2014年9月7日日曜日

『福島と生きる』メールマガジン 第20号

『福島と生きる』メールマガジン 第20号
――息長く〈福島〉とつながり続けるために――
2014年9月7日発行(不定期刊)
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―目次―
◆イベント情報
◆活動・キャンペーン情報
◆保養情報
◆ニュースクリップ

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◆イベント情報(イベント情報は変更されることもあります。必ず主催者サイトでご確認下さい)
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1.「ふくしまオーガニックフェスタ2014」
 9月14日(日)10:00-16:00(郡山市総合地方卸売市場 水産棟)
 有機農業者及び有機をめざす生産者の農産物の販売、消費者と生産者を結ぶ
ステージ、「学ぼう!ふくしまの今」パネル展など
 ※主催:ふくしまオーガニックフェスタ2014実行委員会
 ※主幹:NPO法人福島県有機農業ネットワーク
 ※詳細:http://fukushima-yuuki.net/pdf/FOF.pdf

2.「フクシマを忘れない!さよなら原発 全国集会&大行進」
 9月23日(火・祝)13:30~ (東京・代々木公園)
 11:00~ ブース開店
 12:30~ オープニングライブ
 13:30~ トークライブ
 集会後デモあり
 ※主催:さようなら原発1000万人アクション/原発をなくす全国連絡会/
 首都圏反原発連合
 ※詳細:http://sayonara-nukes.org/

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◆活動・キャンペーン情報
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●え!? 9月10日に川内原発の審査書確定!?
【緊急署名】 川内原発の「形だけ審査書」に反対 

 原子力規制委員会が、川内原発の審査書を9月10日にも承認することが報じられています。
 多くの市民や専門家が、審査のプロセスや内容に疑問の声をあげているさなか、それらはすっかり無視されてしまっています。いくらなんでもひどすぎる!
 私たちのパブコメはどこに行ったのでしょう? 火山だって怒っている!
 ということで、緊急署名を始めました!
 一次締め切りは【9月9日(火)21:00】です。翌日(9/10)に原子力規制委員会
に提出します。 (FoE Japanより)
 ※詳細:http://www.foejapan.org/energy/action/140904.html

●シャプラニールいわき事務所職員募集
 シャプラニールは、2011年3月から福島県いわき市に拠点を置き、被災地支援活動を続けています。この度、欠員補充のため職員を募集することになりました。被災者のみなさんが一日も早く元の暮らしに戻ることができるよう、積極的に支援活動に取り組む意志のある方を求めています。

→シャプラニールの東日本大震災・被災地支援活動
 http://www.shaplaneer.org/support/jishin_japan.php

【職種】東日本大震災・被災地支援活動
【内容】
被災者向け交流スペースの運営、公営住宅の入居者支援、情報紙の発行など
【資格・条件】
・2011年3月11日時点で福島県内に居住していた方
・被災者や関係団体とのコミュニケーションを円滑に図れる方
・人と接することが好きな方
・ソーシャルワークの経験がある方優遇
・PC(エクセル、ワード)ができる方
・要普通自動車免許

【雇用期間】2014年10月~2016年3月(予定)
【募集人数】1名
【学歴・経験】不問
【待遇】当会規定による
【勤務地】福島県いわき市
【勤務時間】9:30~17:30(休憩1時間)
【休日】週休二日。シフト制
【選考方法】履歴書を郵送にて送付。書類選考後、面接の可否について連絡
します。
※応募書類は返却できませんのでご了承ください。
【応募締切】9月20日(土)※適任者が見つかり次第募集を終了します。応募
書類を送付する前に電話でご連絡ください。

【応募書類送付先】
〒169-8611 東京都新宿区西早稲田2-3-1 早稲田奉仕園
(特活)シャプラニール=市民による海外協力の会 震災対応タスクフォース 
 担当:佐藤
TEL:03-3202-7863 
E-mail:recruit@shaplaneer.org

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◆保養情報
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「ほよ~ん相談会」
※各地の保養情報、受け入れ活動の情報など
http://hoyou.isshin.cc/

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◆ニュースクリップ
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1.地上タンク弁から水滴 第1原発、外部流出なしと東電
福島民友 2014年9月5日 http://www.minyu-net.com/news/news/0905/news5.html
 東京電力は4日、福島第1原発の汚染水をためる地上タンクの弁から水滴が漏れているのを発見したと発表した。水滴はタンクの堰(せき)内に落ちており、外部への流出はないとしている。
  問題のタンクは一度放射性物質を取り除いた後、淡水化処理で出る塩分を含んだ濃縮された汚染水を貯蔵している4号機南側のタンク群の一つ。  (後略)

