2015年7月16日木曜日

【緊急のお知らせ】 「学者100人記者会見」(7/20, 学士会館)

【緊急のお知らせ】 「学者100人記者会見」(7/20, 学士会館)

17:00~18:30 学士会館202号室
          (千代田区神田錦町3-28 アクセス

国会情勢が緊迫するなか、1万人以上の学者の賛同をもって社会に発信します。 100~200人の学者の参加で記者会見に臨みます。まだ席に余裕がありますので、参加を希望される学者の方は、18日夕方までに「お問い合わせフォーム」よりお申し出ください。

7月31日(金) 「安全保障関連法案に反対する学生と学者による共同行動」
17:00~ 砂防会館で集会
18:00~ 日比谷公園までデモ
19:30~ 国会前抗議行動 ※詳細は、近日中にご案内します。


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同志社大教職員有志が安保法案反対声明 村田学長を非難
 同志社大の教職員有志が15日、安全保障関連法案の成立に反対する声明を発表した。
 同大学の村田晃嗣学長が衆議院平和安全法制特別委員会の中央公聴会で同法案に肯定的な意見を述べたことも批判している。

 声明には約50人が賛同。安保関連法案について「現行憲法の枠組を明白に踏み越えた」とその違憲性を指摘し、村田学長の発言についても「良心教育を基軸とした同志社大のイメージを大きく損なう結果をもたらした」と非難している。

 声明を取りまとめた社会学部の板垣竜太教授は「法案は衆院特別委で可決されたが、今後も成立を阻止するために行動する。声明は近日中に村田学長にも提出する」と話している。
 龍谷大の教職員有志も安保関連法案の撤回を求める声明を出している。(京都新聞)
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 村田晃嗣という人を、私がメディアで知るようになったのは、2001年の「9・11」前後だったろうか。「日米関係」とか「(国際)安全保障」論を選考する「気鋭の政治学者」という触れ込みで、メディアへの露出を盛んにしていた記憶がある。

 確かに、村田氏が言うように「学者は憲法学者だけではない」。しかし、これは氏のみに限ったことではないが、日本の一市民として「政治学」や「安全保障学」を大学で教え、一般市民に説く学者は、少なくとも己が身とその市民的諸権利を根本から規定している日本国憲法の原理や精神を主体化した上で何かを語るのでなければ、学者としての良識を自ら貶めるだけである。
 はたして、日本の大学で飛躍的に広がっている「(国際)安全保障学」を教える大学知識人に、そのような良識がどこまで備わっているか? このことも一度、じっくり検証する必要があるだろう。

安保法案:教員ら、法案撤回を 京大では「有志の会」結成 /京都
 衆院特別委で可決された安全保障関連法案に対し、これまで府内の各大学の教員らから反対声明が相次いでいる。
 京都大(京都市左京区)は、教職員らが「自由と平和のための京大有志の会」を結成。
 「戦争は防衛を名目に始まる。生きる場所と考える自由を守り、創るために、思い上がった権力にくさびを打ちこまなくてはならない」とする声明を出し、約700人が賛同した。

 立命館大(本部・中京区)は法学部・法務研究科の教員有志ら計64人が声明を発表。
 憲法学者が相次いで「違憲」を表明したことを踏まえ「違憲法案を推進する政府・与党の姿勢に抗議し、専門家の立場から法案撤回を要求する」としている。
 龍谷大(伏見区)も100人以上の教職員有志が「安倍内閣が進めようとしているのは立憲主義の破壊」などとする声明を出した。【毎日/地方版 川瀬慎一朗、野口由紀】

・真宗大谷派「平和の誓いを空文化」 安保法案撤回求める
 真宗大谷派(本山・東本願寺、京都市下京区)の里雄康意宗務総長は15日、衆院特別委員会で安全保障関連法案が可決されたことを受け、
 「戦時下に生きた人々の声、無数の死者を背景に制定された日本国憲法の平和の誓いを空文化させるものだ。過去の歴史に学び、未来を開くことに逆行する法案の即時撤回を『悲しみ』をもって強く求める」との談話を発表した。(京都新聞)
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「安保法制」反対のメッセージの募集

 現在、IWJ(インディペンデント・ウェブ・ジャーナル)では、弊社サイトにて特集ページを立ち上げ、国会で審議中の「戦争法案」に疑問を感じ、反対の声を上げている方々からのメッセージを募っています。

■「安倍政権の集団的自衛権にもとづく「安保法制」に反対するすべての人からのメッセージ」
http://iwj.co.jp/wj/open/%E5%AE%89%E4%BF%9D%E6%B3%95%E5%88%B6%E5%8F%8D%E5%AF%BE

メ ッセージの長短、内容、形式などは一切問いません。短い一行のメッセージでも結構です。エッセイやブログ風のものでも、かまいません。ビジュアル素材(写真、動画、イラスト集)をまじえたものでも結構です。
 知識人、学者や専門家の方であれば、なぜ「戦争法案」は問題なのか、本格的な論文や評論でも大歓迎です。既出の論文等の転載でも問題ありません。
 「自分では上手にメッセージを書けない。しかし、他の人のスピーチや文章で、転載OKのものに、素敵なものがあるのでシェアしたい」ということでも全然かまいません。
 ご多用の折、大変お手数をおかけしますが、メーリスやツイッター、Facfebookなどで、広くみなさまに拡散していただけましたら幸いです。

 メッセージの送り先は、こちらになります。
  office@iwj.co.jp
 みなさまからのメッセージ、お待ち申し上げております。何卒よろしくお願い申し上げます。