2015年9月21日月曜日

「さぁ、安倍政治を終らせよう」 9.24緊急院内集会と国会前集会

「さぁ、安倍政治を終らせよう」 9.24緊急院内集会

日時: 9月24日(木)13時~
発言:
 小林節さん(慶応大名誉教授)ほか、
 各界からのアピールを予定しています

場所: 参議院議員会館1階・101号室
主催: 戦争をさせない1000人委員会・立憲フォーラム

※入場は無料です。
※18時30分からは戦争法案反対!9.24国会前集会@国会正門前が開催されます。あわせてご参加ください。


戦争法案反対 国会前集会
(毎週木曜日連続行動、19回目)

9月24日(木) 18時30分から

場所: 
国会正門前
主催: 戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会
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声 明

9月19日、政府・与党は強行採決に次ぐ強行採決を重ね、日本を海外で戦争する国にする憲法違反の戦争 法を成立させた。私たちは満身の怒りを込めて抗議する。一内閣の恣意的な憲法解釈の180度の転換よる戦争法は、それ自体、違憲・無効であり、立憲主義の 大原則を否定するもので、断じて認めることはできない。私たちは、戦争法のすみやかな廃止を実現するため全力を尽くし、戦争法の発動を許さない世論と運動 を発展させる。

「安倍の暴走」は同時に、沖縄での辺野古新基地建設や原発再稼働、教育の国家統制と歴史認識の歪曲、秘密 保護法体制と個人情報の国家管理、消費税の引き上げとTPP、女性の人権軽視と労働者の使い捨てなど、あらゆる分野で進められている。私たちの運動は、ま さにこれらと闘う人びととの共同・協力による「総がかり行動」でもある。

この一年余、「戦争法案絶対反対」「9条壊す な」の声は全国津々浦々にひろがり、老若男女がこぞって行動し手を結ぶ歴史的なうねりとなってきた。最高裁長官や内閣法制局長官の職にあった人びとをはじ め、学者、法律家、宗教者、芸能人などを含むあらゆる分野で「戦争法案廃案」の声が湧きあがり、大学生や高校生、若い母親たちの主体的な行動とも響きあ い、違いを超えた広範な共同行動が生み出された。私たち「総がかり行動実行委員会」は、このような運動の発展に一定の役割を果たすことができたことを誇り に思う。

この間、全国数千か所での人びとの行動を背景にして国会正門前を連日埋めつくし、国会を何度も包囲した人びとの 波は、暴走する政府・与党に立ちふさがる巨大な壁となり、政府・与党を大きく揺さぶり、窮地に追い込んだ。この広範な人びとの声と行動こそが、民主・共 産・社民・生活の連携を支え、野党の闘いを強めるという画期的な状況をつくりだした。ここに示された無数の人びとの意思と行動は、決してこれで終わること はない。このエネルギーは、必ず戦争法の発動にストップをかけ、戦争法を廃止する力となろう。私たちは、この人びとの力を信じ、希望として、前進する。

全世界の人びとの生命のために、平和のために、憲法を生かすために。

2015年9月19日

戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会 

KEEP CALM AND NO NUKES! 0922 反原発★首相官邸前・国会前大抗議

2015年9月22日(火・祝)

<プレイベント> KEEP CALM AND NO NUKES!

【会場】日比谷公会堂 
東京都千代田区日比谷公園1-3(日比谷公園内、中幸門近く)
【時間】開場 12:30 開演 13:00 終演 15:00(予定)
【参加協力費】500円(500円以上のご協力をお願いします)


12:55 - 【上映】映画「首相官邸の前で」予告編
13:00 - 【LIVE】ジンタらムータ
13:25 - 【講演】菅直人(元内閣総理大臣)<3 .11="">
14:00 - 【トークセッション】<NO NUKES + DEMO X CRACY>
     香山リカ(精神科医/立教大学教授)
     金子勝(経済学者/慶應義塾大学経済学部教授)
     鎌仲ひとみ(映像作家)
     上野千鶴子(社会学者/認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク理事長/安全保障関連法案に反対する学者の会呼びかけ人)
     奥田愛基(SEALDs)*順不同
     司会・進行:Misao Redwolf(首都圏反原発連合)
14:47 - 【LIVE】U.C.D.
14:55 - 【LIVE】ATS (敬称略)


