2014年9月18日木曜日

検証記事「『慰安婦』問題 どう伝えたか」と朝日新聞叩きの本質を考える

検証記事「『慰安婦』問題 どう伝えたか」と朝日新聞叩きの本質を考える

■日時: 2014年9月25日(木)18時45分~21時
■会場: 明治大学リバティタワー13階1136教室
         (東京都千代田区神田駿河台2-1/JR・地下鉄「御茶ノ水」/都営線・地下鉄「神保町」下車)

■参加費: ビジター1500円、
                 会員・学生・年金生活者・ハンディのある方1000円・明大生無料(先着順・予約不要)
■主催: 明治大学・軍縮平和研究所 アジア記者クラブ(APC)

■ゲスト:池田恵理子さん(アクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館 (wam)・元NHKディレクター)
  
 朝日新聞が8月5日・6日に「特集:慰安婦問題を考える」と題する過去の慰安婦報道を検証した特集を掲載して以来、朝日新聞叩きが鳴り止みそうにない。
 特集の内容は、自紙の過去の報道に誤りがあったとして幾つかの記事を取り消したものなのだが、週刊誌はこぞって、朝日新聞社内に若手の不満が渦巻き、出世競争がからみ、無責任な作風を指摘する社員の証言を面白おかしく書き立てた。読売、産経など保守系紙は、誤報によって日本の国際的信用を損なった、日韓関係を悪化させた、ありもしない『慰安婦』問題を生み出した・・・・というキワモノまで、政府高官の発言も含めて、朝日叩きをここぞと続けている。

 確かに「慰安婦」問題に対する朝日新聞の腰の引けた中途半端さは否めない。今回の特集でも誤りの弁明に終始し、「慰安婦」報道に先鞭をつけた朝日の報道が負の側面だけだったのか、90年代の各紙による「慰安婦」報道につながる先駆性があったかのか否かには言及がない。報道に携わった現場の記者の声も皆無では、「今頃、なぜ?」という疑問ばかりを増幅させている。

 9月の軍縮研との研究会は、アクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館(wam)」の館長で、元NHKディレクターの池田恵理子さんに検証報告をお願いしました。
 今回の朝日新聞の検証の問題点、批判は多いものの日本のリベラルメディアの中心にある朝日新聞への総攻撃が意味するものは何か、そして、「慰安婦」問題がなかったかのような世論が形成されていくことの問題を中心に、「慰安婦」報道30年を検証したいと考えています。


■連絡 アジア記者クラブ(APC)
〒101-0061東京都千代田区三崎町2-2-13-502
※Tel&Fax:03-6423-2452
★最新の情報(変更・中止の場合があります)は、必ずHPでご確認ください。 
http://apc.cup.com
E-mail:apc@cup.com

2014年9月13日土曜日

9・23「さようなら原発全国大集会」 (亀戸中央公園)

9・23「さようなら原発全国大集会」 (亀戸中央公園)

9月23日に予定していました代々木公園での「さようなら原発全国大集会・大行進」は、現在デング熱の問題が出ています。代々木公園A地区は、デング熱を媒介する「蚊」が確認され、現在閉鎖されています。集会自体は、同公園のB地区を中心に行われることになっており、現時点では「蚊」の発生は確認されていません。しかしA地区と隣接しており、今後も発生しないとの確約もできない状況の中では、代々木公園での集会を断念せざるを得なくなりました。

 主催団体で協議の結果、さようなら原発1000万人アクションは、会場を亀戸中央公園に変更して当初の予定通り9月23日に全国集会を開催することとなりました。なお他の2団体は集会を見合わせることとなりましたので、さようなら原発1000万人アクションの単独開催となります。
 集会の開始時間等は変更はありません。緊急の変更となりますが、下記の注意事項を参考に、多くの方が参加されますよう、お願いします。

1.名称: フクシマを忘れない!再稼働を許さない!さようなら原発全国大集会

2.日時:9月23日(火・秋分の日)

3.会場:亀戸中央公園
 住所=東京都江東区亀戸9-27-28
 交通=東武亀戸線「亀戸水神駅」徒歩2分、JR総武線「亀戸駅」徒歩15分
 地図  http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/access018.html)                              

4.スケジュール(プログラムは当初の予定通りです)
  11:00~ブース開店
  12:20~オープニングライブ  「エセタイマーズ」
  13:00~トークライブ  司会 木内みどり
      内橋克人、大江健三郎、落合恵子、鎌田慧、澤地久枝ほか
      大石又七(第五福竜丸元乗組員)、広瀬隆(作家)
      向原祥隆(川内原発現地報告)、橋本あき(福島現地)
      海外ゲスト 韓国・台湾から
  14:30~デモ出発予定(会場~錦糸町駅周辺を予定。約1時間程度) 

5.その他
・亀戸中央公園では現在までデング熱を媒介する「蚊」の発生は確認されていません。
・念のため防虫スプレー用意や長袖、長ズボン等の着用をおすすめします。
・23日までには、公園内の草刈等を実施することになっています。
・バスでの参加の場合の駐車場についてはお問合せ下さい。
・会場周辺には食堂等はあまりありません。

