2015年8月3日月曜日

被爆 70周年原水爆禁止世界大会・ 国際会議(広島 8/5)

被爆 70周年原水爆禁止世界大会・ 国際会議(広島 8/5)


日時:  2015年8月5日(水)13:30~17:00(13:00開場)
場所: アークホテル広島4階「鶴の間」(定員120人)
     広島市南区西荒神町1-45/ Tel 082-263-6363
参加費: 資料・同時通訳装置代:1,000円

テーマ: 2015年 NPT再検討会議の結果と展望そして私たちの役割 ~核兵器廃絶と日本のプルトニウム政策



内容:
 国際会議は、原水禁世界大会の国際的な意義を深める重要な役割を果たします。

 今年は、 NPT再検討会議の結果を受けて、核兵器廃絶に向けた日本の役割について考えるとともに、深刻な原発事故を経験したにもかかわらず再稼働しようとし、原発輸出や核燃料サイクルとたまり続けるプルトニウムの問題など、日本の原子力政策(特にプルトニウム利用政策)が国際社会に与える影響について、日・英・米・韓の専門家が一堂に会して忌憚のない意見をたたかわせます。

司会: 藤本泰成(原水禁事務局長)

報告者:
・ポール・マーチン(アメリカ/ピースアクション)
・ニック・リッチ-(イギリス/ヨーク大学)
・イ・キョンジュ(韓国/参与連帯)
・田窪雅文(日本/WEBサイト「核情報」主宰)

プログラム:
開会あいさつ 川野浩一
司会/あいさつ、
パネリスト紹介 藤本泰成
国際会議の意義について 藤本泰成


各パネリストからの報告基本各 20分提起

●ポール・マーチン
NPT再検討会議を受け、核大国・米国で核軍縮に向けてピースアクションをはじめとした平和運動が何ができるか。特に核の先制使用の問題や、核のアラート(警戒)体制解除の問題などに言及していただきます。

●ニック・リッチ
イギリスの核の状況を提起していただきます。イギリスの唯一の核兵器は、スコットランドに配備された原子力潜水艦4隻の潜水艦発射弾道ミサイル「トライデント」のみとなっています。スコットランドでは「非核スコットランド」の動きが盛り上がっています。今回、核兵器をめぐる政府や政党、国民の意識・関心について報告していただきます。

●イ・キョンジュ
米韓原子力協定の改定の問題(特に再処理について)と日本のプルトニウム利用政策をどう韓国社会はとらえているのかをら報告していただきます。また、朝鮮民主主義人民共和国の核問題を、韓国社会はどのように捉えているかについても報告していただきます。

●田窪雅文
日本が進める原子力政策、特にプルトニウム利用政策が国際社会では、核拡散問題として捉えられていることを訴え、その問題点を明らかにします。
。。
司会者・報告者からの質疑応答
会場からの質疑応答
閉会/終了

同時通訳:森あさみ/藤岡美恵子/古川るみ子

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六ヶ所再処理工場 監視機器が故障(青森県)
2日夜、六ヶ所再処理工場で放射能レベルの高い廃液の漏れなどを検知する装置など4つの装置の故障が見つかった。日本原燃は他の装置で監視しており、周辺環境への影響はないと説明している。工場周辺で発生した雷が影響した可能性もあると見て原因を調査中。[ 8/3 青森放送]