<大抗議> 反原発★首相官邸前・国会前 大抗議

【再稼働反対!首相官邸前抗議】(金曜官邸前 抗議)の拡大版!
【場所】首相官邸前/国会正門前(南庭側)
【時間】15:30~17:00

★首相官邸前抗議エリア:コール中心で抗議します。
★国会正門前エリア:コールや、著名人、国会議員のスピーチがあります。
登壇者
オープニング;島キクジロウ&­NO NUKES RIGHTS
菅直人(元内閣総理大臣/衆議院議員)
笠井亮(衆議院議員)
藤野保史(衆議院議員)
山田正彦(元農林水産大臣)
生方幸夫(前衆議院議員)
三宅雪子(元衆議院議員)
大河原まさこ(前参議院議員)
小松久子(東京都議会議員)
市来とも子(杉並区議会議員)
香山リカ(精神科医/立教大学教授)
上野千鶴子(社会学者/認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク理事長/安全保障関連法案に反対する学者の会呼びかけ人)
川崎哲(ピースボート共同代表)
奥田愛基(SEALDs)
林田光弘(SEALDs)
関口守(国際環境NGOグリーンピース・ジャパン)
島昭宏(弁護士/原発メーカー訴訟)
ATS
ほか交渉中
(敬称略・順不同)

*アクセス
○日比谷野音 最寄り駅:
東京メトロ千代田線・日比谷線「日比谷駅」、東京メトロ丸ノ内線・千代田線・日比谷線「霞ヶ関駅」、都営三田線「内幸町駅」、JR「有楽町駅」、JR「新橋駅」
○首相官邸 最寄り駅:
東京メトロ丸ノ内線、千代田線「国会議事堂前駅」、東京メトロ南北線・銀座線「溜池山王駅」、東京メトロ有楽町線・半蔵門線・南北線「永田町駅」、東京メトロ丸ノ内線・千代田線・日比谷線「霞ヶ関駅」、東京メトロ有楽町線「桜田門駅」
○「国会正門」最寄り駅:
東京メトロ丸ノ内線・千代田線・日比谷線「霞ヶ関駅」、東京メトロ有楽町線「桜田門駅」


情報拡散のご協力をお願いします!
ツイート文:【KEEP CALM AND NO NUKES!0922反原発★首相官邸前・国会前大抗議】9/22(火・祝)、理不尽な再稼働にもひるまず、原発反対、エネルギー政策の転換の大きな声 を!http://coalitionagainstnukes.jp/?p=6815 pic.twitter.com/dFYVBQSJoN




▼呼びかけ
 第二次安倍政権の政策により、日本は原発推進・維持に戻ろうとしています。
3年前の2012年夏、3.11福島原発事故を発端に大きなうねりになった脱原発運動と圧倒的脱原発世論が結実、首相官邸前に20万人もの人々が集まり、 意志が大きく可視化されました。これら人々の声を受け、時の民主党政権は「2030年代原発ゼロ」の方針を決定、日本は初めて脱原発へゆるやかに舵をきり ました。

 ところが政権が自民党・公明党に交代後、2014年4月に自民党安倍政権は「2030年代原発ゼロ方針」を撤回し、エネルギー基本計画においても「原発を 重要なベースロード電源に定める」とし、これを根拠に、川内原発、高浜原発、伊方原発を筆頭に、原発の再稼働を進めています。
 8月11日に川内原発は再稼働されてしまいましたが、圧倒的世論を無視した再稼働をわたしたちは認めません。
 原発事故から4年以上たちましたが、わたしたちはそれを忘れず、そして脱原発世論が地固めされ揺るぎません。今や「反原発・脱原発」は当たりまえの考え方 として、人々に定着しています。理不尽な再稼働にもひるまず、粛々と、再稼働反対、エネルギー政策の転換を唱えていきましょう!
Keep Calm and No Nukes ! ご参集ください!


