大学教師のあなたへ、非常勤のあなたにも
「続・大学を解体せよ」を書き始めるときに、このビデオのことも盛り込みながら話をしようと思っていたのだけれど、いろんなことを書いているあいだに機会が見つけられないでいた。
⇒Changing Education Paradigms ---The RSA
あんまり関心のない人は、こちらでコーヒーブレイクを。
⇒Ko to tamo peva
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・中学教科書、25%ページ増=脱ゆとり、イオンや文豪復活―全社が竹島・尖閣記述(時事通信 3月30日(水))
文部科学省は30日、2012年度から中学で使用される教科書の検定結果を発表した。新学習指導要領に基づく「脱ゆとり」路線が、昨年検定対象となった小学校教科書に続いて鮮明になり、全教科の平均ページ数が現行版と比べて25%増え、理科と数学はそれぞれ45%と33%増加。イオン(3年理科)や2次方程式の解の公式(3年数学)などが本格的に復活した。
「我が国と郷土を愛する」とうたった改正教育基本法を反映し、領土に関する記述が増えた。社会の教科書を発行する全7社が竹島と尖閣諸島について触れ、「日本国固有の領土」などと書き込んだ。「伝統文化」の記述も、各教科を通して増加した。
現行学習指導要領下で学ぶ内容を大幅に削減した00年度検定(02年度使用開始)以来、10年ぶりの全面的な見直し。当時と比べると、ページ数は全教科平均で36%、理科78%、数学63%の増に達した。国語は森鴎外など近代以降の代表的作家の作品が充実、社会は国内各地域の学習などが復活し、英語は取り扱う単語が900語から1200語に増えた。
各社は、知識詰め込みに戻るのではなく、論理的に考え、表現する力を育成することや、知識と実生活を関連付けることに工夫を凝らした。一度学んだことを復習させ定着を図る「反復」もふんだんに取り入れられ、数学では全体の2~13%を占めた。ただ、02年度から実施されている週休2日制は変わらず、授業時間の増加は学習内容増に追い付いていない。同省は「全てを教える必要はない」としており、今後は学校現場の工夫が必須となる。