2014年9月11日木曜日

「生業(なりわい)を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟(第4次)

「生業(なりわい)を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟(第4次)

 「生業(なりわい)を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟原告団及び弁護団は、平成25年3月11日、800人の原告とともに、東京電力及び国を相手方として、福島地方裁判所に訴えを提起しました。
 安全神話を掲げて国と東京電力は原発を推進してきましたが、事故によって放出された放射性物質は、県境を越えて広い地域や環境を汚染し、多くの方々に避難生活、健康に不安を抱く生活を強いています。

 私たちは、本件訴訟において、地域を汚染した放射性物質を事故前の状態に戻すこと、そして元の状態に戻るまでの間、精神的な苦痛に対する慰謝料を求めます。
 多くの被害者が、それぞれの被害の状況や立場を超えて団結し、国と東京電力に対して立ち上がり、これ以上の被害を生み出さないことを求めます。
 多くの皆様の本件訴訟へのご参加とご支援を心から訴えます。

・・・
・新たに1285人が提訴 「生業を返せ」訴訟、原告3865人に
 東京電力福島第1原発事故の県内外の被災者が国と東電に原状回復や慰謝料などを求めている「生業(なりわい)を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟で、新たに1285人が10日、福島地裁に提訴した。4回目の提訴で、原告数は原発事故をめぐる集団訴訟で全国最多の3865人となった。
 今回の提訴までが併合して審理される。弁護団によると、今回の原告数は4回の提訴で最多。県内59市町村全てから原告が加わった。また、原告のうち、相双地域からの避難者らが「ふるさと喪失」の慰謝料を求めた別の訴訟も新たに6世帯14人が提訴し、原告は19世帯40人になった。
福島民友

・汚染水対策、手詰まり 廃炉作業遅れを懸念
 福島第1原発の汚染水対策は、事故発生から3年半経過した今なお、予断を許さない状況が続く。1~4号機の建屋地下には1日約350トンの地下水が流れ込み、放射性物質に触れて汚染水が発生している。 東京電力は建屋に入る前にくみ上げる地下水バイパスなどの対策を講じるが、抜本的な解決には至っていない。汚染水対策が軌道に乗らなければ、廃炉作業に影響を及ぼす可能性がある。(桐生薫子)

<難航する凍結>
 「地下水の流れがあり、思ったより凍らない」
 8月28日、Jヴィレッジ(福島県楢葉町、広野町)であった東電の記者会見で、福島第1廃炉推進カンパニーの増田尚宏最高責任者が明かした。
 2、3号機タービン建屋海側のトレンチ(電源ケーブルが通る地下道)には、計約1万1000トンの高濃度汚染水が滞留している。

 東電は建屋とトレンチの接続部を凍らせ、水の流れを遮断してから汚染水を抜こうと、2号機側で4月下旬、周囲の水を凍らせる作業に着手した。だが、地下水位の変動など想定外の現象が起き、凍結は難航。7月下旬には氷を投入し水温を下げたが、接続部の凍結率は92%にとどまった。
 「想定外」は地下水バイパス計画でも起きている。東電は5月以降、地下水を20回くみ上げ、計3万2942トンを海へ排出した。当初、流入の抑制効果が表れる時期をくみ上げから「2~3カ月後」と設定したが、観測用井戸では20~30センチしか下がらず、「5~6カ月後」に修正した。

<計画達成困難>
 東電は建屋周辺の「サブドレン」と呼ばれる井戸42本から地下水をくみ上げ、浄化した上で海に流す計画も立てている。
 これに対し、漁業関係者は「(海洋放出の報道後)試験操業のシラスの価格が下がった」(相馬双葉漁協)などと風評被害を懸念。「汚染水を海に流すのは絶対反対」(いわき市漁協)と反発を強めており、実施のめどは立たない。

 地中を凍らせて地下水が建屋に流入するのを防ぐ「凍土遮水壁」も先行きは不透明だ。2日現在、凍結管1710本のうち309本の掘削を終えたが、原子力規制委員会は埋設物のある場所の工事を認可していない。
 高濃度汚染水などをためるタンクの貯蔵量は2日現在、52万トンと容量の92.9%に達した。多核種除去設備(ALPS)を稼働し、本年度中に全ての汚染水を処理する計画だが、トラブルが相次ぎ、達成は困難な状況だ。(河北新報

・原発「制御できず」に外務省抗議 国連チーム報告書で
 
 2011年の東日本大震災の直後、日本に派遣された国連チームが作成した報告書で、東京電力福島第1原発の事故を「コントロール(制御)できていない」と記述したことに対し、外務省側が「表現が強すぎるのではないか」と非公式に抗議していたことが10日、分かった。複数の関係者が明らかにした。
 当時は原子炉の冷却が十分できず水素爆発が相次いでおり、1~3号機で炉心溶融が起きたことが今では分かっている。抗議は、事故を過小評価していた政府の姿勢の表れといえる。
 国連災害評価調整が派遣したチームは、11年3月16日付の報告書で、危機が「制御できていない」と指摘した。(共同)