▼注意事項
○この行動は非暴力で行われます。趣旨をご理解頂いた上でのご参加をお願いいたします。
○当日の天候に注意し、水分補給や雨具の用意などをお願いします。
○初めての方もぜひご参加ください。
○気分が悪くなった方は、スタッフにお申し出ください。
○集会参加者への主催の許可の無い印刷物の配布を禁止いたします。ご協力お願いします。
○特定の団体や宗教団体による参加者への勧誘およびこれに準ずる行為を禁止いたします。
中核派、革マル派、顕正会においては、印刷物の配布を全面的に禁止いたします。
○無人飛行機(ドローン)などを飛ばさないようにお願いいたします。

\▼カンパのお願い
【KEEP CALM AND NO NUKES! 0922 反原発★首相官邸前・国会前 大抗議】は全て皆様からのカンパにて運営しております。カンパのご協力をお願いいたします。

○ゆうちょ銀行(郵便局)からの場合 [口座名称]首都圏反原発連合 [記号番号] 00170-1-291074
○他銀行からの場合 [銀行名]ゆうちょ銀行 [口座名称]首都圏反原発連合 [店名]〇一九(019)店
[預金種目]当座 [記号番号]0291074※通信欄に「0922カンパ」とご記入ください。


▼フライヤーのお取り寄せ
★ダウンロードできます。配布のご協力を宜しくお願いします
MCAN_A4_flyerdataMCAN_A4_flyerdata
KCNN_front.pdf(683KB)
KCNN_back.pdf(2MB)

【KEEP CALM AND NO NUKES! 0922 反原発★首相官邸前・国会前大抗議】のフライヤー配布にご協力下さい。
・到着日時のご指定はご容赦ください。
・ご希望の部数をお送りできない場合がございます。

▼フライヤーの拡散にご協力下さい【KEEP CALM AND NO NUKES! 0922 反原発★首相官邸前・国会前大抗議】 フライヤーの配布協力をお願いします!お取り寄せフォームからお申し込みください!
ツイートボタンで拡散を→ http://coalitionagainstnukes.jp/?p=6815

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9/23(水・休日)  さようなら原発・さようなら戦争 全国集会

9月23日(水・休日) 
会場: 代々木公園
11時ブースオープン、
13時30分より集会、
15時15分デモ出発2コース

主催: 「さようなら原発」一千万署名市民の会
協力: 戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会)

2015年9月12日土曜日

「放射能とたたかう~健康被害・汚染水・汚染廃棄物~」(第58回人権擁護大会シンポジウム第3分科会, 10/1, 幕張メッセ)


第58回人権擁護大会シンポジウム第3分科会
「放射能とたたかう ~健康被害・汚染水・汚染廃棄物~」

詳細及びチラシはこちらです(日弁連ホームページ)
http://www.nichibenren.or.jp/jfba_info/organization/event/gyoji_jinken2015.html

日 時 :  2015年10月1日(木)12:30~18:00
場 所 : 幕張メッセ国際会議場コンベンションホールB
      (千葉市美浜区中瀬2-1)
      事前の申し込みなどは不要です。


2011年に起きた福島第一原発事故は,事故から4年以上が経過した今も,日本の広範な地域を放射能により汚染し,各地に深刻な被害を与え続けています。

日弁連は,2013年10月の人権擁護大会(広島)で,原発による人権侵害の回復・予防のために,
①福島原発事故被害の完全回復,
②健康被害の防止,
③核燃料サイクルの廃止・原発新規建設中止・既存原発の再稼働禁止を中核とする決議を採択しました。

さらに,2014年10月の人権擁護大会(函館)でも,
①原発の廃止と司法審査の改善,
②原発の安全性確保のための情報開示のシステムの確立,
③核燃料サイクル・放射性廃棄物による人権侵害の防止,
④原発依存から再生可能エネルギー等を通じた地域の自立の一層の推進等を内容とする宣言を採択しました。

しかし,これらの決議内容はいまだにほとんど実現されず,政府は従来と変わらない原発政策を継続しようとしています。
この度,千葉県で開催される第58回人権擁護大会において,
・「福島原発事故被害者の健康管理と医療体制」
・「汚染水対策を中心とした事故収束への道筋の検証」
・「汚染廃棄物問題の検証と対策」の3つ解決すべき重要なテーマを取り上げ,過去2回の決議・宣言の実現のために,みなさまとともに考えていきたいと思います。


内容(予定)】
第1部 健康管理と医療体制
1 米国スリーマイル島原発事故の調査報告
2 登壇者:
 ・津田敏秀氏(岡山大学大学院教授)
 ・坪倉正治氏(医師,南相馬市立総合病院・東京大学医科学研究所)

第2部 汚染水問題

1 福島第一原発の視察報告
2 登壇者:
 ・佐藤暁氏(原子力コンサルタント,元GEの原発技術者)
 ・浅岡顕氏(名古屋大学名誉教授,元地盤工学会会長)

