2013年8月17日土曜日

『福島と生きる』メールマガジン第9号

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『福島と生きる』メールマガジン第9号
――息長く〈福島〉とつながり続けるために――

2013年8月17日発行(不定期刊)
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―目次―
◆イベント情報
◆保養情報
◆キャンペーン・活動情報
◆ニュースクリップ

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◆イベント情報(イベント情報は変更されることもあります。必ず主催者サイトでご確認下さい)
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1.「放射線からいのちを守るセルフケア~快医学講座・14時間]
  8月22日(木)-24日(土)(山梨県富士河口湖 快療法の家「まほろば」)
  ※講師:橋本俊彦、秋野敬造
  ※問い合わせ: 0552-62-0017(秋野)
  ※詳細: イベントサイト 

2.「原発被害者の救済を求める全国運動 記者会見」
   8月26日(月)15:00-16:00(東京・参議院議員会館B107)
  原発被害者の救済を求める全国運動のキックオフ記者会見。
  全国運動では「原発事故子ども・被災者支援法」の幅広い早期の実施と、原発被害の損害賠償権の時効問題の解決を求める請願署名や集会などを予定。
  ※出席者: 佐藤和良(いわき市議会議員)
          河崎健一郎(弁護士、福島の子どもたちを守る法律家ネットワーク)
          海渡雄一(弁護士、日本弁護士連合会前事務総長)
          満田夏花(FoE Japan)  など
  ※詳細: FoE Japanのサイト 

3.「9・21 原発被害者の救済を求める福島集会」
  9月21日(土)13:00-16:20(福島市・福島県文化センター大ホール)
  原発被害者の救済を求める全国運動の一環として開催。
  ※問い合わせ: 
  <福島>いわき市議会創世会 
        佐藤和良 TEL: 0246-22-1111 (代表)内線4132  FAX: 0246-25-8380 
  <東京>FoE Japan  TEL: 03-6907-7217  FAX: 03-6907-7219
  ※詳細: イベントサイト 

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◆保養情報
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1.ほよーん相談会
  子どもローテーション保養のデータベース。全国各地の保養情報が掲載されています。
  全国の避難者支援団体の情報もあります。 サイトはこちら 

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◆キャンペーン・活動情報
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1. 子ども・被災者支援法
   支援法の先送り問題について、復興庁と関係省庁が合意していたことが8月1日報じられました。 それを受けて、原発事故子ども・被災者支援法市民会議は復興庁に要請書を提出しました。要請書はこちら

2.二本松市の農家、菅野瑞穂さんのインタビュー記事が「ソーシャル&エコ・マガジン ソトコト」に掲載されました。記事はこちら 

3.「原発いらない福島の女たち」が2014年度版カレンダーを制作中です。
売上は「女たち」の活動資金になります。詳細はこちら 

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◆ニュースクリップ
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1.みんなの海を守って!再稼働どころじゃない、汚染水問題
FoE Japan  8月16日(金)
http://www.foejapan.org/energy/news/130816.html

◇後手後手にまわった汚染水対策
 東京電力福島第一原発の汚染水流出が深刻の度を増しています。海の汚染は着実に広がっています。汚染水の流出は事故当初から指摘されていましたが、東電は参議院選挙後までその事実を認めませんでしたし、国はそれを鵜呑みにしていました。

 福島第一原発は地下水が多い場所で、事故前から一日当り850トンの地下水をくみ上げていた状態です。東電はなぜか海側の遮水壁の建設を優先させましたが、行き場のなくなった汚染水の水位があがり、溢れ出すことは自明でした。東電の対策の失敗を、資源エネルギー庁も原子力規制委員会も見過ごしました。

◇再稼働に偏重した原子力規制庁の体制
 8月8日、FoE Japan、福島老朽原発を考える会、原子力規制を監視する市民の会などの主催で、汚染水に関する緊急集会と政府交渉が開催されました。 その結果、次のポイントが明らかになってきました。

 ・ 原子力規制庁は適合性審査は80人体制(のちに100人体制)、事故収束は40人。大飯原発の評価会合だけで、非公開の電力事業者ヒアリング含めて100回以上、一方で汚染水問題に関しては、2~6回程度。
・ 東電が実施するストロンチウムなどの地下水モニタリングの報告を受けているはずの規制庁が、モニタリングの空白期間(2012.12~2013.5)を見逃していた 
・ 国の責任体制がはっきりしていない。汚染水対策の責任を資源エネルギー庁が負うのか原子力規制庁が負うのか政府側は答えられなかった。(以下略)

2.復興庁:被災者支援 先送り密議 暴言ツイート裏付け
毎日新聞 8月10日(土)
http://mainichi.jp/select/news/20130801k0000m010178000c.html

◇3月時点で「参院選後に」
 東京電力福島第1原発事故に伴い、放射線量が一定基準以上の地域住民への支援を定めた「子ども・被災者生活支援法」を巡り、同法を所管する復興庁が3月、具体的な支援策作りの大前提となる「線量基準」の検討をどこが主導するか曖昧にしたまま、7月の参院選後に先送りすることで関係省庁と合意していたことが国の関係者の証言で分かった。

 昨年6月の同法成立以降、基準は一向に決まらず、被災者らから早急な支援策作りを求める声が上がっているが、これを無視するような申し合わせが秘密裏になされていた。(以下略)

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『福島と生きる』メールマガジン第9号(2013年8月17日発行)
※『福島と生きる』メールマガジンは、『福島と生きる--国際NGOと市民運動の新たな挑戦』の共同執筆者の団体や活動の関連情報を発信していきます。

発行人=中野憲志・藤岡美恵子
(『福島と生きる--国際NGOと市民運動の新たな挑戦』共編者)

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●「さようなら原発講演会 つながろうフクシマ!くりかえすな原発震災」
日時:9月1日(日)13:00~16:30 (開場12:15~)
場所:千代田区「日比谷公会堂」(地下鉄「霞ヶ関駅」「日比谷駅」ほか)
 *地図 http://hibiya-kokaido.com/

内容:音楽(ジンタらムータ with リクルマイ)、
講演(大江健三郎さん、小出裕章さん・京都大学原子炉実験所助教)、
発言(澤地久枝さん、内橋克人さん、落合恵子さんなど)、
報告(福島現地から)、
コント(ザ・ニュースペーパー)
参加費:1000円(定員2000人・先着順)
*終了後は、首都圏反原発連合の「金曜首相官邸前行動・日曜版」に協力します。