・「危険手当」不払いと東電提訴 原発作業員4人
 東京電力福島第1原発の事故収束作業で支払われる割り増し手当(危険手当)を受け取っていないとして、30~60代の男性4人が(9月)3日、東電のほか、下請け企業など16社に対し、計約6200万円の損害賠償を求める訴えを、福島地裁いわき支部に起こした。
 訴状によると4人は車両の除染や、がれきの撤去などに従事したが、2011年5月から14年9月までの間、雇用された会社から危険手当が支払われなかった。
 原告側は、手当は東電が元請け企業に支払い、下請け企業を経て作業員に渡るはずなのに「ピンはね」があったと主張。東電にも、そのことを認識しながら放置した責任があるとしている。(共同)

「辺野古に基地は造らせない 東京から声を上げよう!」 (9/20, 宮下公園)

「辺野古に基地は造らせない 東京から声を上げよう!」 (9/20, 宮下公園)

日時: 9月20日(土)14:30~集会 15:15~デモ行進
会場: 東京・ 渋谷区「みやした」(JR山手線渋谷駅下車徒歩5分)
     ※地図 http://www.fidosports.jp/html/access.html
呼掛け: 沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック、フォーラム平和・人権・環境、ピースボート、辺野古への基地建設を許さない実行委員会他
連絡先: 沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック(電090-3910-4140)

・・・
・海保の暴力に抗議 シュワブゲート前集会 菅長官発言にも怒り
 【辺野古問題取材班】 名護市辺野古への新基地建設に反対する集会が11日午前も、辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前で雨天の下開かれている。
 参加者らは海上保安庁の暴力行為にあらためて抗議の声を上げた。カヌー隊や抗議船団による海上行動は雷雨のため行動を見合わせている。海上のスパット台船には作業員の姿はなく、作業船とみられる船が航行している。

 ゲート前集会では、菅義偉官房長官が辺野古埋め立ては「過去の問題」とした発言や、仲井真弘多知事が名護市議選の結果を受けて「名護だけが沖縄ではない」とした発言について、「開き直りだ」などと怒りの声が相次いだ。
  海上行動を見合わせている抗議船団の船長やカヌー隊のメンバーらもゲート前集会に参加した。海上で海保の暴力を目撃したカヌー隊の隊員らは「見えないところで豹変(ひょうへん)してしまう」などと証言した。 【琉球新報電子版

・・・
■ 原子力空母配備撤回を求める全国集会 (9/25, 横須賀)

 1972年に始まった空母ミッドウエイの横須賀母港化から本年で41周年になります。また、原子力空母ジョージ・ワシントンの横須賀基地母港化から6周年となり、新たな原子力艦船・ロナルド・レーガンが配備されようとしています。
 原子力空母と原子炉事故の危険性、米軍基地の機能強化、オスプレイの全国での飛行訓練等も含め配備撤回を求めて、9月25日に横須賀市で集会とデモ行進が行われます。

日時: 9月25日(木)18:00~集会 18:50~デモ行進(米軍横須賀基地前で抗議)
会場: 横須賀市「ヴェルニー公園(旧臨海公園)
     (京浜急行線「汐入駅」下車徒歩3分・JR「横須賀駅」下車徒歩3分)
     ※地図 http://www.kanagawaparks.com/verny-mikasa/access/

主催: 神奈川平和運動センター・三浦半島地区労
共催: 平和フォーラム、全国基地ネットなど
連絡先: 神奈川平和運動センター(電045-228-7185)

・・・
・原子力空母ジョージ・ワシントン 交代は「来年秋」
 米海軍横須賀基地(横須賀市)に配備されている原子力空母ジョージ・ワシントン(GW)艦長のグレゴリー・フェントン大佐は(9月)2日、同基地内で記者団の取材に応じ、来年後半までに行うとしてきた空母交代について「おそらく15年秋の初めくらいになる」と、初めて具体的な時期に言及した。
 在日米海軍司令部は、2008年9月から配備しているGWを約25年ごとに必要とされる燃料交換、大規模修繕などのため米国本土に戻し、代わりに同型艦の原子力空母ロナルド・レーガンを新たに配備する。レーガンは排水量10万トン、全長約333メートルの世界最大級の軍艦で、2基の原子炉を搭載している。同司令部はこれまで、交代に伴う同基地の施設拡張は行わないと説明している。

 出港に際して会見した同大佐はこの日、「(今回の作戦航海を終えて横須賀基地に帰港した後)GWは来春までメンテナンスを行い、それが終わったら米国に向かう。レーガンが配備されるのは、おそらく15年秋の初めくらいになるのではないかと言われている」と説明した。
 GWは同日午前9時ごろ、同基地を出港。西太平洋地域の警戒や海上自衛隊との共同訓練などを行う予定となっている。【神奈川新聞

ストップ川内原発再稼働!全国集会 (9月27日(土)~28日(日))

ストップ川内原発再稼働!全国集会 (9月27日(土)~28日(日))
沼倉 潤(たんぽぽ舎)

◎日程
9月27日(土)16時~20時(予定)  「全国相談会」
会場: 川内文化ホール(薩摩川内市) 主催:「再稼働阻止全国ネットワーク」
テーマ: 『再稼働を止めるために知恵を出し合おう

