『福島と生きる』メールマガジン第6号
――息長く〈福島〉とつながり続けるために――
2013年4月28日発行(不定期刊)
―目次―
◆イベント情報
◆本の紹介
◆ニュースクリップ
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◆イベント情報
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(イベント情報は変更されることもあります。必ず主催者サイトでご確認下さい)
1.「公開フォーラム 子どもたちの未来のために...健康被害の未然防止と支援法の早期実施を求め、1mSvを守ろう」
5月5日(日)13:30-16:20(東京・日比谷コンベンションホール (大ホール)(予定))
※健康被害の未然防止と原発事故子ども・被災者支援法の早期実施をどのように実施していくか、集い、考える。
※主催:放射線被ばくと健康管理のあり方に関する市民・専門家委員会
※申込み:下記フォームから必ずお申込みください。
https://pro.form-mailer.jp/fms/3faa687a41013
※お問い合わせ:国際環境NGO FoE Japan
※詳細→イベントサイト
※関連企画 「こいのぼりウォーク」
子ども・被災者支援法の実施と1mSv遵守を求め、こいのぼりを持って歩きましょう!
公開フォーラム終了後、16:45から日比谷公園発のウォークを行います。
詳細→イベントサイト
※このイベントの関連情報
→「福島原発事故による健康影響の対応急げ」-専門家ら緊急提言を発出(詳細はこちら)
2.「経産省前テント明渡訴訟の取り下げを求める大集会・ハンスト」など
大集会: 5月10日(金)経産省前テント(東京・霞が関)
ハンスト: 5月16日(水)-22日(水)
明渡訴訟第一回公判: 5月23日(木) 10時- 東京地裁包囲行動、11時- 公判(東京地裁)
※国が起こした、テントの土地明け渡しを求める訴訟を取り下げさせるための署名活動も展開中。
※主催:経産省前テントひろば
※詳細:経産省前テントひろばウェブサイト
3.「ライフケアサロン」
5月10日(金) 14:00-16:00(福島県三春町・はしもと治療室)
※免疫力を高める内臓の手当て法(アイロン手当て法)、からだの歪みを治す操体法、内部被曝を避ける食事方法、など予防医学を学びたい人はもちろん、ただおしゃべりしたい方、情報が欲しい方、どなたでも参加できるサロン。
※主催:NPO法人ライフケア
※お問い合わせ・健康相談予約:070-5629-3229(渡辺)
※詳細:NPO法人ライフケア
4.「銀河のほとり講座第2回 『いきるチカラプロジェクト』」
5月12日(日)10:30- (福島県須賀川市・銀河のほとり)
※免疫力をあげる手当て法~快医学による自然療法体験講座。
※主催:銀河のほとり
※詳細:イベントサイト
5.「農家とつながる日帰りプログラム なめこde新体験&クマガイソウ祭り」
5月12日(日)10:00-15:00(福島県二本松市)
※なめこ農家である東和季の子工房でなめこ収穫とピザ作りを体験。絶滅危惧種と言われているクマガイソウ群生地も訪問。
※主催:きぼうのたねカンパニー(株)
※詳細:イベントサイト
6.「福島市・宮代仮設手当て会/山形県米沢市 快医学健康相談」
5月14日(火)午前:福島市(宮代仮設住宅)、午後:米沢市(おいたまサロン 2F 「ふわっと」)
※主催:NPO法人ライフケア
※詳細:NPO法人ライフケア
7.「柏崎刈羽現地バスツアー」
5月18日(土)-19日(日)(一泊二日)
※現地見学、地元団体との交流会。費用:15000円
※主催:再稼働阻止全国ネットワーク
※詳細:イベントサイト
8.「快医学入門講座」
5月24日(金)10:30-13:30(自然育児の会 国分寺市カフェスロー内)
※講師:橋本俊彦さん
※お申し込み:自然育児の会
※詳細:イベントサイト
9.「HISスタディツアー 福島の今を知り、私たちの未来を考える2日間 ~福島復興のために、私たちが出来ること~ 第2弾 春の田植え」
5月25日(土)-26日(日)
※二本松市東和地区の震災後の取組みのお話をきき、田植えを体験。
※詳細:スタディツアーサイト
10. 「人と自然をつなぐ体験プログラム 2013 田植え体験~未来につなぐ米作り~」
6月2日(日)【前泊あり】(福島県二本松市・菅野家の田んぼ)
※原発事故から2年以上が経過したいま、米作りの現場を知り、有機米の田植えを体験。
田植えを通して人と自然がつながる交流会。
※主催:きぼうのたねカンパニー(株)/協力:あぶくま高原遊雲の里ファーム
※詳細:イベントサイト
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◆本の紹介
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『セバスチャンおじさんから子どもたちへー放射線から いのちを守るー』
セバスチャン・プフルークバイル(ドイツ放射線防護協会会長) 訳/エミ・シンチンガー
