2011年6月19日日曜日

馬毛島の軍事施設化に反対する署名のお願い

馬毛島の軍事施設化に反対する署名のお願い

 森の旅人:高田健太&奈央さんより

 みなさんにお願いがあります。
 屋久島の隣に位置する馬毛島に、米軍の施設が建設される計画が進められています。
 今、世界中で使われている争うためのエネルギーを、みんなが幸せになるために使うことができるのなら…。 時間やお金、不安や恐怖などによる束縛から解放されれば、人は本来の光り輝ける存在となるでしょう。

 署名の締め切りは、6月20日です。できるだけ多くの友人・知人の方々へお知らせください。
 よろしくお願いします。みんなで、真の平和な世界を目指していきましょう。
 ご協力に感謝致します。
 ありがとうございます。
 
馬毛島の軍事施設化に反対する署名

内閣総理大臣 管 直人  殿
防衛大臣   北澤 俊美 殿
外務大臣    松本 剛明 殿

 5月15日、空母艦載機の離着陸訓練(FCLP)を馬毛島(屋久島の北、 種子島の西約12キロ)で実施する方向で防衛省が最終調整に入ったとの報道がなされました。そして6月8日、防衛副大臣が鹿児島県庁を訪れ、伊藤知事にFCLPの馬毛島への移転を正式に伝え、6月21日の日米安全保障協議委員会(2プラス2)で移転方針を正式合意したい考えを伝えました。

 FCLPが馬毛島へ移転されれば、昼夜にわたって集中的、連続的に実施される訓練による騒音被害はもちろん、事故の危険性、生態系への悪影響、農業および漁業、観光業といった地域経済へのダメージなど、種子島、屋久島に及ぼす負担は甚大なものがあります。

 私たち屋久島の住民にとっては、世界自然遺産地の美しい森や里の上空を激しい爆音を伴って飛んでいく黒い戦闘機の姿は、決して目にしたくない光景です。このような重大なことが、地元にはなんの相談もなく一方的に推進されようとしていることは、住民無視の信じられない暴挙というしかありません。

 私たちから静穏な日々と静かな夜を奪う権利は誰にもありません。熊毛の美しい自然と平穏な環境、貧しくとも必死でがんばっている地域の営みを守るため、馬毛島の軍事施設化に断固として反対を表明します。

 お手数ですが、署名はこちらのほうでダウンロードした後、フアックスや郵送で送って下さい。(http://www.realwave-corp.com/01top/04/2011061501.doc) 詳細につきましてはこちらを御覧ください。(http://www.realwave-corp.com/01top/04/2011.06.htm
 1日でも早く、この地球上に真に平和な世界が訪れますように☆

 森の旅人:高田健太&奈央

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7月
馬毛島の位置と飛行経路(朝日)

馬毛島訓練移転、地元市民団体から初の賛成表明
 在日米軍の空母艦載機離着陸訓練(FCLP)移転候補地として日米共同文書に鹿児島県西之表市・馬毛島(まげしま)が明記されたことについて、同市の市民団体「自衛隊訓練施設設置の推進を求める会」(中原勇代表)が15日、施設整備を求める陳情書を同市と市議会に提出した。 移転に賛成を表明した団体は初めて。 同会は退職自衛官や漁業者、建設業関係者ら約20人で組織している。
 一方、同市など地元1市3町の首長と議長でつくる「米軍基地等馬毛島移設問題対策協議会」は移転反対を表明しており、会長の長野力市長は「反対の考えに変わりはない」と述べた。
 「求める会」が出した陳情書では、防衛省がFCLPについて種子島での騒音は新幹線車内並みの70デシベル未満に収まり、住民の健康や農林水産業などへの影響は少ないと説明したことを指摘。〈1〉将来、馬毛島を米軍基地化しない〈2〉事故などで不安を与えない〈3〉漁業補償を適切に行う――ことなどを条件に整備推進を求めた。(読売)

米機馬毛島訓練 島守れ、怒りの拳200人が抗議/西之表
 防衛省の小川勝也副大臣が地元説明に訪れた西之表市役所には2日、種子島、屋久島の反対派住民ら約200人が詰め掛け、騒然となった。 市役所前の道路脇には「住民軽視、頭越し対応 絶対許さず」「日米合意を撤回せよ」などと書かれた横断幕やプラカードを掲げた住民が列をなし、小川副大臣を乗せた車の到着を待った。黒塗りの車が近づくにつれ、取り囲むように詰め寄り、「米軍反対」と繰り返した。
 説明会の間も多くの住民が居残り、抗議の声は3階の説明会会場まで響いた。終了後も車に乗り込もうとする小川副大臣に「基地反対」などとシュプレヒコールを浴びせ、拳を突き上げた。 長野力市長は玄関に姿を現し、反対の意思をあらためて伝えたことを報告。住民からは激励するかのように「市長」コールがわき起こった。警察官約10人が警戒に当たり、トラブルはなかった。 急きょ「馬毛島を守る女性の会」を立ち上げ、8日に反対集会を開く同市の目迫エミ子さん(73)は「説明を聞くこと自体反対だったが居ても立ってもいられず来た」。 屋久島から約30人で訪れた「馬毛島の軍事施設化を許さない屋久島の会」の古居智子会長は「種子島の団体と交流し、一緒に活動していきたい」と決意をにじませた。(南日本新聞

