてしまう」と、辺野古移設をやめるよう呼び掛けた。(共同)

・琉球新報 【社説】 拝啓 米大使ケネディ様
[Editorial]Dear US ambassador to Japan Caroline Kennedy
・沖縄タイムス EDITORIAL [Dear Madame Ambassador Kennedy] Please Meet with Mayor Inamine
・沖縄タイムス Seven decades of occupation

2/8
ケネディ大使来県 「基地増やさないで」プロジェクトオー
 【宜野湾】「オバマ大統領へ100万枚のはがきを送ろう」運動を展開する団体「プロジェクトオー」は8日、緊急アピール集会「ケネディ大使、私の声を聞いて」を宜野湾市普天間の事務所で開いた。
 参加者や県内外から寄せられた多数のメッセージが紹介され、普天間基地の辺野古移設への抗議や基地負担軽減を訴えた。

  共同代表の小橋川共行さんは「市民一人一人の気持ちがこもった声を、どうしても届けたくて集会を企画した」と語った。「これ以上基地を増やさないでほしい」「きれいな海を埋め立てないで」などのメッセージが紹介されたほか、音楽家の知花賢招(かつあき)さんが作詞作曲した楽曲「辺野古の海と陸」も披露された。
  手紙、はがきはアメリカ総領事館を通してケネディ大使に送る。
  手紙を持参して那覇市から参加した砂川久美子さん(65)は、「名護市辺野古に新基地を絶対造ってはいけないという思いをしたためた。大使の来県に期待と不安が心の中で入り乱れているが、来るからには何かしら期待できる内容を残してほしい」と話した。(琉球新報

・・・
・名護議会、辺野古埋め立て承認撤回要求
 名護市議会の比嘉祐一議長らは10日、県と沖縄防衛局を訪れ、米軍普天間飛行場の辺野古移設に抗議し、埋め立て承認撤回や県内移設断念を求める意見書を手渡した。
 応対した県の親川達男基地防災統括監は「公有水面埋立法にのっとり慎重かつ丁寧に審査し、承認基準に適合していると判断した。撤回は考えていない」と述べた。

 親川氏は「普天間の危険性除去は喫緊の課題。5年以内の運用停止を求め、政府は全力で取り組むとしている」としつつ、「5年以内停止なら明らかに機能を県外に移転せざるを得ない」と理解を求めた。
 さらに「その一環で空中給油機の岩国移駐がある。できるところから着実に進め、危険除去するのが知事の考え方だ」と説明した。

 市議らは「説明に無理がある。米側は5年以内運用停止に難色を示している。県の論理は成立しない」と反発した。
 武田博史防衛局長は海兵隊の抑止力の観点で辺野古移設を唯一の解決策とし
 「代替施設に移るのは陸上部隊の輸送機能だけ。空中給油機の運用は岩国で行われ、緊急時の航空機受け入れは九州の自衛隊基地などを使う」と説明した。 (沖縄タイムス

・米兵性犯罪の軍事裁判率 在日米軍24%、全体68%
 【ワシントン=島袋良太本紙特派員】 AP通信は9日、性犯罪容疑の米軍人が軍法会議で裁かれる割合が、在日米軍では米軍全体を大きく下回る傾向にあるとした調査報道を発表した。
 AP報道によると、性的暴行で告発された米軍人が軍法会議で裁かれる割合は、米軍全体で見ると2009年の42%から12年には68%に増え、上昇傾向にある。一方、在日米軍の中で確定的な統計が得られた海兵隊、海軍の合計で24%(05年~13年平均)となり、低水準で推移している。

  軍法会議にかけられた事例でも「加害者のほとんどは懲役刑を受けなかった」とした。その上で記事は、在日米軍人の性犯罪に対する米軍側の処罰状況は「無秩序だ」と結論付けた。
 APが05年~13年初期に性犯罪を理由とする在日米軍人への告訴を確認できたのは、海兵隊で270例、海軍で203例、空軍で124例の計597例。うち加害者が懲役刑を受けたのは、海兵隊で53例、海軍が15例、空軍は17例の計85例だった。懲役率は14・2%。被疑者が無罪や懲役刑となった以外は、加害者に罰金や降格、外出禁止や除隊、文書注意などの処分があった。

  記事は11米会計年度に米軍に寄せられた性的暴行に関する告発で、被害者3604人のうち、米軍人が2949人だったことなどを挙げ、被害者のほとんどは米軍内にいると推定している。APは国防総省から約千の記録文書を入手し、これらの統計を算出した。(琉球新報)

・・・
地震発生時刻に合わせ黙とう いわきの仮設で双葉町民
 東日本大震災から2年11カ月となった11日、双葉町民が避難生活を送るいわき市の南台仮設住宅で、仮設住宅に元気を届けるイベント「LOVE FOR NIPPON ROAD(ラブ・フォー・ニッポン・ロード)」が催された。地震が発生した午後2時46分に合わせ、住民と出演者が黙とうした。
  黙とうは双葉町民有志でつくる「夢ふたば人」の中谷祥久副会長の合図に合わせ、全員が1分間、目を閉じた。

  この日はキャンドルアーティストのCandle JUNE(キャンドル・ジュン)さんや女優の広末涼子さんらが訪れた。JUNEさんは「双葉町の仮設住宅には初めて来た。多くの人の思いを聞き、発信したい」と語った。町民はJUNEさんらとキャンドルナイトなどを実施して震災の犠牲者に思いをはせ、復興への気持ちを新たにしていた。
  広末さんは「避難している方々と一緒に楽しい時間を過ごせた。(気持ちを)ずっとつないでいきたい」と握手を求める住民に笑顔で応えていた。(福島民報