アンデスからのSOS - エクアドル・インタグの鉱山開発を考える
6月22日(日) 午後2時半~5時
☆ インタグ現地からのビデオメッセージ
☆ 「アンデスの森が育てるフェアトレードコーヒー」
日下部伸行さん(「春風」インタグフェアトレードコーヒー)
☆「開発をはね返し、森を守り続けてきたインタグの人たち」
一井リツ子さん(RECOM日本ラテンアメリカ協力ネットワーク会員)
☆「コレア政権はなぜ開発に舵を切ったのか ? 政治・経済的背景」
一井不二夫さん(Blog「ラテンアメリカの政治経済」主宰)
☆討論、パネル展示、フェアトレード商品の紹介など
会場:同志社大学弘風館31番教室
https://www.doshisha.ac.jp/information/campus/access/imadegawa.html
京都市営地下鉄烏丸線「今出川」下車スグ
どなたでも参加できます(予約不要)
資料代300円
「インタグの鉱山開発を考える」実行委員会
環境・文化NGOナマケモノ倶楽部、
京都AALA(京都府アジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会)、
RECOM(日本ラテンアメリカ協力ネットワーク)、
メキシコ先住民運動連帯関西グループ、
ブログ「ラテンアメリカの政治経済」、
ATTAC関西・京都、
ODA改革ネットワーク・関西ほか
問い合わせ先:06-6474-1167 喜多幡(ATTAC関西グループ)
*******************************************************
南米エクアドル・インタグ地方で、鉱山開発(銅・モリブデン)が進められようとしています。
この計画に反対する現地の人たちから緊急の支援が呼びかけられています。
エクアドル北部・コタカチ郡インタグ地方は、アンデス山脈の裾野に位置しこの地を育む「雲霧林」という森林は世界の熱帯雨林の中でも2.5%という希少な生態系であり、さらに地球上に存在する25か所の環境ホットスポットの2つを有する世界でも類まれなる生物多様性の土地です。
また、この地方はチョコ・マナビ生命地域(コロンビアからエクアドルにかけての保全地域「緑の回廊」)に属し、国が制定するコタカチ・カバヤス生態系保護区にも隣接しています。
この土地では1990年代に日本政府・JICAに委託をうけた三菱マテリアルが試掘による河川の汚染を引き起こし、2004年以降はカナダのアセンダント社の暴力的な参入をはかるなど、たび重なる開発危機に直面しましたが、現地環境保全団体DECOIN(インタグの生態系の防御と保全)を中心とした抵抗運動により乗り越えてきました。
ところが、エクアドル鉱山開発公社ENAMIとチリ銅開発公社CODELCO(世界最大級の銅の企業)が2011年に探鉱協定の継続を正式合意し、今年9月にこの地の開発工事着工が計画されていると報じられています。
今年4月10日には、開発鉱区内に位置し、多大な影響を受けるフニン村の村長ハビエル・ラミレス氏が反逆罪として逮捕され、90日間の拘留が決定しています。住民と採掘企業によるこぜりあいによる反抗的な行為という罪状のようですが、この日彼は現場にいなかったという証言もあり、この逮捕には非常に不明な点も多く、同様に反鉱山開発運動のリーダー格であるポリビオ・ペレス氏(釈放済み)も罪状なしに同日逮捕され、これらの逮捕が開発と無関係とは考えにくい状況です。
私たちはエクアドル政府に対し、住民や自然の生存の権利や、「よく生きる」を謳うエクアドル憲法の精神に基づいて、強引なやり方をやめ、現地住民との民主主義的な話し合いによって問題解決をはかるよう求めてゆきたいと考えています。
最新の情報については、下記をご参照ください。
<緊急支援のお願い> 南米エクアドル・インタグの森を巡って今、起きていることhttp://www.sloth.gr.jp/movements/ecuador_javier/
<緊急>フニン村村長ハビエル・ラミレス氏釈放への支援要請
http://www.giveone.net/cp/PG/CtrlPage.aspx?ctr=pm&pmk=10358
