嘉手納議会、F15風防落下をめぐり抗議決議
嘉手納基地所属のF15戦闘機による風防ガラス落下事故で、嘉手納町議会(徳里直樹議長)は6日開会した3月定例会本会議で、事故原因の徹底究明などを求める意見書と抗議決議を全会一致で可決した。
議会は同日午後、沖縄防衛局へ意見書を提出し、徳里議長は「居住地域に落ちていたら大惨事になっていた。町民に与えた不安と恐怖は計り知れない」と訴えた。 意見書では、
●原因公表と原因究明までの同型機の全面飛行停止、
●過去の風防ガラス落下事故の原因公表、
●嘉手納基地の負担軽減を確実に進めていくことなどを求めている。
応対した武田博史沖縄防衛局長は「重大事故になる可能性もあり深刻に受け止めている。 安全調査を徹底するよう求める」と回答。議員らは「事故翌日に別部隊の同型機が嘉手納に着陸したことは住民感情を逆なでする」「老朽化している機体だから事故が起こるのではないか」などと指摘した。
同町議会は日本政府の関係機関や在日米軍司令官、在沖米国総領事などにも意見書と抗議決議文を送付する。 同町議会は、普天間飛行場所属のオスプレイがトラブルで同基地に着陸した事故についても、同基地への飛行を禁止した意見書と決議文を全会一致で可決している。(沖縄タイムス)
【米軍の犯罪・事件・事故】
・本島沖、米軍ヘリ着艦失敗 脚部分折れる 夜間訓練中
米軍普天間飛行場所属のAH1Wヘリコプターが5日夜、沖縄本島東の洋上でドック型揚陸艦「デンバー」への夜間着艦訓練中に機体右側のスキッド(接地部分)などを破損し、着艦に失敗した。デンバーは6日午後、米軍ホワイトビーチに接岸しているが、事故機は機体が傾いた状態のまま甲板に駐機している。一方、米海兵隊は6日午後4時半すぎまで事故を公表していなかった。
沖縄防衛局によると、デンバーに駐機している機体は右側のスキッド部分が折れている。
米軍によると、AH1Wヘリは複数回着陸を実施した際、スキッドと、スキッドと胴体とをつなぐ弓状の「クロスチューブ」と呼ばれる部分が破損した。乗組員にけがはない。
在沖米海兵隊は「航空機は調査のため船に保全している。今後、陸路で普天間飛行場へ運び、さらなる点検と修理をする」と説明している。事故機が海上に着水したとの情報もあるが、米海兵隊は事故時の詳細情報は明らかにしていない。
県は7日にも、沖縄防衛局に対し、原因究明や再発防止などを求め口頭か、文書で申し入れる予定。
第11管区海上保安本部は6日午後1時すぎ、内閣官房危機管理官から「ホワイトビーチ沖で米軍ヘリが艦船に着船しようとして、着水したとの情報がある」と一報を受け、事故を覚知した。11管はヘリと巡視艇で確認した結果、「油漏れや漂着物は認められなかった」としている。
6日午前8時ごろには、普天間所属のAH1Wヘリが編隊を組んで普天間の住宅地上空を飛行する様子が確認された。
米軍の航空機をめぐっては、4日に嘉手納基地所属のF15戦闘機から風防が落下する事故が起きたばかり。2日連続でトラブルが発生している。(琉球新報)
ヘリ着艦失敗:米軍・防衛局 情報が錯綜
「米海兵隊AH1ヘリの着艦失敗の事実関係をめぐり情報が錯綜した。
米軍はいったん「事故は起きていない」と沖縄防衛局に伝達したが、その後「着艦後に機体が破損。原因を調査中」と回答し、事故を認めた。
米軍が6日夕に公表するまで「オスプレイが大破した」「ヘリが海に墜落した」などの未確認情報が関係機関を駆け巡った。
報道各社からの問い合わせを受け、沖縄防衛局は6日昼、米軍に事実関係を照会。
返答がないまま、午後2時ごろ「強襲揚陸艦の甲板上にAH1ヘリが止まり、取り囲むように米兵が作業している」という海上自衛隊員が現地で目視した情報を各社に回答した。 ・・・」(沖縄タイムス)
「批評する工房のパレット」内関連ページ
⇒2013年8月27日 「オスプレイ着陸に失敗 米ネバダ州で 普天間配備と同型機」
⇒2014年3月2日 「白浜空港にオスプレイ 県が災害対応訓練で計画」
⇒2014年2月27日 「辺野古移設・埋め立てにNO!」
////////////////////////////////////////////
●「原発のない福島を!県民大集会」
