●マヌ国立公園において自律的に生きる先住民族の目撃
AIDESEPのサイトでは、マシュコピロ民族と思われる先住民族のグループの目撃について、違法な伐採業者の存在によって伝来のテリトリーが脅かされていることの証左であろうと指摘している。またこの地域の空域における交通の増加、石油開発などの問題があり、自律して生きている仲間たちは、彼らの邪魔をしないよう配慮を求めているのであろう、と伝えている。
● 日本語ではAFPによっても伝えられており、サバイバル・インターナショナルの情報をベースとして、記事の最後は次のように結んでいる。 「 最近の数か月間、マシコ・ピロ人を目撃したとの情報が急増していることから、同NGOは、国立公園内外での不法伐採や近郊で進むガス・石油開発に関連したヘリコプターの低空飛行などで、マシコ・ピロ人が森林での居住地を追われているのではないかと懸念している。」
⇒「アマゾン森林地帯に未接触部族、ペルー政府が近づかないよう勧告」
●次はサバイバル・インターナショナルのサイト
http://www.uncontactedtribes.org/news/8055
●そして朝日新聞。
一体何を伝えたくて、この記事を掲載しているのであろうか???
・「弓矢で襲われる可能性も」ペルー先住民への接近警告
http://www.asahi.com/international/update/0207/TKY201202070132.html
ペルー南東部にあるアマゾンのジャングルで、現代文明と接触せずに暮らす先住民マシュコ・ピロ族の写真が公開された。一般の人が近づけば、「ウイルスを(先住民の社会に)持ち込んだり、弓矢で襲われたりする可能性もある」としてペルー当局が注意を促している。
写真は1月末、NGO「サバイバル・インターナショナル」がインターネット上で公表した。ブラジルとの国境近くで考古学者らが昨年、撮影したものだとしている。AFP通信などによると、昨秋には、部族に近づいたペルーの森
林警備隊が弓矢で襲われて負傷。食べ物などを届けていた地元住民が殺された例もあるという。
ペルー当局によると、こうした先住民は、ペルーのアマゾン地域に15部族いるという。同NGOは世界中には100部族いる、としている。(サンパウロ=平山亜理)
///
●マヌ国立公園で違法伐採業者の捜索と逮捕
サバイバル・インターナショナルのニュースによると、先日の自発的孤立状態にある先住民族の目撃情報以後、地域の違法伐採業者を捜索、逮捕したとのこと。
Madereros ilegales arrestados tras la publicacio'n de fotos de indi'genas aislados
http://www.survival.es/noticias/8079
開発と権利のための行動センター
青西