2013年8月27日火曜日

オスプレイ着陸に失敗 米ネバダ州で 普天間配備と同型機

オスプレイ着陸に失敗 米ネバダ州で 普天間配備と同型機

 米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが26日午後3時半すぎ(日本時間27日午前7時半すぎ)、米ネバダ州インディアン・スプリングス近くで着陸に失敗した。事故機は海兵隊ミラマー基地(カリフォルニア州)所属で、米軍普天間飛行場の配備機と同型機

 地元日刊紙ラスベガス・レビュー・ジャーナルによると、着陸に失敗した場所は米空軍クリーチ基地近くで、高速道路から約5キロ離れた公有地。けが人はいない。 事故はクリーチ基地での通常訓練中に発生した。事故原因は調査中。(琉球新報、 米ワシントン=島袋良太本紙特派員

⇒【電子号外オスプレイ着陸失敗 米で訓練中 (沖縄タイムス)

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「オスプレイ配備中止を」 知事、首相に再度訴え
「県と米軍基地を抱える県内27市町村でつくる県軍用地転用促進・基地問題協議会(軍転協)の会長を務める仲井真弘多知事は30日、安倍晋三首相と官邸で会談し、米軍垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの配備中止や普天間飛行場の県外移設などを求める要請書を手渡した。・・・。
 
 知事は「40年分のいろいろな要望が入っている。少しでも改良、改善をしてほしい」と訴えた。
 会談には県内9市町村長が出席し、菅義偉官房長官も同席した」(琉球新報より)

オスプレイ着陸失敗で申し入れ(山口県)
 アメリカ軍の新型輸送機オスプレイがアメリカで着陸に失敗した事故をうけ、岩国市の住民団体などが30日、市に対しオスプレイの飛行中止を求めた。岩国市に申し入れをしたのは、基地強化に反対する5つの住民団体。
 オスプレイは今月27日、沖縄配備の機体と同型機がアメリカで着陸に失敗する事故を起こしていて、団体の代表は、事故原因などが明らかにされるまでは飛行を中止するよう求めた。
 岩国基地からは29日、事故後初めて、沖縄に向けオスプレイ1機が離陸したが、先月30日に陸揚げされた第2陣12機のうち、1機が移動しないまま岩国に留まり続けている

 申し入れに対し市側は、「国に情報提供を求めていて現時点で飛行中止を求める考えはない」などとしやりとりは平行線のままだった。一方、防衛省は、30日に締め切られた来年度予算の概算要求で、陸上自衛隊に2015年度にオスプレイを導入するための調査費用1億円を盛り込んでいる。(山口放送より)

8/25
・オスプレイ:岩国から2機帰還…日曜飛行、協定違反か 
【宜野湾】 通常訓練のため山口県の岩国基地に派遣されていた在沖米海兵隊所属のMV22オスプレイ3機のうち2機が25日午後、普天間飛行場に帰還した。
 日米合同委員会で合意した航空機騒音規制措置(騒音防止協定)には「日曜日の訓練飛行は差し控え、任務の所要を満たすために必要と考えられるものに制限される」と記載されており、協定に反した飛行とみられる。
 2機は25日午後2時19分と同25分にそれぞれ飛来した。本土での通常訓練のため、23日にオスプレイ3機が離陸していた。(琉球新報)


「批評する工房のパレット」内の関連ページ
⇒「オスプレイの「安全神話」? ~このまま、なし崩し的に「本土低空飛行訓練」を許してよいのか

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9/10
責任誰が… オスプレイ使った日米共同訓練
 「高知、滋賀両県で10月に米軍新型輸送機オスプレイを使った初めての日米共同訓練を実施することが決まり、1987年以降、5回の共同訓練があった日出生台演習場の地元関係者は警戒を強めている。8月末に米国での訓練で着陸失敗したばかりのオスプレイ。「次は日出生台ではないか。事故を起こしたら誰が責任を取るのか」と不安の声が広がる。(中略)

  過去5回の訓練では、ヘリコプターを使ったこともある。
 県生活環境部の原田秋一郎危機管理監は「重大な関心を持ち情報収集に努める」と強調し、首藤奉文由布市長は「住民の立場を考えると何としてもやめていただきたい」。
 朝倉浩平玖珠町長と坂本和昭九重町長は「共同訓練は国の専管事項だが、住民の不安を解消するため国の動きを注視する」と話す。(中略)

  県平和運動センターの河野泰博事務局長は「イエロールート上で離着陸や物を運ぶ訓練ができるのは日出生台しかない。滋賀の訓練は小手調べのためだと感じられ、次は日出生台に入ってくる」と危惧する。
  演習場近くで畜産を営む衛藤洋次さん(53)=玖珠町日出生=は「安全性が確保されていないオスプレイの訓練を日本で実施すること自体が間違っている。怖いのは訓練が常態化すること。断固、反対の声を上げる」と話した。(大分合同新聞より)

9/7
防衛省、滋賀・高島市長にオスプレイ訓練参加を説明
 「・・・福井市長は、訓練の概要説明が従来はもっと早い時期に段階を経て行われてきたが、今回は遅いとして苦言を述べた上で、
 ▽饗庭野で行う理由▽飛行ルート▽市民の不安解消や安全確保策▽沖縄県の負担軽減につながる根拠-などを尋ねた。
 これに対し及川局長は、「演習場の規模や訓練の内容から饗庭野が主になる」と理解を求めた。 飛行ルートはまだ承知していないとし、運用上からも詳細を示せないとしたが、「市街部での低空飛行や夜間飛行はない」と述べた。不安の解消や安全確保策では「訓練期間中に職員を派遣し、速やかな情報提供や(政府との)連絡体制をとる」とした。
 沖縄の負担軽減の根拠については、「数値で示すのは難しいが、訓練の一部が本土で実施されれば軽減になる」(??)とした。福井市長は「国全体でどう負担軽減するかを考える中で、饗庭野でのオスプレイ使用の先行きが示されないと市民の不安は解消されない」とくぎを刺した。(京都新聞より

9/5
日米、オスプレイ共同訓練 滋賀と高知で実施へ
 日米両政府は10月に滋賀、高知両県で米海兵隊の新型輸送機オスプレイを使った共同訓練を実施する方針を固めた。小野寺五典防衛相が6日午前の記者会見で正式発表する。防衛省関係者が5日、明らかにした。
 防衛省は6日に滋賀県と同県高島市、高知県などに訓練内容を正式に伝える方針。7日には小野寺氏が沖縄県を訪問し、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)に配備されたオスプレイの訓練場所を移転する負担軽減策として仲井真弘多知事に伝達する。
 滋賀県での訓練は10月中旬に陸上自衛隊饗庭野演習場(高島市)で、陸自と米海兵隊による戦時想定の共同訓練を行う。(西日本新聞

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米軍機着陸が5年で80回超 鹿児島の空港“基地化”進む
 「鹿児島県内の空港への米軍機の着陸回数が、2008年以降の5年半で、少なくとも5空港の計84回に上っている。このうち6回は事前連絡がなく、県によると、8月28日に徳之島空港にヘリコプター6機が下りた際は、管制塔への連絡もない危険な着陸だったという。日米地位協定に守られた米軍が意のままに進める県内空港の“基地化”に、住民の不安は強まっている・・・。」(西日本新聞より、9/6)