9月28日(日) 9時30分~10時50分頃(予定) 〔ゲート前抗議行動/現地見学〕
 主催: 「再稼働阻止全国ネットワーク」/  「川内原発再稼働を許さない共同行動」
 13時~14時30分 「ストップ川内原発再稼働9.28全国集会
 会場:天文館公園  14時30分~16時30分 デモ
 主催:「ストップ再稼働 3・11鹿児島集会実行委員会」

 ■チラシはこちら http://goodbyenukes-kagoshima.jimdo.com/

◎参加募集要綱
参加ご希望の方は〔申し込み書〕に必要事項を記載し担当者にお渡しください。または、「川内原発再稼働を許さない共同行動・事務局」宛にFAXまたはメールで申し込みください。
FAX:03-6206-1102  メール:tentohiroba@gmail.com
申し込み書は「再稼働阻止全国ネットワーク」のホームページに掲載。

*申し込み登録をされた方には参加費用の補助として、全国の皆様からのカンパから1万円を現地でお支払いいたします。(28日の天文館集会のみの参加者にも支援金をお支払いいたしますが、申し込み登録を事前にお願いします)

【9月27日(土)14時、鹿児島空港にお集まりください】
 空港より薩摩川内市のホテルまでチャーターバス(有料)を用意しています。
 14時30分ごろ出発
【薩摩川内駅前のホテルを確保しています。5000円~6000円ぐらい】
 川内ホテルとスーパーホテルの2ケ所。
【9月28日の行動のためチャーターバスを運行します】
 バス(有料):ホテル8時30分出発~ゲート前~天文館公園
【航空券は各自、手配願います】
 格安航空券、シルバー割引などをご利用の上、各自で手配願います。

◎27,28日の現地行動のためのカンパにご協力願います
 今回の行動は6月の県庁前集会に引き続く行動です。寄金を募っています。現地での行動を成功させるため皆様の支援をお願いします。
カンパ振込先:口座名「川内原発再稼働を許さない共同行動」
郵便振替口座:00180-3-513501
(他銀行から振り込む場合:ゆうちょ銀行0一九店  当座 0513501)
-以上ー川内原発再稼働を許さない共同行動事務局からのご連絡です。
(事務局連絡先:070-6473-1947テントひろば)
◎詳細は、たんぽぽ舎(沼倉)に問い合わせ願います。

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審査書についての申し入れ 原子力規制委員会委員長 田中俊一様
└──── 川内原発建設反対連絡協議会 会長 鳥原良子
2014年9月10日

 貴規制委員会の本日9月10日審査書公表について抗議いたします
8月15日〆切のパブリックコメントが、1万7000件も寄せられたにもかかわらず、その公表と対応を全くしないうちに審査書発表という、国民を無視した態度に驚いております

 九州電力の基準地震動については、専門家が過小評価であり基準地震動策定を見直す必要性を指摘されていました。基準地震動を620ガルのまま、審査を進めたのであるなら、今後発生すると思われる過酷事故について想定外という文言で言い逃れすることは絶対にできません。また、川内原発が火砕流により壊滅的な被害を受ける懸念があることを火山研究者が指摘していました。
  しかし、九州電力の「破局的噴火は、事前に火砕流の兆候を把握し核燃料を安全な場所へ移動でき対処可能」と主張していることについて、どのような検証をもって、事前の予知と核燃料の排出方法、搬送先についても具体的事象を示さないまま了承されたのでしょうか。

 規制委員会の役割は、住民の健康と財産を守るためでありますから、審査において明確な判断を出すことができなかった場合、専門家の想定する最大値に合わせて検討し、審査不合格を出すこともできるはずです。
 田中委員長自身も「新規制基準合格は原発の安全性を証明するものではない」と何回も表明され、規制基準合格と避難計画は車の両輪と評していたにもかかわらず避難計画を審査対象から外されたことは、矛盾しております。住民の暮らしに対する安全性の軽視です。

 よって、本日の審査書発表により、規制委員会への住民の不信はますます募っております。審査書が原発の安全性を担保するものでないという規制委員長の言葉は、重要視しなければなりません。安全性を担保しない不完全なる審査ときちんとパブリックコメントも加味しないような現時点での審査書発表に、断固抗議いたします。福島原発事故原因も究明されず、汚染水垂れ流し、不十分な被災者救済状況下、さらに鹿児島県の弱者切り捨ての避難計画策定について何ら関与しないこの審査書でもって、川内原発再稼働容認が容易に行われることは、絶対あってはならないことです。

 総括原価方式の電力料金による九州電力の赤字埋め合わせのため、川内原発再稼働を進めることが、実は真の国益を失う大きな危険性をはらんでいることに国民は気づいています。一時的な偏った経済のために多くの命を危険にさらし、国民の税金を無駄使いするわけにはいきません。
 規制委員会として、次世代を見据えてまっとうな役割を果たされることを強く望みます。川内原発の適合性審査の徹底したやり直しを行ったうえで、審査書の再提出を望みます。