※福島原発事故による放射線からいのちを守るために、子どもたちに知ってもらいたいこと。
原子力発電について考えてもらいたいこと。チェルノブイリ事故を経験したドイツ人研究者から、子どもたちへのメッセージ(日・独・英の対訳で掲載)、および 子どもたち向けに書かれた資料(日本語)。
定価950+税 ISBN978-4-8451-1313-2
発行:岐阜環境医学研究所 発売:(株)旬報社
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◆ニュースクリップ
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政府新指針 放射能検査縮小へ 「食の安心」なぜ奪う
東京新聞「こちら特報部」2013年4月21日
「事故からまだ二年なのに、なぜ検査品目を減らすのか」
三月中旬に発表された政府の検査指針に、茨城県つくば市で市民放射能測定所を運営する藤田康元さん(46)は驚く。
政府の検査指針は、二〇一二年度で、基準値の一キロ当たり一〇〇ベクレルの半分の五〇ベクレルを超える値が検出されたことのある、およそ百三十品目を重点対象としてきた。この指針に基づき、東日本を中心とした十七都県で検査を実施している。それが、新指針では、重点品目が九十八品目に減らされた。 新指針では、昨年四月以降に五〇ベクレルを超えたケースがない品目は、重点品目からは外されるからだ。
例えば一一年度には一〇〇ベクレルを超えていたカブや、五〇ベクレルを超えていたジャガイモやサツマイモなどは、昨年四月以降は五〇ベクレルを超えた例がないため「対象外」になった。一〇〇ベクレルを超えたことがあるサバやブリなども除外され、海産物は二十九品目から二十品目に削減された。
新指針では、時期だけではなく地域も区切っているのが特徴だ。これまでは、全国のどこかで基準値を超えた食品は、隣接自治体の重点品目にもなっていたが、自らの都県で超えていなければ検査する必要はなくなった。例えば、昨年十二月に栃木県のレンコンが基準値を超えたが、近隣県は重点品目と考えなくてよいことになった。
◆「科学的根拠」 厚労省は強調
検査品目を削減する理由について、厚生労働省監視安全課の専門官は「放射性セシウムが検出されない食品が多くなっている。どの品目から出て、どの品目から出ないかも(経験から)分かってきた。現在は五〇ベクレル以下のものをいくら検査しても、今後、基準値の一〇〇ベクレルを超える可能性は低い。一二年度の検査結果を踏まえ、科学的根拠に基づいて見直した」と説明する。(略)
風評被害を心配する生産者の一部からも、検査態勢の縮小を歓迎しない声が上がる。
藤田さんと市民放射能測定所を運営する有機栽培農家の松岡尚孝さん(57)も
「放射性物質の落ち方は均一ではなくてまだら。畑の位置によってさえ違う。まだまだ分からないことの方が多いのに」と困惑する。
福島老朽原発を考える会の青木一政事務局長は「本来は規制の網を細かくして、詳細に調べるべきだ。国の指針は逆行している」と批判する。 安倍晋三首相が施政方針演説で、風評被害防止を掲げたこととも無縁ではないとみる。
「生産者に余計な検査はしなくてよいという無言の圧力を加えているような指針。だが、風評被害を防ぐには、きめ細かい検査とデータの開示は欠かせない。検査態勢の縮小こそが、風評被害を助長する」
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『福島と生きる』メールマガジン第6号(2013年4月28日発行)
※『福島と生きる』メールマガジンは、『福島と生きる--国際NGOと市民運動の新たな挑戦』の共同執筆者の団体や活動の関連情報を発信していきます。
発行人=中野憲志・藤岡美恵子
(『福島と生きる--国際NGOと市民運動の新たな挑戦』共編者)
――息長く〈福島〉とつながり続けるために――
2013年4月28日発行(不定期刊)
―目次―
◆イベント情報
◆本の紹介
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◆イベント情報
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(イベント情報は変更されることもあります。必ず主催者サイトでご確認下さい)
1.「公開フォーラム 子どもたちの未来のために...健康被害の未然防止と支援法の早期実施を求め、1mSvを守ろう」
5月5日(日)13:30-16:20(東京・日比谷コンベンションホール (大ホール)(予定))
※健康被害の未然防止と原発事故子ども・被災者支援法の早期実施をどのように実施していくか、集い、考える。
※主催:放射線被ばくと健康管理のあり方に関する市民・専門家委員会
※申込み:下記フォームから必ずお申込みください。
https://pro.form-mailer.jp/fms/3faa687a41013
※お問い合わせ:国際環境NGO FoE Japan
※詳細→イベントサイト
※関連企画 「こいのぼりウォーク」
子ども・被災者支援法の実施と1mSv遵守を求め、こいのぼりを持って歩きましょう!