日時: 3月8日(土) 11:00~
会場: ユラックス熱海(郡山メイン会場)
いわき市文化センター(いわき会場)
福島県教育会館(福島会場)
内容: 11:00~アトラクション
13:00~県民大集会
15:00~デモ行進 ※福島・いわき会場のみ
主催:原発のない福島を!県民大集会実行委員会
■詳しくはこちら http://fukushima-kenmin311.jp/
●「上関原発を建てさせない3・8山口県民大集会」 IWJ_YAMAGUCHI
●バイバイ原発3.8きょうと(京都市)
http://nonukeskyoto.jimdo.com/
日時:3月8日(土)13:30~14:45
場所:京都市「円山野外音楽堂」
●「NO NUKES DAY 原発ゼロ☆大統一行動」
日時: 3月9日(日)13:00~
場所: 東京・日比谷野外音楽堂(地下鉄「霞ヶ関駅」「日比谷駅」)
※地図 http://hibiya-kokaido.com/ 国会議事堂周辺
第一部
13:00~ 大集会(日比谷野外音楽堂)
14:00~ 巨大請願デモ/国会大包囲
主催:首都圏反原発連合/さようなら原発1000万人アクション/原発をなくす全国連絡会
第二部
15:30~17:00 国会前大集会
主催:首都圏反原発連合
協力:脱原発世界会議/経産省前テントひろば/再稼働阻止全国ネット
■詳しくはこちら http://coalitionagainstnukes.jp/?p=3996
●「さよなら原発 3・9関西行動-すべてのいのちと未来のために- (大阪)
扇町公園 10:30~14:20 (本集会13:30~14:20)
北区民センター 10:20~12:30 (イベント一部有料)
パレード 14:30~
小出裕章さんや制服向上委員会のみなさん等が参加予定。
///////////////////////////////////////
・・・
・米海軍ミサイル駆逐艦がボスポラス海峡通過、黒海で合同演習参加
黒海に向かっている米海軍の誘導ミサイル駆逐艦「トラクスタン」が7日、トルコのボスポラス海峡を通過した。政府は前日、同駆逐艦を黒海に派遣すると発表していた。
ロシアは黒海に面するウクライナ南部のクリミア半島の実効支配を強化し緊張が高まっているが、米政府は同駆逐艦の派遣は以前から計画されていたとしている。
同駆逐艦は黒海で、北大西洋条約機構(NATO)加盟国であるブルガリアとルーマニアの海軍との合同演習に参加する。(IBT)
・NATO軍の誤爆でアフガン兵5人死亡
【3月7日 AFP】 「アフガニスタン東部で6日、北大西洋条約機構(NATO)軍が誤って行った空爆でアフガニスタン人の兵士5人が死亡した。当局が明らかにした。これにより、すでに亀裂が入っているアフガニスタンと米主導のNATO軍の関係がさらに悪化する恐れもあるとみられる。
アフガニスタン国防省の報道官がマイクロブログのツイッターで発表したところによると、「今日(6日)午前3時半(日本時間同8時)、ロガール(Logar)州チャルフ(Charkh)地区へのNATO軍の空爆により、アフガニスタン国軍の兵士5人が死亡し、8人が負傷した」という。また、現場を訪れたチャルフ地区の代表はAFPに対し、攻撃は米国の無人機によるものだったという見方を示した。
これを受けてNATOの国際治安支援部隊(ISAF)は声明を出し、犠牲者に対し哀悼の意を表明するとともに、今後同じ過ちを犯さないよう対応策を講じると約束した。一方、ハミド・カルザイ(Hamid Karzai)大統領の報道官は、この攻撃の調査を開始したと発表した。・・・」
「批評する工房のパレット」内関連ページ
⇒2014年2月25日 「終わりなき戦争に抗う ――中東・イスラーム世界の平和を考える10章 」
⇒2013年4月3日 「無人爆撃機(drones)廃絶と武器貿易条約(ATT)を考えるための基礎的情報」
⇒2013年3月27日 「USA: National Days of Action to Stop Drone War」
⇒2014年3月3日 「「戦争をさせない1000人委員会」が発足、3月20日にキックオフ集会」
