2008年公開市民講座
戦争マシーンを止めよう! ~「産軍学複合体」の現実に迫る~
第3回 米軍再編・原子力空母母港化とたたかうヨコスカからの報告
軍都、ヨコスカ。そのヨコスカが8月に予定されている原子力空母ジョージ・ワシントンの配備=母港化をめぐり大きく揺れています。
去る4月11日、空母母港化の是非とその安全性を問う住民投票条例制定の直接請求が、52398筆(有権者の15%)を集め選挙管理委員会に提出されました。前回の署名を1万人以上も上回ったことや署名活動への4000人を超える市民の参加は、原子力空母配備に対する横須賀市民の深い危機感と抗議の意思表明でもありました。しかし、岩国の事例にも示されているように、これまで日本政府は利益誘導によって住民内部に分断を持ち込みながら、米軍再編に伴う基地強化に反対する地域住民の切実な声を踏みにじってきました。
第3回講座では、新倉裕史さんのヨコスカからの報告を受けながら、国家主権ではない市民主権と、行政の自治ではない市民自治の観点から基地撤去をめざすたたかいの展望について考えます。
■5月17日(土) 午後6時~9時(5時半開場)
■東京しごとセンター・講堂(地下2階)
(東京都千代田区飯田橋3丁目10番3号 TEL. 03-5211-1571)
(地図⇒http://www.shigotozaidan.jp/map.html )
■講演: 新倉裕史さん(非核市民宣言運動ヨコスカ)
■ビデオ上映: 「基地はいらない、どこにも」(制作:日本電波ニュース社)
■資料代: 500円
◎第4回以降の予定
第4回 6月14日(土) 午後6時~9時 (5時半開場)
「宇宙基本法案: その経緯と問題点および科学者の社会的責任」
石附澄夫さん(国立天文台)
第5回 7月19日(土) 午後2時~5時
座談会 (中野憲志、杉原浩司(核とミサイル防衛にNO!キャンペーン)、石附澄夫さん他)
(講座は秋にも予定しています。各回の詳細は追って告知致します。)
■賛同人: 有賀精一、木村 朗(鹿児島大学教員)、佐原徹哉(明治大学教員)、清水雅彦(明治大学講師)、竹峰誠一郎(大学院生)、田中利幸(広島平和研究所教授)、南雲和夫(法政大学講師)、藤岡美恵子(法政大学・同大学院講師)
■主催・連絡先
平和力フォーラム
東京造形大学内・前田朗研究室
講座事務局
前田朗 e-mail: maeda@zoukei.ac.jp
中野憲志(先住民族・第四世界研究)
e-mail: critique@nakano-kenji.net