2013年4月6日土曜日

朝鮮戦争終結=南北・米中平和条約締結=在韓・在日米軍撤退=北東アジアの〈平和〉

朝鮮戦争終結=南北・米中平和条約締結=在韓・在日米軍撤退=北東アジアの〈平和〉

私の闇の奥」より

寄ってたかって北朝鮮をいじめるな
 我が心まさに折れなんとす。「筆を折る」という言葉は辞書にありますが、「心が折れる」という言葉はないようです。しかし、この表現は私の今の気持にぴったりです。以下の事柄を、私は、一つのはっきりした覚悟を持って書いて行きます。・・・。

 一つの対象について、時間的に長く持続的な関心を持ち続けることで、第一資料ではなく二次的資料、さらには、プロパガンダの嵐に耳を澄ますことからでさえ、物の真相を窺い知ることは出来ます。・・・。

 核兵器は絶対悪であるという立場を私は取ります。したがって、北朝鮮の核兵器実験には絶対反対です。如何なる国の核実験にも核兵器保有にも絶対反対です。しかし、北鮮が核実験をしたことで、世界中が、寄ってたかって北朝鮮を非難攻撃するのを容認することは出来ません。これは、核兵器は絶対悪であるという立場を取る限り、全く必然的な結論であります。特に、アメリカ、ロシア、中国、イスラエル等の核兵器保有国には、それを許しません。

  何の罪もない日本人を拉致して、当人とその家族にひどい苦しみと悲しみを与えたのだから、核実験のことがなくとも、日本が北朝鮮にきびしい制裁を加えるのは当然であるという立場もありえます。しかし、その場合には、日本の側にそれに類似する罪業があれば、等しく非難されるべきであります。・・・。
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 私は、「私の闇の奥」さんの上の文章に賛同する。
 しかし、おそらくは多忙過ぎて「私の闇の奥」さんが書き忘れていることがある。
 それは、朝鮮戦争終結=南北・米中平和条約締結=在韓・在日米軍撤退=北東アジアの〈平和〉という朝鮮半島における平和の危機を解く等式である。朝鮮半島の脱核・軍事化は、このプロセスにおいてしかありえない。

 朝鮮戦争を終結させないことによって利益を得るのは誰か? それは、北東アジアに〈平和〉が到来してしまえば己の存在理由が喪失してしまうすべての利害関係者である。

 それは、世界で最も自律した軍事機構である米軍や米国の軍産学複合体、またこの中枢に蔓延る共和党・民主党の政治家のみではないだろう。 
 中国にも韓国にも、日本にも、米国と同様に「己の存在理由が喪失してしまう利害関係者」がいる。 そして、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)にも。

 しかし、まずは「プロパガンダの嵐に耳を澄ますこと」をおぼえ、「物の真相を窺い知る」よう、努力を怠らないようにしたい。 

【参考サイト】
Democracy Now!
北朝鮮核武装 新時代に入り 周辺国における戦争戦略の見直しを迫られる米国  
「北朝鮮は米国への核爆弾攻撃をすると脅しをかけています。オバマ政権は米国の最近の行動が挑発的過ぎたために、意図せずして(???)更に深刻な危機を招くことになってしまったのではないか、という控えめな懸念を表明しました。・・・」

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朝鮮戦争終結目指す 南北首脳が共同宣言 (ソウル、平壌 共同 2007, 10/4))
 韓国の盧武鉉大統領と北朝鮮の金正日総書記は4日午後、朝鮮戦争(1950−53年)の終結宣言を目指し、当事国の首脳会談を朝鮮半島で開催するよう呼び掛ける8項目の「南北関係発展と平和繁栄のための宣言」に署名、両政府が発表した。
 北朝鮮核問題解決のために6カ国協議の合意履行に努力するとし、南北の軍事的緊張緩和に向け11月中に国防相会談を開くとしている。日韓の拉致問題への言及はなかった。

  核問題の進展を追い風に、朝鮮戦争の休戦協定に代わる平和体制構築に向け、南北が主導する意思を鮮明にした。南北首脳による宣言は2000年の第1回首脳会談で金大中大統領(当時)と金総書記が署名した「南北共同宣言」以来。
 今回の宣言は、経済協力のための投資拡大やインフラ拡充をうたい、南北艦艇による銃撃戦が起きた黄海に「平和協力特別地帯」をつくり、共同漁業水域を設置する。
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日米同盟という欺瞞、日米安保という虚構』(中野憲志 新評論)
終章 日米同盟を再考し、日米安保に期限をつけるために

1 極東条項の無効性を問う
朝鮮戦争と極東条項/旧安保条約と新安保条約の決定的違い
極東条項と日本の〈戦後責任〉/南北和解・統一の挫折と極東条項

2 米軍協力としての「国際平和協力」を事業仕分けする
「国際平和協力」とは何か/湾岸戦争と「国際平和協力」/掃海艇のペルシャ湾「派遣」
五五年体制崩壊の序曲/「新世界秩序」の中の自衛隊

3 安保の期限化を国連安保理改革と一体のものとして考える
バンデンバーグ決議、ふたたび/民主党の国連外交、安保理「改革」を問う
「国連は創り直されねばならない」――元国連総会議長の提言
対テロ戦争の「狂気」から覚醒し、世界に「正気」を取り戻す