2013年10月18日金曜日

これ以上海を汚すな!漁業者と市民交流会

10/25
<福島第1原発>排水溝3地点から過去最高値の汚染水
 東京電力は25日、福島第1原発の外洋につながる排水溝の3地点で採取した水から、1リットル当たり2500~2900ベクレルの放射性物質を計測したと発表した。数値はいずれも過去最高外洋との間に土のうなどの仕切りはなく、外洋に流出しているとみられる。

 3地点は8月に300トンの汚染水漏れが判明したタンク群の近くで、24日に採取。 最も海に近い採取地点は排水溝出口から150メートルで、1リットル当たりの数値は海に近い方から
▽2500ベクレル(過去最高1900ベクレル)
▽2900ベクレル(同2000ベクレル)
▽2500ベクレル(同2300ベクレル)。
 東電は「降り続いている雨の影響で、放射性物質を含む水が排水溝に流れ込んだ可能性が高い」と説明している。(毎日)

10/24
 東京電力は24日、福島第1原発の汚染水を貯蔵する地上タンクで約300トンの漏洩があった「H4北」エリア付近の排水溝で23日に採取した水から、ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり最大14万ベクレル検出されたと発表。
 過去最高値だった22日採取分の5万9千ベクレルから約2.4倍上昇。
 
10/23
汚染水:排水溝から5万9千ベクレル 過去最高値上回る
東京電力は23日、福島第1原発の汚染水を貯蔵する地上タンクで約300トンの漏えいがあった「H4」エリア付近の排水溝で22日に採取した水から、ストロンチウムなどベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり最大5万9000ベクレル検出されたと発表した。過去最高値だった17日採取分の3万4000ベクレルを上回った
排水溝は海の汚染拡大防止のため、測定地点の下流を土のうでせき止めている。東電は放射性物質が付着した周辺の土壌などが、雨で流れ込んでたまっていることが上昇の原因とみている。(共同)

10/22
衆院予算委: 首相改めて「汚染水は完全にブロック」
 「安倍晋三首相は22日の衆院予算委員会で、東京電力福島第1原発の汚染水問題について「モニタリングをして(放射性物質の)基準値をはるかに下回っている。汚染水の影響は、完全にブロックされている」と述べ、海洋への影響を否定した・・・」(毎日より) 
 
港湾外から再びセシウム 沖合1キロ最高値 福島第一
 「東京電力は二十二日の定例会見で、福島第一原発の港湾外の海水で放射性セシウム137が一リットル当たり一・六ベクレル検出されたことを明らかにした。原発の沖合約一キロ地点。八月に調査を始めて以来、検出は二度目で最高値となる。汚染が港湾外の外洋に継続的に広がっている可能性があり、国内外で懸念が強まりそうだ。

汚染水の海洋流出をめぐっては、安倍晋三首相が九月の国際オリンピック委員会(IOC)総会で「港湾内〇・三平方キロの範囲内で完全にブロックされている」とアピールした。 しかし東電は今月十日、「港湾口東側」と呼ばれる同じ調査地点で、セシウム137が一リットル当たり一・四ベクレル検出されたと発表した。今回、再び検出されたことで首相発言との整合性があらためて問われることになる・・・。」(東京新聞より
 
10/21
台風27号でも直接排出か 汚染水タンクせき内の水
 東京電力は21日、福島第1原発の汚染水タンク群を囲む漏えい防止用のせきから排出基準を超える放射性物質を含んだ雨水があふれた問題で、今週中にも接近する恐れのある台風27号に対策が間に合わない可能性があるとして、これまでと同様に緊急時には基準を下回る水をせきから直接排出する考えを示した。(共同)
 
・「福島第1原発の汚染水タンクを囲む12カ所のせきから雨水があふれ出た問題で、このうち7カ所で、放射性物質の濃度がせきの外に排出可能な基準を上回っていることがわかった。
 福島第1原発周辺では20日、激しい雨に見舞われ、汚染水タンクを囲む12カ所のせきで、雨水が外にあふれ出た
 そのため、せきの中にたまっていた雨水を東電が調べたところ、12カ所のうち7カ所で、放射性物質の濃度がせきの外に排出可能な基準を上回っていたという。最も高いもので、ストロンチウム90が、1リットルあたり710ベクレル(Bq)検出されていて、基準の70倍以上だった。
 汚染された雨水は海へ流出した可能性があり、東電は海水の調査をしている」
FNN
 
-東電は21日、あふれたのは23区域中11区域に上り、うち6区域の水が排出基準を上回る放射性物質を含んでいたと発表。
-今回、あふれた雨水を分析したところ、6区域でストロンチウム90が同710〜10ベクレル含まれ、排出基準を上回っていた。
-最大値の710ベクレルは、8月に汚染水約300トンが漏れた区域の西隣にある「H2南エリア」。放射性セシウムはすべて検出限界値未満か基準を下回っていた。(毎日新聞より)
・・・
 