2.原発粉じん飛散 再発防止を要求
河北新報 2014年9月5日 http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201409/20140905_61024.html
 福島第1原発のがれき撤去に伴う粉じんが昨夏、原発敷地外に飛散した問題で、南相馬市の桜井勝延市長は4日、東京電力と国に対し、再発防止を求める要求書を市議会と連名で提出した。
 再発防止のほか(1)監視体制の強化(2)迅速な情報提供(3)新たな風評被害への賠償-などを挙げた。(後略)

3.「危険手当」不払いと東電提訴 原発作業員4人
共同通信 2014年9月3日 http://www.47news.jp/CN/201409/CN2014090301001164.html
  東京電力福島第1原発の事故収束作業で支払われる割り増し手当(危険手当)を受け取っていないとして、30~60代の男性4人が3日、東電のほか、下請け企業など16社に対し、計約6200万円の損害賠償を求める訴えを、福島地裁いわき支部に起こした。
 訴状によると4人は車両の除染や、がれきの撤去などに従事したが、2011年5月から14年9月までの間、雇用された会社から危険手当が支払われなかった。(後略)

4.「原発避難長期化 経済的支援を」
NHK 2014年9月6日 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140906/k10014404681000.html
 震災と原発事故からまもなく3年半となるなか、除染が進むなどしてふるさとに戻ることができるようになったものの避難が長期化し経済的に困窮している人たちへの支援を訴えるシンポジウムが、福島県郡山市で開かれました。 (中略)
 グループのメンバーで大阪市立大学の除本理史教授は「政府や自治体は原発事故が住民生活に長期間にわたって影響していることをきちんと直視してほしい」と話しています。

5.原発事故自殺訴訟 東電、控訴断念 確定へ
朝日新聞 2014年9月6日 http://www.asahi.com/articles/ASG955G43G95UGTB00M.html
 東京電力福島第一原発の事故で福島県川俣町から避難を強いられ、一時帰宅中に自殺した女性の遺族が東電に賠償を求め、福島地裁が東電に約4900万円を支払うよう命じる判決を出した訴訟で、東電は5日、控訴しないと発表した。遺族も控訴しない意向だ。被災者の自殺の原因を原発事故と認めた初の判決が確定することになった。(後略)

6.福島原発事故:1週間後にも放射性雲 東北、関東へ拡散
毎日新聞 2014年9月5日 http://mainichi.jp/select/news/20140905k0000e040237000c.html
 東京電力福島第1原発事故後、上空に巻き上げられた放射性物質の雲状の塊「放射性プルーム(放射性雲)」が、これまで知られていた2011年3月15ー16日に加え、約1週間後の20ー21日にも、東北・関東地方に拡散していく状況が、原子力規制庁と環境省による大気汚染監視装置のデータ分析から裏付けられた。1回目の放射性雲の影響で高くなった空間線量に隠れて、2回目の放射性雲が見逃されていた地域もあった。専門家は「データは住民の初期被ばく量を正確に見積もるのに役立つ」とみている。(後略)

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★『福島と生きる』関連サイト一覧★
低線量被曝から子供たちを守るために 
 http://blog.canpan.info/miharu1126/
まつもとこども留学 
 http://www.kodomoryugaku-matsumoto.net/
原発いらない福島の女たち 
 http://onna100nin.seesaa.net/
子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク 
 http://kodomofukushima.net/
福島県有機農業ネットワーク 
 http://fukushima-yuuki.net/
農家娘の日々。--福島の大地にきぼうのたねをまく--
 http://ameblo.jp/yunosato-farm/
国際環境NGO FoE Japan
 http://www.foejapan.org/energy/news/index.html
シャプラニール=市民による海外協力の会
 http://www.shaplaneer.org/support/jishin_japan.php
日本国際ボランティアセンター(JVC) 
 http://www.ngo-jvc.net/jp/projects/touhoku/
ふくしま地球市民発伝所 
 http://fukushimabeacon.net/
新評論 
 http://www.shinhyoron.co.jp/

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『福島と生きる』メールマガジン 第20号(2014年9月7日発行)
※『福島と生きる』メールマガジンは、『福島と生きる--国際NGOと市民運動の新たな挑戦』の共同執筆者の団体や活動の関連情報を発信していきます。

発行人=中野憲志・藤岡美恵子(『福島と生きる--国際NGOと市民運動の新たな挑戦』共編者)