嘉手納基地所属のF15戦闘機による風防ガラス落下事故で、嘉手納町議会(徳里直樹議長)は6日開会した3月定例会本会議で、事故原因の徹底究明などを求める意見書と抗議決議を全会一致で可決した。
議会は同日午後、沖縄防衛局へ意見書を提出し、徳里議長は「居住地域に落ちていたら大惨事になっていた。町民に与えた不安と恐怖は計り知れない」と訴えた。 意見書では、
●原因公表と原因究明までの同型機の全面飛行停止、
●過去の風防ガラス落下事故の原因公表、
●嘉手納基地の負担軽減を確実に進めていくことなどを求めている。
応対した武田博史沖縄防衛局長は「重大事故になる可能性もあり深刻に受け止めている。 安全調査を徹底するよう求める」と回答。議員らは「事故翌日に別部隊の同型機が嘉手納に着陸したことは住民感情を逆なでする」「老朽化している機体だから事故が起こるのではないか」などと指摘した。
同町議会は日本政府の関係機関や在日米軍司令官、在沖米国総領事などにも意見書と抗議決議文を送付する。 同町議会は、普天間飛行場所属のオスプレイがトラブルで同基地に着陸した事故についても、同基地への飛行を禁止した意見書と決議文を全会一致で可決している。(沖縄タイムス)
【米軍の犯罪・事件・事故】
・本島沖、米軍ヘリ着艦失敗 脚部分折れる 夜間訓練中
米軍普天間飛行場所属のAH1Wヘリコプターが5日夜、沖縄本島東の洋上でドック型揚陸艦「デンバー」への夜間着艦訓練中に機体右側のスキッド(接地部分)などを破損し、着艦に失敗した。デンバーは6日午後、米軍ホワイトビーチに接岸しているが、事故機は機体が傾いた状態のまま甲板に駐機している。一方、米海兵隊は6日午後4時半すぎまで事故を公表していなかった。
沖縄防衛局によると、デンバーに駐機している機体は右側のスキッド部分が折れている。
米軍によると、AH1Wヘリは複数回着陸を実施した際、スキッドと、スキッドと胴体とをつなぐ弓状の「クロスチューブ」と呼ばれる部分が破損した。乗組員にけがはない。
在沖米海兵隊は「航空機は調査のため船に保全している。今後、陸路で普天間飛行場へ運び、さらなる点検と修理をする」と説明している。事故機が海上に着水したとの情報もあるが、米海兵隊は事故時の詳細情報は明らかにしていない。
県は7日にも、沖縄防衛局に対し、原因究明や再発防止などを求め口頭か、文書で申し入れる予定。
第11管区海上保安本部は6日午後1時すぎ、内閣官房危機管理官から「ホワイトビーチ沖で米軍ヘリが艦船に着船しようとして、着水したとの情報がある」と一報を受け、事故を覚知した。11管はヘリと巡視艇で確認した結果、「油漏れや漂着物は認められなかった」としている。
6日午前8時ごろには、普天間所属のAH1Wヘリが編隊を組んで普天間の住宅地上空を飛行する様子が確認された。
米軍の航空機をめぐっては、4日に嘉手納基地所属のF15戦闘機から風防が落下する事故が起きたばかり。2日連続でトラブルが発生している。(琉球新報)
ヘリ着艦失敗:米軍・防衛局 情報が錯綜
「米海兵隊AH1ヘリの着艦失敗の事実関係をめぐり情報が錯綜した。
米軍はいったん「事故は起きていない」と沖縄防衛局に伝達したが、その後「着艦後に機体が破損。原因を調査中」と回答し、事故を認めた。
米軍が6日夕に公表するまで「オスプレイが大破した」「ヘリが海に墜落した」などの未確認情報が関係機関を駆け巡った。
報道各社からの問い合わせを受け、沖縄防衛局は6日昼、米軍に事実関係を照会。
返答がないまま、午後2時ごろ「強襲揚陸艦の甲板上にAH1ヘリが止まり、取り囲むように米兵が作業している」という海上自衛隊員が現地で目視した情報を各社に回答した。 ・・・」(沖縄タイムス)
「批評する工房のパレット」内関連ページ
⇒2013年8月27日 「オスプレイ着陸に失敗 米ネバダ州で 普天間配備と同型機」
⇒2014年3月2日 「白浜空港にオスプレイ 県が災害対応訓練で計画」
⇒2014年2月27日 「辺野古移設・埋め立てにNO!」
////////////////////////////////////////////
●「原発のない福島を!県民大集会」