第3部 放射性物質に汚染された廃棄物
1 福島,宮城,栃木,茨城,千葉等の現地調査報告
2 関係自治体,住民,学者,弁護士らによるディスカッション
登壇者:
 ・関口鉄夫氏(滋賀大学非常勤講師(専門:環境科学))
 ・見形和久氏(栃木県塩谷町長)

※内容・登壇者は,変更する場合があります。

本シンポジウムに関するお問い合わせは,
日弁連人権部人権第二課まで
TEL:03-3580-9910, 
FAX:03-3580-2896


・・・
・福島第一原発 汚染水6回目の外洋流出 大雨、排水能力が不足
 東京電力福島第一原発で九日、原子炉建屋周辺の雨水などを集める「K排水溝」の水が、堰(せき)を越えて外洋に流出した。四月以降、確認されただけでも六回目
 東電は排水溝の中が狭いためポンプ増強は難しく、溝の付け替えが終わる来年三月ごろまでの間、「新たな対策を取る予定はない」としている。有効な手立てがないまま、台風などでまとまった雨が降るたび汚染水が流出する可能性が高い。(小倉貞俊)

 K排水溝をめぐっては二月、東電は溝を流れる水に高濃度の放射性物質が含まれ、外洋に流れているのを知りながら、問題を放置していたことが発覚。港湾内に注ぎ込むよう、溝を付け替える工事を始めた。ただ完了までまだ半年以上かかる見込み。
 それまでの暫定対策として四月から溝をせき止め、たまった水を八台のポンプでくみ出して港湾内につながる別の溝に流し込む作業を実施。だが、ポンプのくみ上げ能力は毎時計二千トンで、一時間に一四ミリ以上の雨が降ると水が堰を越えてあふれる
 東電は流出は年に四~五回としていたが、短時間でまとまった雨が降っても流出することが判明。九日も一四ミリには達しなかったが、二時間半にわたってあふれたという。

 原因はポンプの能力が足りないためだ。東電は、ポンプを増強しようにも、溝の出口付近は急な傾斜のためスペースがないと説明する。高さ八十五センチの堰を高くしすぎると「敷地側でうまく排水できず、あふれてしまう恐れがある。汚染を広げかねない」(東電の担当者)。状況は改善できないという。
 東電は、汚染水減らしのための地下水放出では、放射性セシウム137で一リットル当たり一ベクレル未満など厳しい基準を設けているにもかかわらず、K排水溝問題では数百ベクレルの汚れた水が流出しても対策を取れずにいる。(東京新聞)

・大型除染袋が川に流出 82個確認、福島県飯舘村
 環境省は11日、記録的な大雨の影響で福島県飯舘村の河川が氾濫し、東京電力福島第1原発事故に伴う除染で出た汚染廃棄物が入った大型の除染袋が川に流出したと発表した。82袋を発見し37袋を回収したが、周辺一帯が冠水、道路が寸断されて調査できていない場所もあり、全体の流出数は把握できていない
 回収した37袋はいずれも破損しておらず、中身の漏えいは確認されていない。 環境省によると、流出したのは約1立方メートルの「フレコンバッグ」などと呼ばれる袋。付近の農地の除染で刈り取った草などが入っており、重さは1袋約200~300キロ。(共同)



止めよう!辺野古埋め立て 9・12 国会包囲行動

止めよう!辺野古埋め立て 9・12国会包囲行動

止めよう!辺野古埋め立て国会包囲 ライブ中継 午後2時から(琉球新報)




 日時: 9月12日(土)14:00~15:30
 場所: 国会周辺
 内容: 関係団体決意表明、著名人あいさつなど
 主催: 止めよう!辺野古埋立て9.12国会包囲実行委員会

■詳しくはこちら⇒http://humanchain.tobiiro.jp/

・・・
【電子号外】沖縄防衛局が辺野古で作業再開 フロート設置作業進める
 名護市辺野古の新基地建設をめぐり、沖縄防衛局は12日午前6時半ごろ、県との集中協議を受け8月10日から停止していた工事作業を開始した。防衛局は作 業内容について「海底ボーリング(掘削)調査に向けた安全確保のため、フロート(浮具)設置作業を行っている」と説明した。

