2013年11月11日月曜日

命と安全を脅かす「秘密保護法案」に反対するかながわ集会

命と安全を脅かす「秘密保護法案」に反対するかながわ集会
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★日時:11月12日(火)午後6時30分
★会場:かながわ県民センター301号室
★お話 海渡雄一さん(日弁連秘密保全法案対策本部委員)
 「市民の生命と安全を脅かす秘密保護法案—厳罰化と処罰の早期化—」
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安倍政権が今国会で成立をめざす「特定秘密保護法案」は、市民の生命や安全を脅かすような危険な法案です。市民団体、報道関係、法曹界と反対の声も日々に大きくなっていますが、公明党も修正案に合意していよいよ国会に提出されます。

この法案は、1980年代に中曽根政権が制定しようとして、世論の大きな反対で挫折した「国家秘密法」の内容をさらに拡大し、重罰化したものです。政府・官僚が安全保障上、重要とする外交、防衛、安全脅威活動(スパイ活動)、テロ活動の防止、に関わる情報を「特定秘密」とし、これらの情報を公務員などが漏らしたり、漏らすように唆したり、煽動、共謀した者も、最高懲役10年の厳罰が科されます。

福島原発事故における情報隠しを見れば、原発情報などは、まずテロ対策を理由に広範に「秘密」とされるでしょう。

政府は、この法案を外交・安全保障政策の司令塔となる「国家安全保障会議設置法案」とともに今国会で成立させるため、公明党が要求した「知る権利」や「取材の自由」を明記し、秘密指定の基準作りに有識者が意見を述べる場をつくる等の修正をしましたが、小手先のごまかしに過ぎず、根本的な問題は残ったままで法律の危険性が解消するわけではありません。
「特定秘密保護法案」は、市民の知る権利、表現の自由を侵害し、民主主義を否定し、私たちの生活と安全そして平和を脅かす違憲の法案です。世論を盛り上げて何としてもこれを廃案に追い込みましょう。

★共催団体
盗聴法に反対する神奈川市民の会
日本国民救援会神奈川県本部 (050-3310-1368)
日本キリスト教団国家秘密法反対特別委員会
住基ネットに「不参加」を!横浜市民の会
すべての基地にNO!を・ファイト神奈川
さよなら原発・神奈川
★後援:神奈川平和運動センター
★参加費:500円

★集会賛同団体募集:11.12 緊急市民集会への賛同を呼びかけます。
安倍内閣、特別委員会、神奈川県選出国会議員、マスコミ等に賛同団体の名簿を添えて集会決議を提出します。
<連絡先> e-mail:h2kubo@jcom.home.ne.jp FAX:045−788ー0838

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・NSC事務局が6部門に編成 防衛、外務、警察で配分
 外交・安全保障政策の司令塔となる国家安全保障会議(日本版NSC)の事務局「国家安全保障局(安保局)」が、「戦略」「情報」など6部門の分野別に編成されることが9日、分かった。
 部門トップのポストは防衛省に3、外務省に2、警察庁に1を配分する。政府関係者が明らかにした。

 6部門はほかに「総括」「同盟・友好国」「中国・北朝鮮」「その他地域」。
 全体の調整役となる「総括」を筆頭部門に位置付け、トップには防衛官僚を起用する。
 安保局の局次長には、外務官僚と防衛省内局官僚(背広組)出身の官房副長官補を充てる。(共同、11/10)