6月22日(日) 午後2時半~5時
☆ インタグ現地からのビデオメッセージ
☆ 「アンデスの森が育てるフェアトレードコーヒー」
日下部伸行さん(「春風」インタグフェアトレードコーヒー)
☆「開発をはね返し、森を守り続けてきたインタグの人たち」
一井リツ子さん(RECOM日本ラテンアメリカ協力ネットワーク会員)
☆「コレア政権はなぜ開発に舵を切ったのか ? 政治・経済的背景」
一井不二夫さん(Blog「ラテンアメリカの政治経済」主宰)
☆討論、パネル展示、フェアトレード商品の紹介など
会場:同志社大学弘風館31番教室
https://www.doshisha.ac.jp/information/campus/access/imadegawa.html
京都市営地下鉄烏丸線「今出川」下車スグ
どなたでも参加できます(予約不要)
資料代300円
「インタグの鉱山開発を考える」実行委員会
環境・文化NGOナマケモノ倶楽部、
京都AALA(京都府アジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会)、
RECOM(日本ラテンアメリカ協力ネットワーク)、
メキシコ先住民運動連帯関西グループ、
ブログ「ラテンアメリカの政治経済」、
ATTAC関西・京都、
ODA改革ネットワーク・関西ほか
問い合わせ先:06-6474-1167 喜多幡(ATTAC関西グループ)
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南米エクアドル・インタグ地方で、鉱山開発(銅・モリブデン)が進められようとしています。
この計画に反対する現地の人たちから緊急の支援が呼びかけられています。
エクアドル北部・コタカチ郡インタグ地方は、アンデス山脈の裾野に位置しこの地を育む「雲霧林」という森林は世界の熱帯雨林の中でも2.5%という希少な生態系であり、さらに地球上に存在する25か所の環境ホットスポットの2つを有する世界でも類まれなる生物多様性の土地です。
また、この地方はチョコ・マナビ生命地域(コロンビアからエクアドルにかけての保全地域「緑の回廊」)に属し、国が制定するコタカチ・カバヤス生態系保護区にも隣接しています。
この土地では1990年代に日本政府・JICAに委託をうけた三菱マテリアルが試掘による河川の汚染を引き起こし、2004年以降はカナダのアセンダント社の暴力的な参入をはかるなど、たび重なる開発危機に直面しましたが、現地環境保全団体DECOIN(インタグの生態系の防御と保全)を中心とした抵抗運動により乗り越えてきました。
ところが、エクアドル鉱山開発公社ENAMIとチリ銅開発公社CODELCO(世界最大級の銅の企業)が2011年に探鉱協定の継続を正式合意し、今年9月にこの地の開発工事着工が計画されていると報じられています。
今年4月10日には、開発鉱区内に位置し、多大な影響を受けるフニン村の村長ハビエル・ラミレス氏が反逆罪として逮捕され、90日間の拘留が決定しています。住民と採掘企業によるこぜりあいによる反抗的な行為という罪状のようですが、この日彼は現場にいなかったという証言もあり、この逮捕には非常に不明な点も多く、同様に反鉱山開発運動のリーダー格であるポリビオ・ペレス氏(釈放済み)も罪状なしに同日逮捕され、これらの逮捕が開発と無関係とは考えにくい状況です。
私たちはエクアドル政府に対し、住民や自然の生存の権利や、「よく生きる」を謳うエクアドル憲法の精神に基づいて、強引なやり方をやめ、現地住民との民主主義的な話し合いによって問題解決をはかるよう求めてゆきたいと考えています。
最新の情報については、下記をご参照ください。
<緊急支援のお願い> 南米エクアドル・インタグの森を巡って今、起きていることhttp://www.sloth.gr.jp/movements/ecuador_javier/
<緊急>フニン村村長ハビエル・ラミレス氏釈放への支援要請
http://www.giveone.net/cp/PG/CtrlPage.aspx?ctr=pm&pmk=10358