馬毛島訓練移転、地元首長ら「今後も反対貫く」
 在日米軍の空母艦載機離着陸訓練(FCLP)を巡り、鹿児島県西之表市・馬毛島を移転候補地とする防衛省の説明後、地元の首長らは2日、同市役所で記者会見に臨み、「全く理解できない」「今後も反対を貫く」などと改めて反対の姿勢を示した。 同省の小川勝也副大臣と2時間近く向き合ったが、議論は平行線のまま終わった。
 この日、種子島の西之表市役所を訪れた小川氏は、長野力・同市長ら地元の首長や議長を前に、「(FCLP移転の)有力な検討対象として考えている」と明言。さらに、南北方向の滑走路を備えた自衛隊の訓練場とし、支援物資などを備蓄することで大災害や離島侵攻が起きた場合には集結拠点とする構想を説明した。 地元側からは「馬毛島を選んだ理由は」「騒音の影響をどう考えるのか」といった質問が相次ぎ、「農林水産、畜産、観光業で一生懸命生きている。訓練移転を軽く考えているなら許せない」と長野市長が口調を強める場面も。(読売)

小川副防衛相 艦載機の馬毛島訓練移転 地元首長に説明
 小川勝也副防衛相ら防衛省幹部は2日、鹿児島県・種子島の西之表市を訪れ、東京都の硫黄島で行っている米空母艦載機部隊の陸上空母離着陸訓練(FCLP)を馬毛島(まげしま=同市)へ移転させる計画を、地元の種子島・屋久島1市3町の首長らに説明し、受け入れに理解を求めた。防衛省側は、訓練移転に伴う地元自治体への交付金が約250億円になると説明した。
 防衛省が地元の種子島で説明するのは初めてだが、地元は先月の日米安全保障協議委員会(2プラス2)の共同文書で、馬毛島が移転の「検討対象」と明記されたことに反発。地元1市3町の各議会も反対決議をしており、同意の見通しは立っていない。 小川氏は、南西諸島における防衛強化策として、馬毛島に新たな自衛隊訓練施設を建設し、米軍と共同使用してFCLPを実施する方針を表明。米軍厚木基地(神奈川県)の艦載機部隊が移転する米軍岩国基地(山口県)から約400キロの距離にあり、無人島であることなどが理由とみられる。馬毛島から約12キロの種子島での米軍機による騒音データなどを示し、理解を求めた。
 質疑の中で「自治体への交付金が250億円との報道があったが、本当か」と問われ、防衛省側が「他の例を参考に算出すると、それくらいになる」と答えた。また「騒音が問題になるレベルの地域の人口はゼロ」として地元の理解を求めた。 会談は午前9時すぎから始まり、西之表市▽中種子町▽南種子町▽屋久島町の首長と議長でつくる「米軍基地等馬毛島移設問題対策協議会」(会長、長野力・西之表市長)の要請で、報道陣に全面公開された。 小川氏は6月8日、鹿児島県の伊藤祐一郎知事に検討状況を伝えた。知事は国の構想には一定の理解を示しつつ「地元の意向が最も重要だ。その意向に添って対応したい」と、慎重姿勢を示している。【毎日・村尾哲】

6月
馬毛島訓練 西之表市長が反対運動協力要請
 防衛省が馬毛島(西之表市)への米軍空母艦載機の陸上空母離着陸訓練(FCLP)移転を検討している問題で、西之表市は17日夜、自治会長や各種団体の代表者に対し、移転問題に関する経過報告会を市民会館で開催した。長野力市長は反対運動への協力を要請、出席者から同調する意見が相次いだ
 21日にはワシントンで外務、防衛担当閣僚による日米安全保障協議委員会(2プラス2)が予定され、FCLPの移転先についても協議する見通し。

馬毛島訓練移転 反対決議相次ぐ
 防衛省が馬毛島(西之表市)への米軍空母艦載機の陸上空母離着陸訓練(FCLP)移転を検討している問題で、南種子町議会は15日、FCLP反対を全会一致で決議。14日の中種子、屋久島両町議会に続き、西之表市を含む熊毛1市3町すべての議会が反対で足並みをそろえた。馬毛島に近い南大隅町議会も15日、反対の意見書案を可決し、移転阻止の機運は県本土にも広がりをみせた。(南日本新聞より
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⇒「オスプレイ、伊江島で陸上着艦訓練 恒常化確実に」(琉球新報)
⇒「空爆で市民9人死亡と批判 リビア、調査中とNATO」(共同)→ボシャールNATO司令官「兵器システムの障害により攻撃が目標を外れ、市民の犠牲者を出したようだ」と誤爆を確認。「無実の市民の命が失われたことを遺憾に思う」
⇒「「保護する責任」は「文民」を保護しない---リビア情勢ではっきりしたこと
⇒「永遠の安保、永遠の米軍基地、そして永遠のテロル