2014年3月25日火曜日

【緊急院内集会】 武器輸出三原則を捨てて、日本はどこへ行くのか(3/26 参院議員会館)

【緊急院内集会】
武器輸出三原則を捨てて、日本はどこへ行くのか(参院議員会館)


日時: 3月26日(水)16時~18時(15時30分から通行証を配布します)
     
会場:参議院議員会館 B104会議室
(最寄駅:東京メトロ・永田町、国会議事堂前)
      
講演:「武器輸出三原則を撤廃してはならない理由」
青井未帆さん(学習院大学 法務研究科教授)
        
 ※憲法学者。主な研究テーマは憲法上の権利の司法的救済、憲法9条論。
著書に『憲法を守るのは誰か』(幻冬社ルネッサンス新書)、共著に『改憲の何が問題か』(岩波書店)など。

発言:国会議員、市民から
資料代:500円

 安倍政権は、「武器輸出禁止三原則」を撤廃し、新たな「防衛装備移転三原則」を3月中にも閣議決定しようとしています。「原則禁止」から「原則可能」への大転換です。半世紀近くにわたって、「日本は死の商人にならない」とのメッセージを伝えてきた武器輸出禁止政策がついに終わ りを告げようとしています。

 しかし、世論調査では、武器輸出三原則の撤廃に反対するとの回答は、実に7割近くに達しています。「国是」とも言われ、憲法9条や国会決議に基づいて維持されてきた重要な平和原則を、閉ざされた与党協議と閣議決 定のみで撤廃していいのでしょうか。

 武器輸出三原則の歴史的意義と現状をどう見ればいいのか。その撤廃によって、何が企てられているのか。そして、性急な撤廃の動きを食い止めるために、何ができるのか。青井未帆さんの講演を受けて、しっかり討論したいと思います。ぜひお誘い合わせのうえご参加ください。

主催:秘密保護法を考える市民の会
http://stophimitsu.cocolog-nifty.com/
東京都新宿区下宮比町3-12-302  
TEL:03-5225-7213
E-mail: XLA07655(アット)nifty.com ※(アット)を@に変えてください。
問い合わせ先 090-6185-4407(杉原)

・・・
武器新三原則案:政府閣議決定へ 与党PT大筋了承
 政府は25日、武器輸出三原則に代わる新たな「防衛装備移転三原則」案に関し、国家安全保障会議(NSC)が審査する重要案件の輸出が認められれば官房長官かNSCが発表する案を、与党安全保障プロジェクトチーム(PT)に提示した。
 PTは同日、新三原則案を大筋で了承、政府は近く閣議決定する。
 政府は、新原則に情報公開を重視する考えを盛り込む方向で検討している。
 重要案件以外は、経済産業省が作成する年次報告書で一括して公表する。

 報告書には輸出した防衛装備品の種類や相手国などを記載する方針で、自衛隊装備品の修理・修繕に関する輸出が大半を占める見通し。
 PTでは、新原則案の目的を現行三原則の「国際紛争の助長回避」から「国連憲章の順守」に変更することに関し、公明党側が慎重な対応を要望。政府・与党間で引き続き調整を行うことになった。【毎日 青木純】


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