              記

1.パブリックコメントを公表し、それに対応した適合性審査をやりなおすこと。
2.規制委員会として住民の命と財産を守る立場で、改めて審査書を作成しなおすこと。

・・・
■9月23日の「さようなら原発全国集会&大行進」は会場変更の予定
 9月23日に、東京・代々木公園で予定されていた「さようなら原発全国大集会&大行進」は、同公園でデング熱をもたらす蚊が発生していることから、会場を変更して実施する予定

2014年9月8日月曜日

【9/16】 北東アジア非核兵器地帯へ ~安全保障ジレンマを超えて~

  【9/16】 北東アジア非核兵器地帯へ ~安全保障ジレンマを超えて~ 

 核兵器廃絶日本NGO連絡会では、来る9月16日(火)、長崎大学核兵器廃絶研究センター、明治学院大学国際平和研究所などとの共催の下、「北東アジア非核兵器地帯へ ~安全保障ジレンマを超えて~」と題する国際フォーラムを下記のとおり開催します。事前登録をお願いしています。
 以下の内容をお読みの上、お手続きをお願いします。(北東アジア非核兵器地帯については、長崎大学核兵器廃絶研究センターのリーフレット()をご参照下さい。)


第1回国連核兵器廃絶国際デー記念市民フォーラム
北東アジア非核兵器地帯へ
~安全保障ジレンマを超えて~

 中国や北朝鮮など周辺国家の「脅威」が強調され、集団的自衛権行使容認の閣議決定に見られるような軍事優先路線が日本に登場しています。そうした時 だからこそ、軍事力による安全保障ジレンマからの脱却が求められています。北東アジア非核兵器地帯構想は、それに向かう大きな一歩です。本フォーラムで は、日本、韓国、米国の専門家を招き、北東アジア非核兵器地帯の現在的意義や、実現可能性について議論を深めます。(チラシはこちら

日時:
2014年9月16日(火) 18:30~20:00 (開場:18:00)
場所:
明治学院大学・白金キャンパス2号館 2401教室
アクセス:
白金台駅から[東京メトロ南北線/ 都営地下鉄三田線] 2番出口より徒歩約7分。
白金高輪駅から[東京メトロ南北線/ 都営地下鉄三田線] 2番出口(目黒駅側)より徒歩約7分。

入場無料・同時通訳付

プログラム
●発題
モートンH・ハルペリン(元米大統領特別補佐官)
徐輔赫(ソ・ボヒョク。ソウル大学統一平和研究所)
梅林宏道(RECNAセンター長)
●参加者との討論

プロフィール
モートン・H・ハルペリン(Morton H.Halperin)
オープン・ソサエテイ財団上級顧問。国際政治学者。クリントン、ニクソン、ジョンソンの3人の米大統領の下で要職に就いた。クリントン政権では、国 務省政策企画本部長(98-01年)として米朝協議に指導的に関与。大統領特別補佐官及び国家安全保障会議民主主義担当上級部長(94-96年)などを歴 任。

徐輔赫(ソ・ボヒョク)
 ソウル大学校統一平和研究院(IPUS)教授。経済正義実践市民連合・統一教会政策委員長、参与連帯平和軍縮センター実行委員、韓国キリスト教教会協議 会・和解統一委員会委員。
 過去には、韓国国家人権委員会における北朝鮮の人権問題に関する専門アドバイザーも務めた。政府、非政府の両レベルにおいて、韓 国の対北朝鮮政策にさまざまな助言を行っている。

共催:
核兵器廃絶日本NGO連絡会
長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)
核兵器廃絶長崎連絡協議会(PCU-NC)
明治学院大学国際平和研究所(PRIME)

参考資料:
北東アジア非核兵器地帯については、長崎大学核兵器廃絶研究センターのリーフレット()をご参照下さい。

今回のイベントに関する「核兵器廃絶日本NGO連絡会」へのお問い合わせは、NPO法人ピースデポまでお願いします。
NPO法人ピースデポ
〒223-0062 横浜市港北区日吉本町1-30-27-4日吉グリューネ1F
Tel;045-563-5101 /  Fax;045-563-9907
E-mail;office[a]peacedepot.org

参加希望の方は、9月9日(火)までにピースデポまでメール、またはファックスで事前登録をお願いします。
 このフォーラムは、国連が定めた「核兵器廃絶国際デー」の第1回を記念して行われるものです。(核兵器廃絶国際デーは、2013年9月26日に国連総会で初めての核軍縮ハイレベル会合が行われたことを記念して定められました。)世界中で、さまざまなアクションが行われています

2014年9月7日日曜日

『福島と生きる』メールマガジン 第20号

『福島と生きる』メールマガジン 第20号
――息長く〈福島〉とつながり続けるために――
2014年9月7日発行(不定期刊)
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―目次―
◆イベント情報
◆活動・キャンペーン情報
◆保養情報
◆ニュースクリップ