 沖縄防衛局は午前6時半ごろに、関連作業を行う船を海上に出した。午前8時半ごろには、辺野古崎の砂浜でフロートを海上に出そうとする様子が確認された。新基地建設に反対するカヌー隊は12日午前、沖縄防衛局の作業船周辺で抗議を続けている。
 防衛局は今後、陸上部分での解体作業や掘削調査など作業を順次再開させる方針。
 一方、翁長雄志知事は14日にも辺野古の埋め立て承認の取り消しを表明する予定で、近く事務手続きを開始し、10月中旬ごろに承認を取り消すとみられる。 【琉球新報電子版】 

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▼ 昨11日の安保特の報道です。
   安保法案の議論すれ違い、審議中断も(9月11日、TBS Newsi)
   http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2584685.html

▼ 16日の地方公聴会関連の報道です。
   安保法案:中央公聴会翌日の地方公聴会開催は異例(9月11日、毎日)
  http://mainichi.jp/select/news/20150912k0000m010066000c.html

   野党6党:「安保法案の今国会成立を阻止」の方針で一致(9月11日、毎日)
    http://mainichi.jp/select/news/20150912k0000m010055000c.html 

▼ 今日12日、「自衛隊員と家族・恋人のための安保法案緊急相談」が設けられます。
   電話相談は12日午後3~8時に実施。翌13日午後3時まではファクスと電子メールでも受け付けます。
   電話(0120・210・180)、ファクス(011・210・6662)、メール(jieikan-jinken@hg-law.jp)。

http://bylines.news.yahoo.co.jp/sasakiryo/20150911-00049421/
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150909-00000105-mai-soci

▼ 時事通信の世論調査(4日~7日)で安倍内閣支持率は38.5%と最低となりました。
   支持率は前月から-1.2ポイントの38.5%、不支持率は同+0.4の41.3%でした。詳しくは
   http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150911-00000105-jij-pol
 
◆立憲フォーラム◆
 http://www.rikken96.com/
 https://www.facebook.com/rikken96

2015年9月10日木曜日

911を忘れないで。安保関連法案廃案を目指して国会前抗議行動

911を忘れないで。安保関連法案廃案を目指して国会前抗議行動


9月11日はぜひ国会周辺の抗議行動にご参加ください。
18:30頃から1時間の間のどこかで、NGO非戦ネットの関係者がスピーチをします。
この日は、September 11。
2001年のこの日から、世界は大きく揺れ動き、テロ戦争の名の元にアフガニスタン、イラクなどを中心に、世界各地での紛争が起きました。
さらなる戦いに臨まなくて済む社会を目指して、この日に集まりましょう。

****国会正門前付近****
(戦争法案廃案!国会正門前行動公式HP)

■日時:9月11日 18時30分~
※集合は17:45「東京メトロ・霞ヶ関A2出口地上側」

霞ヶ関A2出口付近でNGO非戦ネットの運営委員が「NGO非戦ネット」のバナーを 持って立っていますので、そちらの指示で国会正門前に移動して ください。
当日はかなりの混雑が予想されますので、正門前の抗議場所については当日の混 雑具合を見ながら決定します。
実際の抗議場所についてはリアルタイムでFacebookにてお知らせいたしますの で、そちらをご覧ください。

NGO非戦ネット公式Facebookページ
https://www.facebook.com/ngonowar

****NGO非戦ネット公式バナー(プラカード)****
NGO非戦ネットのバナーは以下でダウンロードできます(セブン-イレブンでの ネットプリントも可能です)。 当日はNGO非戦ネットの運営委員がプラカードを 持っていきますが、可能ならご自身で印刷して持ってきてください。
こちらのサイトからダウンロード可。

当日はかなり混みあい、暑くなることが予想されますので、水分補給はこまめに おこなってください。また、疲れたら無理せず列から離れて休憩を適宜 とって ください。

****抗議行動の写真を送ってください****
NGO非戦ネットのプラカードを持って行った9月11日の抗議行動の写真をぜひお送 りください。
国会前以外で抗議活動を行った写真も大歓迎です!
お送りいただければ順次非戦ネットのFacebook/公式HPで公開させていただきます。
送り先はこちら

【プレスリリース】9/10(木) 記者会見 安全保障法制に対するNGO国際共同声明 / Press conference: International joint statement against the security bill

2015年9月8日火曜日

「安保法案」を廃案へ: 今後の主な行動(国会周辺)


