2014年6月5日木曜日

辺境の故郷 紛争の中で生きるコロンビア・アワ民族と武装蜂起20周年を迎えたメキシコ・サパティスタ

柴田大輔さん(フォトジャーナリスト)を囲んで
辺境の故郷 紛争の中で生きるコロンビア・アワ民族と
 武装蜂起20周年を迎えたメキシコ・サパティスタ

 2006年のコロンビア先住民族との出会いから今日まで、住民と生活をともにしながら情報を発信し続けるフォトジャーナリストの柴田大輔さん。
 今回は、コロンビア・メキシコのお話を豊富な写真紹介をまじえながらしていただきます。
 ぜひお見逃しなく。なお終了後にかぜのねで交流会も予定してます。

□ 2014年6月28日(土曜)
□ 京都・かぜのね 多目的スペース
 京都市左京区田中下柳町7-2
 京阪「出町柳駅」出口⑥より徒歩1分 TEL 075-721-4522
http://www.kazenone.org
□ 14:15 開場 14:30 開始 (17:30終了予定)
□ 参加費 700円
□ 主催 日本ラテンアメリカ協力ネットワーク(レコム)
    メキシコ先住民運動連帯関西グループ
(問合せ DQM06014@nifty.com)

【柴田大輔さんからの便り】
 内戦が50年を迎えるコロンビア。続けられる反政府ゲリラFARC・政府間の和平交渉に注目が集まる。昨年11月にFARCが政治参加することで合意が出た。
 紛争は終わるのか。最も紛争の影響を受けている地域の1つナリーニョ県。その中でも近年、多くの犠牲者を出し続けてきたのがアワ民族だ。

 私は7年前に隣国エクアドルで紛争避難民となったアワの人々と出会った。以来、彼らの故郷マグイを見たいと思いながら、これまで治安状況のために入ることができなかった。今回2013年2月、様々な偶然が重なり、マグイを訪ねることができた。
 都合7ヶ月あまりを住民の方々と生活を共にし、終わりを見ない紛争を目の当たりにする。渦中で生きる人々は、何を思い日々を過ごしているのか。この地域は約1年前まで、武装グループによって厳しく通信機器の持ち込みが禁止されており、取材者が入ったのは私が初めて。これまでどのメディアも伝えることがなかった地域のことをお話します。

 また、後半は、武装蜂起から20周年を迎えたメキシコ・サパティスタ民族解放軍についてお話します。2012年の「沈黙の行進」、訪ねた3つの支持基盤集落、サパティスタ学校、その場に身をおくことで感じたことを写真とともに振り返りたいと思います。
 コロンビアとメキシコの「辺境」で生きる先住民族の故郷を巡る物語です。

【柴田大輔さん プロフィール】
フォトジャーナリスト。1980年茨城県生まれ。
中南米を旅し、2006年よりコロンビア南部に暮らす先住民族の取材を始める。
現在は、コロンビア、エクアドル、ペルーなどで、先住民族や難民となった人々の日常・社会活動を取材し続ける。

□ チラシ B5サイズ 活用配布歓迎!
http://homepage2.nifty.com/Zapatista-Kansai/zap20140628001b5.pdf
http://homepage2.nifty.com/Zapatista-Kansai/zap20140628002b5.pdf