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◆イベント情報(イベント情報は変更されることもあります。必ず主催者サイトでご確認下さい)
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1.「ふくしまオーガニックフェスタ2014」
 9月14日(日)10:00-16:00(郡山市総合地方卸売市場 水産棟)
 有機農業者及び有機をめざす生産者の農産物の販売、消費者と生産者を結ぶ
ステージ、「学ぼう!ふくしまの今」パネル展など
 ※主催:ふくしまオーガニックフェスタ2014実行委員会
 ※主幹:NPO法人福島県有機農業ネットワーク
 ※詳細:http://fukushima-yuuki.net/pdf/FOF.pdf

2.「フクシマを忘れない!さよなら原発 全国集会&大行進」
 9月23日(火・祝)13:30~ (東京・代々木公園)
 11:00~ ブース開店
 12:30~ オープニングライブ
 13:30~ トークライブ
 集会後デモあり
 ※主催:さようなら原発1000万人アクション/原発をなくす全国連絡会/
 首都圏反原発連合
 ※詳細:http://sayonara-nukes.org/

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◆活動・キャンペーン情報
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●え!? 9月10日に川内原発の審査書確定!?
【緊急署名】 川内原発の「形だけ審査書」に反対 

 原子力規制委員会が、川内原発の審査書を9月10日にも承認することが報じられています。
 多くの市民や専門家が、審査のプロセスや内容に疑問の声をあげているさなか、それらはすっかり無視されてしまっています。いくらなんでもひどすぎる!
 私たちのパブコメはどこに行ったのでしょう? 火山だって怒っている!
 ということで、緊急署名を始めました!
 一次締め切りは【9月9日(火)21:00】です。翌日(9/10)に原子力規制委員会
に提出します。 (FoE Japanより)
 ※詳細:http://www.foejapan.org/energy/action/140904.html

●シャプラニールいわき事務所職員募集
 シャプラニールは、2011年3月から福島県いわき市に拠点を置き、被災地支援活動を続けています。この度、欠員補充のため職員を募集することになりました。被災者のみなさんが一日も早く元の暮らしに戻ることができるよう、積極的に支援活動に取り組む意志のある方を求めています。

→シャプラニールの東日本大震災・被災地支援活動
 http://www.shaplaneer.org/support/jishin_japan.php

【職種】東日本大震災・被災地支援活動
【内容】
被災者向け交流スペースの運営、公営住宅の入居者支援、情報紙の発行など
【資格・条件】
・2011年3月11日時点で福島県内に居住していた方
・被災者や関係団体とのコミュニケーションを円滑に図れる方
・人と接することが好きな方
・ソーシャルワークの経験がある方優遇
・PC(エクセル、ワード)ができる方
・要普通自動車免許

【雇用期間】2014年10月~2016年3月(予定)
【募集人数】1名
【学歴・経験】不問
【待遇】当会規定による
【勤務地】福島県いわき市
【勤務時間】9:30~17:30(休憩1時間)
【休日】週休二日。シフト制
【選考方法】履歴書を郵送にて送付。書類選考後、面接の可否について連絡
します。
※応募書類は返却できませんのでご了承ください。
【応募締切】9月20日(土)※適任者が見つかり次第募集を終了します。応募
書類を送付する前に電話でご連絡ください。

【応募書類送付先】
〒169-8611 東京都新宿区西早稲田2-3-1 早稲田奉仕園
(特活)シャプラニール=市民による海外協力の会 震災対応タスクフォース 
 担当:佐藤
TEL:03-3202-7863 
E-mail:recruit@shaplaneer.org

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◆保養情報
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「ほよ~ん相談会」
※各地の保養情報、受け入れ活動の情報など
http://hoyou.isshin.cc/

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◆ニュースクリップ
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1.地上タンク弁から水滴 第1原発、外部流出なしと東電
福島民友 2014年9月5日 http://www.minyu-net.com/news/news/0905/news5.html
 東京電力は4日、福島第1原発の汚染水をためる地上タンクの弁から水滴が漏れているのを発見したと発表した。水滴はタンクの堰(せき)内に落ちており、外部への流出はないとしている。
  問題のタンクは一度放射性物質を取り除いた後、淡水化処理で出る塩分を含んだ濃縮された汚染水を貯蔵している4号機南側のタンク群の一つ。  (後略)

2.原発粉じん飛散 再発防止を要求
河北新報 2014年9月5日 http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201409/20140905_61024.html
 福島第1原発のがれき撤去に伴う粉じんが昨夏、原発敷地外に飛散した問題で、南相馬市の桜井勝延市長は4日、東京電力と国に対し、再発防止を求める要求書を市議会と連名で提出した。
 再発防止のほか(1)監視体制の強化(2)迅速な情報提供(3)新たな風評被害への賠償-などを挙げた。(後略)

3.「危険手当」不払いと東電提訴 原発作業員4人
共同通信 2014年9月3日 http://www.47news.jp/CN/201409/CN2014090301001164.html
  東京電力福島第1原発の事故収束作業で支払われる割り増し手当(危険手当)を受け取っていないとして、30~60代の男性4人が3日、東電のほか、下請け企業など16社に対し、計約6200万円の損害賠償を求める訴えを、福島地裁いわき支部に起こした。
 訴状によると4人は車両の除染や、がれきの撤去などに従事したが、2011年5月から14年9月までの間、雇用された会社から危険手当が支払われなかった。(後略)