9月9日(水)18:30~ 
戦争法案廃案!安倍政権退陣!9・9日比谷大集会
場所:日比谷野外音楽堂

9月10日(木)、11日(金)、14(月)~18(金) 
戦争法案廃案!国会正門前行動
場所:国会議事堂正門前
14日18:30~は、国会包囲行動です。
※毎週木曜日に行っていた、「戦争法案反対国会前集会」は、上記の行動の一環として、場所を、国会議事堂正門前に変えて行います。

戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会
(略称;「総がかり行動実行委員会」)
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国会内外の声をひとつにして 「戦争法案」廃案に
立憲フォーラム・戦争をさせない 1000 人委員会 共催

「戦争法案」を葬ろう 9.10 院内集会
9月 10 日(木)午後 5 時~
憲政記念館 講堂

落合恵子(作家)、
山口二郎(法政大教授)、
参院安保委報告ほか

立 憲フォーラムの「戦争法案」を葬ろう 9・3 集会で宮崎礼壹元内閣法制局長官は「集団的自衛権行使を容認する『安保法案』は内容自体違憲である。手続き的にも正当性を持たない」と明言され、大森政輔 元内閣法制局長官も 8 日の参院安保特の参考人として同様の見解を述べました。また、山口繁元最高裁長官は新聞でのインタビューで「集団的自衛権行使は違憲」「立憲主義わきまえ ず」と語っています。

「法の番人」と呼ばれる内閣法制局長官、「憲法の番人」と呼ばれる最高裁長官から「違憲」を突き付けられた政府与党は「個人的見解」などと逃げを打っていますが、安保法制の根拠は完全に崩されました。

8 月 30 日の大行動を成功させた「総がかり行動実行委員会」は 8 日から連続行動で「戦争法案」を廃案へ追い込もうとしています。国会内外の声をひとつにしましょう。10 日のゲストは人びとを奮い起こす素晴らしい演説を行っている作家の落合恵子さん、立憲デモクラシーの山口二郎共同代表です。

この日は黒澤 いつき(明日の自由を守る若手弁護士の会)、山崎龍明(浄土真宗僧侶)、伊藤真美(いのちと暮らしを脅かす安全保障関連法案に反対する医療・介護・福祉関 係者の会)、岡田明(TOLDs)、改憲問題対策法律家6団体連絡会、憲法学者出前講師団の皆さんからアピールをいただきます。


◆「戦争法案」そして私たちの未来


9月 17 日(木)午後5時~
参院議員会館 講堂

内田 樹(「学者の会」呼びかけ人)、
各界アピール

入場は無料。お問い合わせは江崎孝参院事務所(03-6550-0511、参­511)

毎週木曜日は午後6時30分から国会前集会を行っています。ご参加下さい。
※立憲フォーラムからのメール情報をご希望の方は、rikken96@gmail.com までメール下さい。

2015年9月7日月曜日

安全保障関連法案に反対する日本平和学会理事会有志による声明

安全保障関連法案に反対する日本平和学会理事会有志による声明


私たちは、平和(peace)と安全(security)について、思想、制度、実態、社会運動等の側面から学際的な検討と研究を行ってきました。その目 的は、戦争やテロなどの直接的暴力、飢餓・貧困・差別・搾取などの構造的暴力、それらを容認・肯定する文化的暴力の克服であり、現実を見据えながら武力行 使によらない問題解決の条件や方策を探ることです。

しかし、現在の日本は「新しい戦前」ともいうべき戦後最大の危機に直面しています。現在参議院で審議中の安全保障関連法案の本質は、定義もあいまいな「存 立危機事態」の下、時の政権の意向によって自衛隊に国内外で武力行使させることを可能にする「戦争法案」です。これまで多くの憲法学者や歴代の内閣法制局 長官、元最高裁判事などが指摘しているように、内容的にも手続き的にも違憲であることは明らかです。

この安保法案には次のような問題があります。

1.これまでの専守防衛を放棄して海外での武力行使を行うことを可能にする。
2.日米軍事一体化を世界的規模で拡大・強化し、米国主導の戦闘行為に自衛隊が補完部隊として加担する道を開こうとする。
3.自衛隊の財政・権限拡大と秘密保護を特徴とする日本社会の軍事化を一層進める。
4.武器輸出の解禁やODAの軍事活用などを通じて日本を世界の軍事化に貢献する国に変貌させる。

