2012年8月13日月曜日

市民科学研究室からのいくつかの情報

市民科学研究室からのいくつかの情報

①6月16日に開催した「今中哲二さんを囲んで共に考える」勉強会の講演内容を掲載中
大変ボリュームの大きい報告ですが、ご一読いただければと思います。
http://blogs.shiminkagaku.org/shiminkagaku/2012/08/3-2.html

②9月12日(水)19:00~21:00 低線量被曝研究会・公開学習会「ウクライナ・ナショナルレポート第4章
すでに一部を翻訳して公開している『ウクライナ・ナショナル・レポート』の第4章「チェルノブイリ大災害の経済的・社会心理的影響:被災地域開発の主
要問題と現状評価」を福島第一原発事故の被災地の現状を念頭におきおながら、読み解きます。
 経済学、災害に関する社会学や心理学にお詳しい方あるいは深い関心をお持ちの方に、ぜひご参加いただければと思っております。

③[予定] 9月17日(祝)14:00~17:00 プレセミナー「薬学部6年化問題を考える」(仮題)
●11月10日+11日 サイエンスアゴラ2012にて
本音で語る"専門職学位"~薬学6年化は成功するか~
「薬学6年化」問題については、
http://archives.shiminkagaku.org/archives/2012/06/post-288.html
現在、日本薬学生連盟 http://apsjapan.org/ に市民科学研究室が協力する形で、薬学生対象のアンケートを実施しようとしています。

④9月22日(土)13:00~16:00 シリーズ「語る+聞く リプロダクションのいま
第2回 「AIDで生まれるということ~加藤英明さんに聞く~」
 先の7月に実施して昼の部、夜の部とも非常に好評であったシリーズの第2回目です。ふるってご参加ください。定員は40名で、現在すでに10名ほどのお申し込みがあります

⑤[予定] 11月17(土)14:00~17:00 市民科学講座「放射線教育の代案を作る!」(仮題)
文科省の放射線教育の副読本問題点を指摘するだけでは、実際にはことはすすみません。そこで、すでに様々な場での実践や研究を重ねて、原子力や放射線の学びに取り組んできた方々を招いて、「代案」の作成を目指した議論を、します。市民研の上田が各地で行ってきた「親子放射能ワークショプ」の総括報告も行います。
●食品放射能汚染に関する市民研・上田の講演の動画が2つ公開されています
6月2日に開催された「大地を守る会」の放射能連続講座の第1回目
6月30日に開催された「世田谷こども守る会・1周年記念イベント

⑥文科省「原子力基礎基盤戦略研究イニシアティブ」の採択課題での共同研究が予定されています
 文科省「原子力基礎基盤戦略研究イニシアティブ」に応募して採択された課題の一つ「原子力施設の地震・津波リスクおよび放射能の健康リスクに関する専門家と市民のための熟議の社会実験的研究」(研究代表者・土屋智子:東京大学政策ビジョン研究センター)での共同研究が予定されています(10月開始)。
http://www.jst.go.jp/nrd2/index.html
 市民科学研究室は放射線健康リスクに関する部門を受け持っています。この問題に関する多くの専門家への詳細なインタビューとその分析などからはじめて、市民科学研究室のこれまでの経験や蓄積を生かして、現状の改善に向けて実効力のある研究を目指します。この問題に関心・造詣が深く、研究員として働いてみたい方は、8月15日くらいまでにこちらにご連絡いただければと思います。
 ↓
 この辺から私の問題意識やスタンスと微妙にズレてゆくが、「現状の改善に向けて実効力のある研究」をめざそうとする、関心のある人はどうぞ。