公開フォーラム終了後、16:45から日比谷公園発のウォークを行います。
詳細→イベントサイト
※このイベントの関連情報
→「福島原発事故による健康影響の対応急げ」-専門家ら緊急提言を発出(詳細はこちら)
2.「経産省前テント明渡訴訟の取り下げを求める大集会・ハンスト」など
大集会: 5月10日(金)経産省前テント(東京・霞が関)
ハンスト: 5月16日(水)-22日(水)
明渡訴訟第一回公判: 5月23日(木) 10時- 東京地裁包囲行動、11時- 公判(東京地裁)
※国が起こした、テントの土地明け渡しを求める訴訟を取り下げさせるための署名活動も展開中。
※主催:経産省前テントひろば
※詳細:経産省前テントひろばウェブサイト
3.「ライフケアサロン」
5月10日(金) 14:00-16:00(福島県三春町・はしもと治療室)
※免疫力を高める内臓の手当て法(アイロン手当て法)、からだの歪みを治す操体法、内部被曝を避ける食事方法、など予防医学を学びたい人はもちろん、ただおしゃべりしたい方、情報が欲しい方、どなたでも参加できるサロン。
※主催:NPO法人ライフケア
※お問い合わせ・健康相談予約:070-5629-3229(渡辺)
※詳細:NPO法人ライフケア
4.「銀河のほとり講座第2回 『いきるチカラプロジェクト』」
5月12日(日)10:30- (福島県須賀川市・銀河のほとり)
※免疫力をあげる手当て法~快医学による自然療法体験講座。
※主催:銀河のほとり
※詳細:イベントサイト
5.「農家とつながる日帰りプログラム なめこde新体験&クマガイソウ祭り」
5月12日(日)10:00-15:00(福島県二本松市)
※なめこ農家である東和季の子工房でなめこ収穫とピザ作りを体験。絶滅危惧種と言われているクマガイソウ群生地も訪問。
※主催:きぼうのたねカンパニー(株)
※詳細:イベントサイト
6.「福島市・宮代仮設手当て会/山形県米沢市 快医学健康相談」
5月14日(火)午前:福島市(宮代仮設住宅)、午後:米沢市(おいたまサロン 2F 「ふわっと」)
※主催:NPO法人ライフケア
※詳細:NPO法人ライフケア
7.「柏崎刈羽現地バスツアー」
5月18日(土)-19日(日)(一泊二日)
※現地見学、地元団体との交流会。費用:15000円
※主催:再稼働阻止全国ネットワーク
※詳細:イベントサイト
8.「快医学入門講座」
5月24日(金)10:30-13:30(自然育児の会 国分寺市カフェスロー内)
※講師:橋本俊彦さん
※お申し込み:自然育児の会
※詳細:イベントサイト
9.「HISスタディツアー 福島の今を知り、私たちの未来を考える2日間 ~福島復興のために、私たちが出来ること~ 第2弾 春の田植え」
5月25日(土)-26日(日)
※二本松市東和地区の震災後の取組みのお話をきき、田植えを体験。
※詳細:スタディツアーサイト
10. 「人と自然をつなぐ体験プログラム 2013 田植え体験~未来につなぐ米作り~」
6月2日(日)【前泊あり】(福島県二本松市・菅野家の田んぼ)
※原発事故から2年以上が経過したいま、米作りの現場を知り、有機米の田植えを体験。
田植えを通して人と自然がつながる交流会。
※主催:きぼうのたねカンパニー(株)/協力:あぶくま高原遊雲の里ファーム
※詳細:イベントサイト
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◆本の紹介
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『セバスチャンおじさんから子どもたちへー放射線から いのちを守るー』
セバスチャン・プフルークバイル(ドイツ放射線防護協会会長) 訳/エミ・シンチンガー
※福島原発事故による放射線からいのちを守るために、子どもたちに知ってもらいたいこと。