このような内容の法案が成立すれば、自衛隊が米軍等の「武器等防護」や「駆けつけ警護」などを理由として世界中で戦争・戦闘に参加し、殺し殺され、その報復として日本国内におけるテロを誘発する事態も予想されます。

また、この法案の成立を目指す動きは、これまでも内外の識者が指摘していたような、日米軍事協力の実態もあらためて露呈させました。そもそも法案の内容自体が2012年夏、日本に集団的自衛権行使を可能とする解釈改憲を要請した「第3次アーミテージレポート」を下敷きにしたものです。安倍政権は最高裁「砂 川判決」を集団的自衛権の根拠としていますが、そもそも同裁判は米軍駐留の違憲性が争点になったものであり、それ以前に米軍駐留を「違憲」とした伊達判決 が米国との秘密裏の協議によって覆されていたという指摘もあります。

また、この法案の成立を前提に新ガイドライン(日米軍事協力の指針)を実施するための 詳細な計画を自衛隊統合幕僚監部が進めていることや、それを先取りした米軍と自衛隊との本格的な訓練が既成事実として行われていること、さらには強引な議 事運営や沖縄での民意を無視して辺野古新基地建設が強行されようとしていることなども、この文脈から理解することができます。

しかしこの法案が成立すれば、国際的な緊張関係を高め、とりわけ東アジアの安全保障環境を根幹から揺るがす重大な事態を引き起こしかねません。さらに、 「脱暴力」を一貫して求めてきた国際社会の基本的な潮流への根源的な挑戦ともなり、近隣諸国において民主化と軍事力によらない問題の解決を切望してきた市 民にとっての障害となります。それゆえ、この法案への懸念はひとり日本の中だけでなく、国境を越えて、グローバルな次元で表明されるものでもあります。現 政権が掲げる「積極的平和主義」は、何よりも「平和主義」概念を誤用しており、イラク戦争への加担などこれまでの政策を総括せず、日本の戦争責任を顧み ず、人類が多年にわたり営んできた平和の思想・運動を冒涜するものです。私たちが学問的に定義する本来の「積極的平和(positive peace)」とは、これとは逆に、暴力手段によらず、戦争の原因となる構造的な暴力を漸減する事に他なりません。

さらに、この法案の推進がしばしば「壊憲クーデター」とも呼ばれるように、憲法や国会の存在、主権者である国民の意思を無視し、何よりもデモクラシーその ものの危機を招いている事についても、私たちは深く憂慮します。すでに日本の警察国家化・監視社会化は急速に進んでおり、ヘイトスピーチや排外主義的ナ ショナリズムや集団同調圧力も高まっています。大学やメディアにおける「統制」も進行しています。国際的な戦争への準備は、必ずや国内社会の包括的な軍事 化をももたらします。

このように立憲デモクラシーを破壊し、日本を平和国家から戦争国家へとトータルにつくり変えようとする安全保障関連法案に、私たちは断固として反対します。


2015年9月4日

日本平和学会理事会有志一同


理事賛同者:
秋林こずえ、ロニー・アレキサンダー、阿部浩己、内海愛子、大橋正明、大平 剛、奥本京子、小田博志、勝俣 誠、木戸衛一 、君島東彦、木村 朗、清末愛 砂、佐々木寛、佐伯奈津子、鴫原敦子、高橋博子、高原孝生、高良鉄美、竹峰誠一郎、土佐弘之、蓮井誠一郎、平井 朗、古沢希代子、堀 芳枝、峯 陽一、毛利聡子、山根和代、横山 正樹

会員賛同者:
饗庭和彦、阿部太郎、安斎育郎、稲木哲郎、上村雄彦、浦田賢治、大串和雄、岡野内正、小川玲子、奥田孝晴、金城美幸、黒岩明子、河上暁弘、笹 岡正俊、佐々木和之、佐竹純子、澤佳成、澤野義一、竹内久顕、田嶋信雄、戸田真紀子、土橋喜人、内藤酬、直野章子、中嶋大輔、中野彩子、中村尚司、新津厚 子、西川潤、野世英水、萩原能久、箱山富美子、藤岡美恵子、藤田明史、星野智、前田輪音、宮城晴美、宮田春夫、湯浅正恵、吉野太郎、吉井美知子、米川正 子

