2014年3月17日月曜日

【報告会】日本企業へのODA支援と人権 ~ビルマ(ミャンマー)のティラワ経済特区開発の立ち退き問題

【報告会】 日本企業へのODA支援と人権
 ~ビルマ(ミャンマー)のティラワ経済特区開発の立ち退き問題
http://www.mekongwatch.org/events/lecture01/20140319.html
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 日本が官民を挙げて進めている「ビルマ(ミャンマー)・ティラワ経済特別区開発事業」の先行開発区域(フェーズ1)では、65世帯(約300人)が移転を強いられましたが、現在、代替の生計手段がなく、以前より苦しい生活を余儀なくされている住民が日本に適切な対応を求めています。

 ビルマの最大都市ラングーン(ヤンゴン)近郊で約2,400ヘクタールを経済特区として開発する同事業のフェーズ1(400 ha)は、三菱商・住商・丸紅などの日本企業の関わるJVが、昨年11月から土地造成作業を始めています。JICAは、ODAの「海外投融資」制度で、このJVとともに出資を検討中です。

 地元住民らは、JICAにレターを提出するなど、生活水準の回復のため、JICAのもつ環境ガイドラインと国際水準に則った補償措置の必要性を訴えていますが、JICAは、移転の一義的な責任は現地政府当局にあるとし、レターにも回答しない姿勢を見せています

 ティラワの住民移転の現状と日本の対応の課題について、報告します。

◆2014年3月19日(水)12:00~13:30
◆場所:参議院議員会館102 ・永田町駅1番出口より徒歩2分◆内容:
 ・ビルマ(ミャンマー)ティラワ経済特区開発とODA
 ・住民移転の経緯、住民の置かれている現状(現地報告)
  ~土川実鳴/メコン・ウォッチ委託研究員

◆資料代:500円(メコン・ウォッチ会員無料)
◆申込み:以下のフォームからお申込みください。
  https://pro.form-mailer.jp/fms/f570816b55899
◆主催:メコン・ウォッチ
◆協力:FoE Japan
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・女川原発:再稼働に反対 市民集会で訴え−−仙台
 脱原発を求める市民集会「3・16 NO NUKES みやぎ」が16日、仙台市青葉区の錦町公園で開催され、約500人が女川原発再稼働反対などを訴えた。
 集会では、福島第1原発事故の影響で避難を余儀なくされている住民や団体代表らがスピーチ。
 在任中から脱原発を掲げていた美里町前町長の佐々木功悦氏は、著名政治家から「危険分子と見られる」と言われたエピソードを紹介。「命を守ることが政治家の第一の使命。再稼働させようとするほうが危険分子」と訴え、大きな拍手を受けた。

 この後、「世論調査でも女川原発再稼働反対は県民の多数意見」などとする宣言文が読み上げられ、参加者らは定禅寺通や一番町のアーケード街をデモ行進。原発が稼働していなくても電力は足りていることなどをアピールした。
 仙台市宮城野区の自営業、今村恵美さん(40)は「事故があり、原発はなくなって当然と思っていたが、いつまでもなくならない。ちゃんと反対の意思表明をしないといけないと思った」と、娘と参加した理由を語った。 この日の参加者らは17日午前、宣言文を東北電力本店に届ける予定。【毎日 山越峰一郎】

・脱原発訴え1200人 中原区で市民集会
 市民集会「原発ゼロへのカウントダウンinかわさき」が十六日、川崎市中原区の中原平和公園で開かれた。原発事故のメーカー責任を追及する訴訟の弁護団長や、原発隣接地に暮らす住民、元記者らがそれぞれの立場から脱原発を訴え、参加した約千二百人はあらためて原発ゼロへの思いを強くした。

 集会は今年で三回目。弁護団長を務める島昭宏弁護士は「たくさんの人が一生懸命訴え続けることで、成果は確実に積み上がっていく」と声を上げ続ける大切さを強調。
 「原発反対刈羽村を守る会」(新潟)の高桑千恵さんは「規制委員会がつくった新基準も許し難い内容。再稼働など絶対に認められない」と訴えた。
(⇒「さようなら原発in新潟 」)

 集会後、参加者は「再稼働反対」などと声を上げて会場周辺をデモ行進した。二瓶脩(おさむ)さん(76)=麻生区=は「汚染水もコントロールできていない中、再び事故が起きたら日本は世界から完全に信用を失う」と危機感を語った。
 家族で参加した三宅淳子さん(39)=中原区=は「原発事故がなければ被災地の復興はもっと早かったかもしれないと思うと、原発はやはりいらない」と話した。 (東京 上條憲也)