日時: 3月8日(土) 11:00~
会場: ユラックス熱海(郡山メイン会場)
いわき市文化センター(いわき会場)
福島県教育会館(福島会場)
内容: 11:00~アトラクション
13:00~県民大集会
15:00~デモ行進 ※福島・いわき会場のみ
主催:原発のない福島を!県民大集会実行委員会
■詳しくはこちら http://fukushima-kenmin311.jp/
●「上関原発を建てさせない3・8山口県民大集会」 IWJ_YAMAGUCHI
●バイバイ原発3.8きょうと(京都市)
http://nonukeskyoto.jimdo.com/
日時:3月8日(土)13:30~14:45
場所:京都市「円山野外音楽堂」
●「NO NUKES DAY 原発ゼロ☆大統一行動」
日時: 3月9日(日)13:00~
場所: 東京・日比谷野外音楽堂(地下鉄「霞ヶ関駅」「日比谷駅」)
※地図 http://hibiya-kokaido.com/ 国会議事堂周辺
第一部
13:00~ 大集会(日比谷野外音楽堂)
14:00~ 巨大請願デモ/国会大包囲
主催:首都圏反原発連合/さようなら原発1000万人アクション/原発をなくす全国連絡会
第二部
15:30~17:00 国会前大集会
主催:首都圏反原発連合
協力:脱原発世界会議/経産省前テントひろば/再稼働阻止全国ネット
■詳しくはこちら http://coalitionagainstnukes.jp/?p=3996
●「さよなら原発 3・9関西行動-すべてのいのちと未来のために- (大阪)
扇町公園 10:30~14:20 (本集会13:30~14:20)
北区民センター 10:20~12:30 (イベント一部有料)
パレード 14:30~
小出裕章さんや制服向上委員会のみなさん等が参加予定。
///////////////////////////////////////
・・・
・米海軍ミサイル駆逐艦がボスポラス海峡通過、黒海で合同演習参加
黒海に向かっている米海軍の誘導ミサイル駆逐艦「トラクスタン」が7日、トルコのボスポラス海峡を通過した。政府は前日、同駆逐艦を黒海に派遣すると発表していた。
ロシアは黒海に面するウクライナ南部のクリミア半島の実効支配を強化し緊張が高まっているが、米政府は同駆逐艦の派遣は以前から計画されていたとしている。
同駆逐艦は黒海で、北大西洋条約機構(NATO)加盟国であるブルガリアとルーマニアの海軍との合同演習に参加する。(IBT)
・NATO軍の誤爆でアフガン兵5人死亡
【3月7日 AFP】 「アフガニスタン東部で6日、北大西洋条約機構(NATO)軍が誤って行った空爆でアフガニスタン人の兵士5人が死亡した。当局が明らかにした。これにより、すでに亀裂が入っているアフガニスタンと米主導のNATO軍の関係がさらに悪化する恐れもあるとみられる。
アフガニスタン国防省の報道官がマイクロブログのツイッターで発表したところによると、「今日(6日)午前3時半(日本時間同8時)、ロガール(Logar)州チャルフ(Charkh)地区へのNATO軍の空爆により、アフガニスタン国軍の兵士5人が死亡し、8人が負傷した」という。また、現場を訪れたチャルフ地区の代表はAFPに対し、攻撃は米国の無人機によるものだったという見方を示した。
これを受けてNATOの国際治安支援部隊(ISAF)は声明を出し、犠牲者に対し哀悼の意を表明するとともに、今後同じ過ちを犯さないよう対応策を講じると約束した。一方、ハミド・カルザイ(Hamid Karzai)大統領の報道官は、この攻撃の調査を開始したと発表した。・・・」
「批評する工房のパレット」内関連ページ
⇒2014年2月25日 「終わりなき戦争に抗う ――中東・イスラーム世界の平和を考える10章 」
⇒2013年4月3日 「無人爆撃機(drones)廃絶と武器貿易条約(ATT)を考えるための基礎的情報」
⇒2013年3月27日 「USA: National Days of Action to Stop Drone War」
⇒2014年3月3日 「「戦争をさせない1000人委員会」が発足、3月20日にキックオフ集会」