2013年11月4日月曜日

第2回 東電解体・東電本店合同抗議

放射能汚染水海洋流出抗議!柏崎刈羽原発の再稼働するな!
第2回 東電解体・東電本店合同抗議


11月6日(水) 18時半~20時 東電前
呼びかけ団体;経産省前テントひろば、首都圏反原連、東電株主代表訴訟、たんぽぽ舎

東電福島第一原発の放射能汚染水流出は「完全にコントロールされている」という安倍の大ウソとは反対に、益々深刻化しています。東電は当事者能力を失っており、汚染水と混ざり合った雨水を敷地内にまき散らすなど、完全に泥沼状態に陥っています。

フクイチの現場では人的体制の崩壊的危機の進行が指摘され、高放線量下で益々苛酷となっていく労働環境での技術者・作業員の不足、過重労働、劣悪な労働条件、管理体制の破綻等々が、東電の安全対策より企業経営第一の姿勢によって加速され、次々と破綻・「ミス」を生じさせ、東電の破綻企業としての現実をさらけ出しています。

さらには、このような当事者能力を失っている破綻企業東電の下で、4号機プールからの使用済み核燃料棒の取り出し作業が始められ、ヒビの入った排気筒の地震による東海の危険性が指摘される等、フクイチの現場は全く予断を許さない事態が進行しています。

これに対して、政府・自民党はあくまで東電の企業として延命させることを第一にして、フクイチの分社化や除染費用免除や大規模な国費(税金)投入を画策しています。それはフクイチでの人的体制や汚染水対策をはじめとする安全対策の危機を解決するものにならないばかりか、柏崎刈羽原発の再稼働と連動したものとなるのは明白なことです。

東電を破綻処理し、銀行や株主にも責任を負わせ、資産をはき出させ、国が直接に責任を負う事故収束ー廃炉に向けた体制を構築することが急務となっています。東電本店合同抗議は、10月2日に第1回が400名の参加で行われました。東電本店抗議は一層重要な位置をもっています。11月6日の第2回抗議はそれを遙かに上回る規模で東電に迫ることが求められます。第2回 東電解体・東電本店合同抗議にご参加下さい。

経産省前テントひろば 八木健彦

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福島で脱原発7千人集会 「不安抱き続けている」 
 脱原発を求める福島県民の思いを伝えようと県内の市民団体が2日、福島市で「なくせ!原発大集会」を開き、約7千人が参加した。呼び掛け人を代表し、福島県楢葉町から同県いわき市に避難している住職早川篤雄さん(74)が「原発事故が収束する保証はなく、県民は不安を抱き続けている。実情を全国に知ってほしい」とあいさつした。
 政府や東京電力に、福島第1原発事故の被害に対する賠償や除染、汚染水問題の解決を求めるアピールを読み上げた後、市内をデモ行進した。(共同)

⇒「なくせ!原発大集会」公式ブログ