 
10/20
せきの水5カ所であふれる=過去に排出基準超の場所も-福島第1
東京電力は20日、福島第1原発で放射能汚染水を貯蔵するタンク群の5カ所で、せき内の水が降雨で増加し、あふれて流出したと発表した。うち少なくとも3カ所では、東電が定めたせきの水の暫定排出基準値を上回る放射能濃度が測定されたことがある。
 東電によると、流出した水の総量は不明。今回あふれた場所で、9月に測定した際に最も濃度が高かった所は、ストロンチウムなどのベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり2万9000ベクレル検出されていた。(時事
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-「20日午後4時半ごろ、福島第一原発の1号機から4号機の山側に当たる西側や南側の5か所で、汚染水を貯蔵しているタンクを囲う「せき」から水があふれているのが相次いで見つか」る。
-「福島第一原発の北側にある浪江町では、午後3時から4時の1時間で32ミリの雨量が、午後2時から5時の3時間では合わせて65ミリの雨量が観測」。
-福島第一原発では、今月初めに台風が接近した際、せきの水があふれたり、余裕のないタンクに水を入れ過ぎて汚染水が流出したりしたほか、台風26号が接近した今月16日には、タンクを囲う「せき」9か所で、放射性物質の濃度を測ったうえで原子力規制委員会が認めた基準を下回ったとして敷地内に放出。(NHKニュースより)

原発事故対応「なぜ税金」 福島・前双葉町長が講演
 東京電力福島第1原発事故当時、福島県双葉町長だった井戸川克隆氏が19日、大阪市で講演し、脱原発への思いとともに「なぜ東電が起こした事故なのに、税金が使われるのか。国が下請けになっている」と政府の対応を疑問視した。
 今後のエネルギー政策に関し「原発と付き合うのは無理だ」と強調。脱原発実現に向け、太陽光の屋内照明利用や公共施設の照度基準を引き下げるべきだと訴えた。
 井戸川氏は事故直後、町民の県外避難を決断し、埼玉県に役場機能を移転した。(福島民報
 
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10/18
・トリチウム79万ベクレル=漏出タンク北の井戸水-福島第1
東京電力は18日、福島第1原発で放射能汚染水300トンが漏れたタンク北側の観測井戸から、1リットル当たり79万ベクレルのトリチウムが検出されたと発表した。
 前回の測定から3倍以上に上昇した。この井戸では、ストロンチウムなどベータ線を出す放射性物質が同40万ベクレル検出されている。
 
排水溝1800ベクレルに上昇=福島第1 
東京電力は18日、福島第1原発の海まで約300メートルの排水溝で、17日に採取した水からストロンチウムなどベータ線を出す放射性物質を1リットル当たり1800ベクレル検出したと発表した。16日採取分の同1400ベクレルから上昇しており、2日連続で最高値を更新した。
時事
 
漏えいタンク付近で40万ベクレル 6500倍以上に上昇 福島第1
東京電力は18日、福島第1原発で高濃度汚染水が漏れた地上タンクの観測用井戸で、地下水からストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質を1リットル当たり40万ベクレルの濃度で検出したと発表した。水は17日に採取したもので、16日分の61ベクレルから6500倍以上に上昇し、この井戸での最高値。
 井戸は、8月に約300トンの高濃度汚染水漏れが判明した「H4」エリアのタンクから北に約20メートルの場所にあり既に放射性物質のトリチウムが最高で32万ベクレルの濃度で検出されている。今回の濃度上昇で、汚染水漏れの地下水への影響があらためて示された。
 東電は「タンクからの新たな漏えいはない」とした上で比較的早く移動するトリチウムに続いて、ストロンチウム90などが時間をおいて井戸に到達したとの見方を示している。台風26号による大雨の影響もあるとしている。(産経
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台風で放射性物質流入か 福島第1、排水溝の濃度が急上昇
 東京電力は17日、福島第1原子力発電所の港湾外の外洋に直接つながる排水溝の水から、ストロンチウム90などのベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり最大2300ベクレルの濃度で検出されたと発表した。水は台風26号で大雨が降った16日に採取。15日までに採取した水に比べ、濃度が急上昇した。
ベータ線を出す放射性物質の半分を占めるストロンチウム90の法定基準は30ベクレル。排水溝を通じ外洋に流出したとみられるが、政府・東電は海水で希釈されるため環境への影響はないとしている。

東電は「原発事故での地表面への降下や地上タンクからの汚染水漏えいで、土壌に付着した放射性物質が雨水で排水溝に流入したことが原因とみられる」と説明。16日に一部の地上タンク群のせきから排出した雨水は濃度が低いため、影響していないとの見方を示した。
 海に接する排水溝出口まで約150メートルの測定地点では1400ベクレルだった。同地点の15日採取分は19ベクレルだった。
また、17日朝、海洋流出を防ぐために1、2号機の東側護岸の「ウェルポイント」という設備でくみ上げた汚染水が、一時貯留用の小型タンクからあふれた。水があふれても井戸に戻る仕組みになっており、海洋流出はないという。(共同)

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安倍首相:今後も原発推進と原発輸出推進の意向 参院代表質問
 安倍首相、18日の参院本会議の代表質問。
 「東京電力福島第1原発事故の経験と教訓を世界に共有することにより、世界の原子力安全に貢献していくことがわが国の責務だ。相手国の意向や事情を踏まえつつ、技術を提供していく」
 「原発停止で石油など化石燃料への依存を高めている。3兆円以上の燃料輸入費の増加や電力料金の上昇という形で、国民生活や経済が大きな影響を受けている」(毎日より