4.「原発避難長期化 経済的支援を」
NHK 2014年9月6日 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140906/k10014404681000.html
 震災と原発事故からまもなく3年半となるなか、除染が進むなどしてふるさとに戻ることができるようになったものの避難が長期化し経済的に困窮している人たちへの支援を訴えるシンポジウムが、福島県郡山市で開かれました。 (中略)
 グループのメンバーで大阪市立大学の除本理史教授は「政府や自治体は原発事故が住民生活に長期間にわたって影響していることをきちんと直視してほしい」と話しています。

5.原発事故自殺訴訟 東電、控訴断念 確定へ
朝日新聞 2014年9月6日 http://www.asahi.com/articles/ASG955G43G95UGTB00M.html
 東京電力福島第一原発の事故で福島県川俣町から避難を強いられ、一時帰宅中に自殺した女性の遺族が東電に賠償を求め、福島地裁が東電に約4900万円を支払うよう命じる判決を出した訴訟で、東電は5日、控訴しないと発表した。遺族も控訴しない意向だ。被災者の自殺の原因を原発事故と認めた初の判決が確定することになった。(後略)

6.福島原発事故:1週間後にも放射性雲 東北、関東へ拡散
毎日新聞 2014年9月5日 http://mainichi.jp/select/news/20140905k0000e040237000c.html
 東京電力福島第1原発事故後、上空に巻き上げられた放射性物質の雲状の塊「放射性プルーム(放射性雲)」が、これまで知られていた2011年3月15ー16日に加え、約1週間後の20ー21日にも、東北・関東地方に拡散していく状況が、原子力規制庁と環境省による大気汚染監視装置のデータ分析から裏付けられた。1回目の放射性雲の影響で高くなった空間線量に隠れて、2回目の放射性雲が見逃されていた地域もあった。専門家は「データは住民の初期被ばく量を正確に見積もるのに役立つ」とみている。(後略)

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★『福島と生きる』関連サイト一覧★
低線量被曝から子供たちを守るために 
 http://blog.canpan.info/miharu1126/
まつもとこども留学 
 http://www.kodomoryugaku-matsumoto.net/
原発いらない福島の女たち 
 http://onna100nin.seesaa.net/
子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク 
 http://kodomofukushima.net/
福島県有機農業ネットワーク 
 http://fukushima-yuuki.net/
農家娘の日々。--福島の大地にきぼうのたねをまく--
 http://ameblo.jp/yunosato-farm/
国際環境NGO FoE Japan
 http://www.foejapan.org/energy/news/index.html
シャプラニール=市民による海外協力の会
 http://www.shaplaneer.org/support/jishin_japan.php
日本国際ボランティアセンター(JVC) 
 http://www.ngo-jvc.net/jp/projects/touhoku/
ふくしま地球市民発伝所 
 http://fukushimabeacon.net/
新評論 
 http://www.shinhyoron.co.jp/

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『福島と生きる』メールマガジン 第20号(2014年9月7日発行)
※『福島と生きる』メールマガジンは、『福島と生きる--国際NGOと市民運動の新たな挑戦』の共同執筆者の団体や活動の関連情報を発信していきます。

発行人=中野憲志・藤岡美恵子(『福島と生きる--国際NGOと市民運動の新たな挑戦』共編者)

2014年9月5日金曜日

大飯原発運転差止判決の意義を読み解く (9/7, 東京)

【連続シンポジウム第7回/福島原発事故緊急会議】
 大飯原発運転差止判決の意義を読み解くhttp://2011shinsai.info/node/5578
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日時 2014年9月7日(日)(13時15分開場)13時30分開会
場所 渋谷勤労福祉会館 第2洋室(渋谷区神南1-19-8)
交通 JRほか渋谷駅下車7分(PARCO前)

5月21日、福井地裁は関西電力に対して「大飯原発3、4号機の運転差し止め」を命じる判決を言い渡しました。福島第1原発事故が起きて以来、正式訴訟としては初めての住民側による「差し止め勝訴」の司法判断でした。

「司法当局が原子力発電所の抱える本質的な危険性を深く認識し、差し止めの結論を導いたものであり、これからの脱原発訴訟に大きな影響を与える画期的な内容」と、全国弁護団連絡会は述べています。法文特有の生硬な言い回しに込め られた、その内容は実に豊かで含蓄あるものです。

この判決が持つ脱原発運動にとっての意義を、控訴審に向けて皆さんで読み解き、 共有していきたいと思います。ぜひご参加ください。

[問題提起]
小野寺恭子さん(福井から原発を止める裁判の会)
 --- 画期的な判決を生み出した運動について
山口響さん(ピープルズ・プラン研究所)
 --- 判決における「生存権」および「人格権」の問題を考える

資料代 500円

主催・問合せ 福島原発事故緊急会議 
e-mail:office@2011shinsai.info
http://2011shinsai.info/

ツイッター用
連続シンポ第7回:大飯原発運転差止判決の意義を読み解く◆9月7日13:15開場◆渋谷勤労福祉会館第2洋室◆発言:小野寺恭子さん(福井から原発を止める裁判の会)、山口響さん(ピープルズ・プラン研究所)◆主催:福島原発事故緊急会議
◎詳細はhttp://bit.ly/1qz2FuE

