中嶌哲演さんのハンストに連帯する「原発いらない福島の女たち」のリレーハンスト声明
皆さん:
福島のこのような事故がありながら、再稼働なんてぜったい許せない!!
福井の中嶌哲演さん(小浜市の明通寺の住職)の断食に連帯して、私たち「原発いらない福島の女たち」がリレー断食を開始します。
中嶌哲演さんは、3/25大飯原発再稼働反対福井集会で、月末まで断食されることを表明されました。原発反対福井県民会議の代表委員として、「原発政策は3.11前からすでに破たんしていたのです。地元の意見を聞かないまま進めてきた安全評価による国の政治判断で再稼働をさせてはいけません」と述べたのち、「私ごとですが」と断って「後に続く者たちのためにも再稼働は許さない」として福井県庁での断食を表明。五穀を断ち準
備し、25日朝も重湯だけだったそうです。すごい決意です。
福島の女たちは、以下のようにリレー断食を開始します。皆さまの参加を待っています。「声明文」を添付します。 全国にこのことを拡散願います。一人よりは二人、二人よりは三人で断食しましょう。
■方法:(基本的には)夜中の12時から24時間の断食で、「それぞれの場所」でするものです。
もちろん、デモンストレーションで駅前などで目立つやり方を取り入れてもいいでしょうし、仕事しながら、いつもの時間を過ごしながらでもいい、というやり方です。もちろん、できる方は何回でも。
■参加可能な方は、日程を連絡下さるとうれしいです。
3月31日 (土)断食初日
4月 1日 (日)経産省前テントで午後1時頃、記者会見予定。
2日 (月)郡山駅前で予定
3日 (水)福島で予定
4日 (木)郡山で予定
5日 (木)西郷村で予定
6日 …未定…
■4月末まで「ハンスト月間」にしましょう。 全国から連なって下さいませんか?!~
■問い合わせ:secchan@amail.plala.or.jp または、080-3195-0229(黒田)
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中嶌哲演さんのハンストに連帯する「原発いらない福島の女たち」のリレーハンスト声明
福井県小浜市明通寺のご住職、中嶌哲演さんが福井県庁ロビーで断食に入られました。
1979年3月、スリーマイル島原発事故が勃発した際、哲演さんは通産省資源エネルギー庁のロビーで、
「静かに祈るのが本分である仏教者である私が、なぜ反原発運動に邁進するのか?お釈迦さまに授かった五戒の筆頭に不殺生(ふせっしょう)戒(かい)があります。『殺すなかれ』だけでは、不十分です。『殺させるなかれ』を実践して、はじめて不殺生戒を全うすることができるからです」と挨拶されました。
あれから30年以上が経ちました。ご高齢の哲演さんがあえて断食に踏み切られたのは、なぜでしょうか?福島第一原発の事故のため、広大な地域が放射能に汚染され、多くの人びと、とりわけ子どもたちの命と健康が危険にさらされている今、あえて大飯原発3、4号機の再稼働を強行しようとする関西電力の姿勢は、国民多数
の世論、そして福島で暮らす私たち、故郷を追われた私たちの切なる願いを踏みにじる暴挙そのものであり、断じて許すわけにはいきません。
哲演さんの決意と祈りに、福島から、全国からつながりたいと思います。地球上に生命(いのち)を授けられた者たち、大地、水、空気、動植物、すべてが日々脅かされています。世界中の原発の廃炉を心から願うわたしたち「原発いらない福島の女たち」は、哲演さんに連帯し、リレーハンストに踏み切ることをここに表明します。
2012年3月31日
「原発いらない福島の女たち」
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