原子力発電について考えてもらいたいこと。チェルノブイリ事故を経験したドイツ人研究者から、子どもたちへのメッセージ(日・独・英の対訳で掲載)、および 子どもたち向けに書かれた資料(日本語)。
定価950+税 ISBN978-4-8451-1313-2
発行:岐阜環境医学研究所 発売:(株)旬報社
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◆ニュースクリップ
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政府新指針 放射能検査縮小へ 「食の安心」なぜ奪う
東京新聞「こちら特報部」2013年4月21日
「事故からまだ二年なのに、なぜ検査品目を減らすのか」
三月中旬に発表された政府の検査指針に、茨城県つくば市で市民放射能測定所を運営する藤田康元さん(46)は驚く。
政府の検査指針は、二〇一二年度で、基準値の一キロ当たり一〇〇ベクレルの半分の五〇ベクレルを超える値が検出されたことのある、およそ百三十品目を重点対象としてきた。この指針に基づき、東日本を中心とした十七都県で検査を実施している。それが、新指針では、重点品目が九十八品目に減らされた。 新指針では、昨年四月以降に五〇ベクレルを超えたケースがない品目は、重点品目からは外されるからだ。
例えば一一年度には一〇〇ベクレルを超えていたカブや、五〇ベクレルを超えていたジャガイモやサツマイモなどは、昨年四月以降は五〇ベクレルを超えた例がないため「対象外」になった。一〇〇ベクレルを超えたことがあるサバやブリなども除外され、海産物は二十九品目から二十品目に削減された。
新指針では、時期だけではなく地域も区切っているのが特徴だ。これまでは、全国のどこかで基準値を超えた食品は、隣接自治体の重点品目にもなっていたが、自らの都県で超えていなければ検査する必要はなくなった。例えば、昨年十二月に栃木県のレンコンが基準値を超えたが、近隣県は重点品目と考えなくてよいことになった。
◆「科学的根拠」 厚労省は強調
検査品目を削減する理由について、厚生労働省監視安全課の専門官は「放射性セシウムが検出されない食品が多くなっている。どの品目から出て、どの品目から出ないかも(経験から)分かってきた。現在は五〇ベクレル以下のものをいくら検査しても、今後、基準値の一〇〇ベクレルを超える可能性は低い。一二年度の検査結果を踏まえ、科学的根拠に基づいて見直した」と説明する。(略)
風評被害を心配する生産者の一部からも、検査態勢の縮小を歓迎しない声が上がる。
藤田さんと市民放射能測定所を運営する有機栽培農家の松岡尚孝さん(57)も
「放射性物質の落ち方は均一ではなくてまだら。畑の位置によってさえ違う。まだまだ分からないことの方が多いのに」と困惑する。
福島老朽原発を考える会の青木一政事務局長は「本来は規制の網を細かくして、詳細に調べるべきだ。国の指針は逆行している」と批判する。 安倍晋三首相が施政方針演説で、風評被害防止を掲げたこととも無縁ではないとみる。
「生産者に余計な検査はしなくてよいという無言の圧力を加えているような指針。だが、風評被害を防ぐには、きめ細かい検査とデータの開示は欠かせない。検査態勢の縮小こそが、風評被害を助長する」
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『福島と生きる』メールマガジン第6号(2013年4月28日発行)
※『福島と生きる』メールマガジンは、『福島と生きる--国際NGOと市民運動の新たな挑戦』の共同執筆者の団体や活動の関連情報を発信していきます。
発行人=中野憲志・藤岡美恵子
(『福島と生きる--国際NGOと市民運動の新たな挑戦』共編者)