2014年2月16日日曜日

『福島と生きる』メールマガジン 第14号

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『福島と生きる』メールマガジン 第14号
――息長く〈福島〉とつながり続けるために――
2014年2月16日発行(不定期刊)
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―目次―
◆イベント情報
◆保養情報
◆ニュースクリップ

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◆イベント情報(イベント情報は変更されることもあります。必ず主催者サイトでご確認下さい)
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.「 つながる市民の輪、変える くらしと エネルギー
   ――311から3年、武藤類子さんと今をみつめ未来を語る

  3月2日(日)13:45~16:30(東京・豊島区勤労福祉会館・会議室 )
  ※チェルノブイリ原発事故および姉の白血病発症をきっかけに反原発の活動を開始した武藤類子さん。現在は、福島そして全国の市民とつながり、福島原発告訴団の団長として、福島の被害の現状と、東京電力が法的に責任をとることを訴えています 。
 311から3年、現在の福島の状況とこれからの私たちのくらしについて、武藤類子さんとともに考えます。
  ※内容:武藤類子さん講演、FoE Japan より最新の活動報告
  ※主催・問い合わせ:国際環境NGO FoE Japan
            tel: 03-6907-7217 fax: 03-6907-7219
            softenergy@foejapan.org (吉田)
  ※申し込み:https://www.foejapan.org/event/event_form.html
  ※詳細: イベントサイトはこちら 

2.「原発のない福島を!県民大集会」
  3月8日(土)11:00~(福島県・郡山市、いわき市、福島市の3会場同時開催)
  ※11:00 アトラクション
   13:00 県民大集会
   15:00 デモ行進 ※福島・いわき会場のみ
  ※詳細: イベントサイトはこちら 

3.「3・9原発被災地フィールドワーク」
  8:20郡山駅西口集合→飯館村視察→南相馬市小高区~浪江町視察→南相馬市
  沿岸部視察→15:30福島駅着・解散  
  ※詳細はこちら http://fukushima-kenmin311.jp/fieldwork

4.「3/8~3/15 NO NUKES WEEK」
  ※フクシマ連帯キャラバン行動、全国各地の集会など
  ※詳細はこちら http://sayonara-nukes.org/actionweek/

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◆保養情報
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2014春 ほよ~ん相談会 
(1)いわき・茨城相談会
   3月 1日 (土曜日)13:30-17:30(いわき市・小名浜公民館1階和室)
   会場: http://www.city.iwaki.fukushima.jp/map/1314/002583.html
(2)須賀川相談会
   3月2日(日)11:00-15:00(須賀川市・銀河のほとり)
   会場:http://loco.yahoo.co.jp/place/ff87d312e34e547cd662f507194351328c7a8a35/map/
※詳細: http://www.311ukeire.net/
※NPO法人ライフケアが「手当隊」として両日参加します。

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◆ニュースクリップ
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1.福島県民を苦しめる巨大ゴミ焼却炉の乱立
  ――除染から中間貯蔵へ。福島はまた大きな苦悩に直面
  週刊東洋経済 2014年2月15日号
  http://toyokeizai.net/articles/-/30622

  放射能に汚染された廃棄物を集約する「中間貯蔵施設」をめぐり、福島県で悩ましい問題が広がっている。
  国が建設候補地とする福島県内3町のうち、楢葉町が「1キログラム当たりの放射能が10万ベクレル超の廃棄物は受け入れない」として実質的に建設拒否を決断したのが1月27日。これを受けて佐藤雄平知事は2月4日、残る大熊、双葉の2町に絞って国に再検討を求める方針を提示した。
  両町の町長は回答を保留しているが、町民の間では「先祖代々の土地を国に売る気はない」との抵抗が根強い。来年1月に施設の供用開始を目指す国と、抜き差しならない交渉が続くことになる。(以下略)

2. 甲状腺がん悪性・悪性疑い74人〜福島健康調査
   OurPlanet-TV 2014年2月5日
   http://ourplanet-tv.org/?q=node/1727

  東京電力福島第1原発事故による放射線の影響を調べている「福島県民健康管理調査」の検討委員会が7日、福島市で開かれ、甲状腺がんの悪性および悪性疑いと診断された子どもは、前回の58人から16人増え、74人となった。また、このうち、手術後の判定によって甲状腺がんと「確定」した子どもは前回から7人増え33人になった。(以下略。「検討委員会」の会合および会合後の記者会見のビデオあり)

3.作業員「本音書けない」 東電アンケート 元請け経由回収
  東京新聞 2014年2月12日
  http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014021202000120.html

  東京電力が、福島第一原発で働く作業員の待遇面など労働環境改善のために実施しているアンケートを、元請け企業を通じて回収していることが分かった。
 作業員たちの話では、下請け企業の中には、作業員の回答を提出前にチェックしたり、回答の内容を指示したりするところもある。作業員からは「こんなやり方では実態は分からず、改善につながらない」という声が上がっている。(以下略)

4.事故後の福島舞台、「家路」上映 ベルリン映画祭で高い関心
  共同通信 2014年2月12日
  http://www.47news.jp/CN/201402/CN2014021201001288.html

  世界三大映画祭の一つ、ドイツのベルリン国際映画祭で11日(日本時間12日)、東京電力福島第1原発事故後の福島県を舞台にした映画「家路」が上映され、約700人の観客から長い拍手が送られた。出席した俳優内野聖陽さんと久保田直監督は「皆さんが関心を持ってすごい集中力で見てくださり、うれしい」と語った。
 映画は昨年、同県川内村などで撮影。長く福島から離れていた青年が原発事故後、立ち入り禁止区域にある実家で生きることを決意し、田を耕しだす姿と、仮設住宅で暮らす彼の家族を描いた。(以下略)

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『福島と生きる』メールマガジン 第14号(2014年2月16日発行)
※『福島と生きる』メールマガジンは、『福島と生きる--国際NGOと市民運動の新たな挑戦』の共同執筆者の団体や活動の関連情報を発信していきます。

発行人=中野憲志・藤岡美恵子(『福島と生きる--国際NGOと市民運動の新たな挑戦』共編者)