「日本のレイシズム、あかん。国連勧告の即時実施を!」(9/11、大阪)

報告集会:「日本のレイシズム、あかん。国連勧告の即時実施を!」(9/11、大阪)
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人種差別撤廃委員会日本審査 緊急報告

8月20・21日にジュネーブで開催された国連人種差別撤廃委員会日本審査では、ヘイト・スピーチや排外デモ、朝鮮学校に対する差別的扱い、人種差別禁止法の不在など、日本がかかえる差別と人権の問題が大きくとりあげられました。前回審査と同じ質問を繰りかえさなくてはならない委員会と、同じ返答しかしない日本政府。8月末、審査の結果である総括所見が発表され、日本はこれら問題に緊急にとりくむよう勧告を受けました。審査に参加した人たちの写真をまじえた生の報告をうける緊急集会を開きます。

また、特別アピールとして、先日「在特会」と「保守速報」を民族差別による名誉棄損で訴えたフリーライターの李信恵(イ・シネ)さんに発言をいただき、裁判を支える取り組みの場にもしていきたいと思います。

■報告会: 「日本のレイシズム、あかん。国連勧告の即時実施を!」
■日時: 2014年9月11日(木) 午後6時30分~8時45分
■場所: ドーンセンター (大阪府立男女共同参画青少年センター)4F 大会議室3谷町線、京阪線「天満橋」下車5分

地図は以下からどうぞ。
http://www.dawncenter.or.jp/shisetsu/map.html

■資料代:参加資料代:500円
■内容:
全体報告 小森恵(IMADR)
ヘイト・スピーチ 師岡康子 (外国人人権法連絡会)
朝鮮高校無償化除外 金優綺 (在日本朝鮮人人権協会)
移住者 藤本伸樹 (ヒューライツ大阪)

特別アピール:ヘイト・スピーチを許さない 李信恵(フリーライター)

司会進行:郭辰雄 (コリアNGOセンター)

■主催:人種差別撤廃NGOネットワーク(ERDネット)/反差別国際運動(IMADR)/アジア・太平洋人権情報センター(ヒューライツ大阪)/コリアNGOセンター/すべての外国人労働者とその家族の人権を守る関西ネットワーク(RINK)/神戸外国人救援ネット

■申込み:反差別国際運動大阪デスク
Tel: 06-6581-8848
eメール: erd[at]imadr.org * [at]を@にかえてお送りください。

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 参議院議員会館で行われた記者会見(9/2)の模様 OurPlanetTVで閲覧可能
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9月2日に参議院議員会館で人種差別撤廃NGOネットワーク(ERDネット)によって行われた、国連人種差別撤廃委員会 日本審査と総括所見についての記者会見の模様が、OurPlanetTVで閲覧可能です。是非アクセスしてみてください。記者会見の模様は以下からご覧になれます。
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1827


IMADRインフォメーション より

2014年9月2日火曜日

エクアドル、インタグSOSキャンペーン 9.18講演・討論会(京都)

エクアドル、インタグSOSキャンペーン  9.18講演・討論会(京都)

■ 9.18講演・討論会
世界で繰り返される資源開発と地域住民の抵抗 - 豊かさの意味を問う
 講演 谷口正次さん(資源・環境ジャーナリスト。
 京大特任教授。インドネシア・オーストラリア・ニューカレドニアなど大規模鉱山開発の現場を取材。著書に「メタル・ウォーズ」、「資源採掘から環境問題を考える」他)
9月18日(木)午後7時-9時
キャンパスプラザ京都(JR京都駅下車、徒歩5分)第4講義室
http://www.consortium.or.jp/about-cp-kyoto/access
資料代 1000円
主催 「インタグの鉱山開発を考える」実行委員会
詳細は下記をご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/ykitahata/e/9350448a2b5dd746ed4e19406cfb4460

■ インタグSOSキャンペーン
「インタグSOSキャンペーン(関西)」のブログ(暫定)が開設されてます。ぜひご覧ください。
「インタグSOSキャンペーン(関西)ブログ」
http://blog.goo.ne.jp/ykitahata

● 「インタグの鉱山開発を考える」実行委員会では、問題の話し合いによる民主的な解決に向け、エクアドル政府に対する要請文への賛同団体を募っています。詳細は上記ブログの下記ページをご覧ください。
「エクアドル政府に提出する要請文(多くの団体の署名を募っています)」http://blog.goo.ne.jp/ykitahata/e/b2a48619ed0c40822dedef3023cb915c
「再度の訴え!エクアドル・インタグの鉱山開発に反対している住民たちへの支援を」http://blog.goo.ne.jp/ykitahata/e/6ebcca8b9b8a84e59cbfa5cf0d7cc89a

● また実行委ではナマケモノ倶楽部呼びかけの個人ネット署名の拡大に協力しております。アドレスが長く書き込めないので下記change.orgのHPで「インタグ」で検索してみてください。キャンペーン名称は「鉱山開発にNO!、いのちにYES!」です。
change.org
https://www.change.org/petitions