2014年6月29日日曜日

コロンビア/メキシコ報告会 in 東京 コロンビア内戦の現状とメキシコ・サパティスタ蜂起20周年

コロンビア/メキシコ報告会 in 東京
コロンビア内戦の現状とメキシコ・サパティスタ蜂起20周年

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 ラテンアメリカに魅了され、たびたび現地を訪れているフォトジャーナリスト柴田大輔さんは、メキシコとコロンビアなどにこの1年半ほど滞在した。

 2014年1月1日、メキシコ・チアパス州では、サパティスタ民族解放軍(EZLN)が武装蜂起20周年を迎える場に立ち会った。北米自由貿易協定(NAFTA)を「貧しい農民にとっての死刑宣告」とよび、1994年1月1日の協定発効同日の武装蜂起は、世界に大きな問題を提起した。
 「lento pero avanzo(ゆっくりと、それでも前進する)」。訪れた自治区に書かれた言葉どおり、矛盾を抱えながらも、理想は根づきゆっくりとだが、次世代へ受け継がれていた。居場所(自治)を築く取り組みが続けられている。

 50年に及ぶ内戦が続くコロンビア。現在続けられている反政府ゲリラ、コロンビア革命軍(FARC)と政府間の和平交渉中も、各地で戦闘が続く。これまで何度も紛争避難民となった先住民族アワの人々を訪ねてきた柴田さんは今回、避難民の故郷に入り、7カ月間を過ごした。
 この地は、近年、最も大きな内戦の被害を受けてきた場所の一つであり、武装勢力により約1年前まで通信機器の持ち込みが禁止されていた。取材者として初めて入った外部の人間による現地報告となる。
 ホットな現地情報を多数の写真を交えてお届けする帰国報告会にぜひご参加ください。


2014年7月4日(金) 18時30分~20時30分

【会場】 東京ウィメンズプラザ 第2会議室 (東京都渋谷区神宮前5-53-67)
      地下鉄「表参道駅」B2出口より徒歩約7分、JR渋谷駅より徒歩約12分
地図→ http://www.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/contents/map.html

【報告】 柴田大輔(フォトジャーナリスト)
【参加費】 800円(資料代含む) ※申込不要。どなたでも参加できます。

【主催】先住民族の10年市民連絡会  日本ラテンアメリカ協力ネットワーク(RECOM)
【協賛】メキシコ先住民運動連帯関西グループ

【お問い合わせ】
先住民族の10年市民連絡会
TEL&FAX:03-5932-9515 E-mail:postmaster@indy10.sakura.ne.jp
日本ラテンアメリカ協力ネットワーク(RECOM)
E-mail:recom@jca.apc.org

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<柴田 大輔(しばた だいすけ)さん プロフィール>
1980年茨城県生まれ。
2004年にラテンアメリカを1年間旅したことをきっかけに、人々の生活を撮影し始める。
2006年よりコロンビア南部の先住民族のもとに通い続け、内戦、土地問題、自由貿易などを取材している。その他、ペルー・アマゾン蜂起、メキシコ・サパティスタ運動、エクアドルのコロンビア難民を継続取材中。