2013年3月30日土曜日

関東4県独自調査:放射線量「那須、我孫子、松戸 他」公式測定値はウソだらけ

関東4県独自調査:放射線量「那須、我孫子、松戸 他」公式測定値はウソだらけ
(4月5日号 週刊フライデーより)
3月18日、福島第一原発は停電により冷却装置が一時停止し、再び危険な状態に陥った。未曽有の事故から2年が経過。一部報道では原発から放出される放射線量は事故当初に比べ減少しているとされるが、実はまったく落ち着いていない。

本誌は独自調査で、放射線量を測定する国のモニタリングポスト(以下、ポスト)が、福島市で実際の半分ほどの数値しか示していないことを明らかにした(3月8・15日号)。今回、新たに3月16日と17日の両日、栃木、群馬、茨城、千葉の関東4県で放射線量を測定。

すると、さらに驚くべき事実が分かった。国の数値より最大で10倍以上高い場所があるうえ、ポストから数メートル離れただけで、放射線量が一気に上昇することが判明。多くのホットスポットから、高濃度の放射線が放出されているのである。(中略)

子供たちは、こうしたホットスポットの存在を知らずに大量被曝していることになる。2歳児を連れて小学校近くを歩いていた母親が、心配そうな表情で語る。「放射線量は気になりますが線量計を持っていないので、国の数値を信じるしかありません。13マイクロシーベルト(注)なんて、そんな高い数値が出ているんですか? でも、どうしたらよいのか‥」(後略)
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北関東&千葉:23カ所「本当の放射線量」 表より抜粋(単位:マイクロシーベルト毎時)
・群馬県(長野原) :国の測定値[0.07] 本紙測定値[1.13]
・群馬県(川場村) :国の測定値[0.07] 本紙測定値[0.32]
・栃木県(那須町) :国の測定値[0.17] 本紙測定値[1.35]
・茨城県(取手市) :国の測定値[0.13] 本紙測定値[0.25]
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(編集部・注)13マイクロシーベルトを測定したのは、群馬県内小学校の側溝付近です。

★★署名にご協力ください★★
 『放射能被ばくから子どもを守るための対策を求める請願書
一次締め切り2013年4月30日、最終締め切り5月末日
呼びかけ:放射能からこどもを守ろう関東ネット
(詳細はホームページをご覧ください http://kodomokanto.net/ )
署名用紙はたんぽぽ舎でも扱っています。

以上、たんぽぽ舎より。