緊急シンポジウム: 「違憲の安保法制に抗する!」

緊急シンポジウム: 「違憲の安保法制に抗する!」
http://constitutionaldemocracyjapan.tumblr.com/


 安保関連法案の審議がいよいよ大詰めの局面を迎えています。この集会を予定 している16日には参議院特別委員会で採決が行われるとの情報もあります。
 立憲デモクラシーの会は、あらためてこの安保法制に反対の意思を示すため、下記の集会を開きます。奮ってご参加くださいますようお願いいたします。

発言予定:
樋口陽一、山口二郎、長谷部恭男、高見勝利、千葉眞、西谷修、杉田敦、阪口正二郎、青井未帆、石川健治、中島徹、中野晃一、齋藤純一、遠藤誠治、石田憲ほか

日時:  9月16日(水)
     17時半開場、18時開始、20時終了予定

会場: 日本教育会館(地下鉄神保町駅(A1出口)下車徒歩3分)  
    予約不要(先着順)、入場無料

・・・
首相、安保法成立へ意欲 「議論深まっている」
 安倍晋三首相は7日の政府与党連絡会議で、参院で審議中の安全保障関連法案に関し「野党から修正案が提出され、議論も深まってきている」と述べ、今国会成立への意欲を重ねて表明した。
 菅義偉官房長官は安保法案を含む国会審議について「精力的に尽力いただき、感謝している」と強調。
 公明党の山口那津男代表は安保法案について「丁寧に審議を尽くし、参院で結論を得て成立させるべきだ」と述べ、「60日ルール」による衆院再可決は避けるべきだとの認識をあらためて示した。(共同)

2015年9月2日水曜日

国立大学よ、どこに行く? 2015 (3)

国立大学よ、どこに行く? 2015 (3)

 もしかしたら、反感をかうかもしれないことを覚悟のうえで言えば、「安保法案」反対運動に立ち上がった大学人や学生は、これから、もっと「現場」に目を向けるべきである。
 いま、日本の大学で何が起こっているのか、これから何が起ころうとしているのか。
 自分の「足元」に目を向け、何をすべきか、何ができるかを、考えるべきである。
 〈戦線〉は常に「現場」にあるのだし、「現場」で声をあげるより、街頭にくり出す方がはるかに楽なことはみんなわかっていると思うのである。

 法案をめぐる政局はあわただしさを増してきたし、これを廃案に追い込むことは、たしかに重大課題ではある。
 けれども、「現場」が、文字通りの、廃墟になってしまったのでは、笑うに笑えなくなってしまう。 大学や大学人の行く末は、社会/市民運動、NGOの行く末にも甚大なる影響を及ぼすので、あわただしい折ではあるけれども、記しておこうと思った。


大学と「日の丸・君が代」

 政府―文部科学省の側から言えば、今年は、2004年に始まった国立大学の「法人化」と、これに連動した公立・私立大学の「法人化」や「制度改革」を総決算し、次の10年以上を見越した、国家としての大学再編の方向性を確定させる年である。 とは言っても、実際には、何か目新しいものがあるわけではない

 これについては、いずれ機会を見つけて別途、触れることにしたいと思うが、国立大学の「法人化」の狙いは、結局のところ、「脱国立化」=「民営化」=「受益者負担」(学費)増額と大学への企業の投資・参画強化、そしてこれらとは逆説的な、「大学経営」方針に対する国家(文科省)統制・介入の一層の強化であったことが、露わになってきた。 「日の丸・君が代」問題は、この.「法人化」以降の、「「大学経営」方針に対する国家(文科省)統制・介入の一層の強化」の文脈に照らして捉えられるべき性格のことだと私は思う。

 今春以降、国立大学をめぐっては、マスコミでも、
① 「大学の社会的要請」(?)を受けた「三類型」への全国大学の再編成や、
② 人文社会・教育学部系の学部・学科の再改編/統廃合問題、
③ 大学教育・研究の「軍学共同」問題などが取り沙汰され、ここでも取り上げてきたが、今日改めて問題にしたいのは、
④ 安倍政権による「日の丸」掲揚・「君が代」斉唱の「お願い」=強制問題である。

 今月から来月にかけ、秋の学期が始まると、日本のほとんど大学は学園祭を経て、入試の準備に入っていく。 そして入試の後にやってくるのが卒業式と入学式である。
 そこで、学生、大学関係者に考えてほしいことがある。
 あなたの大学は、来年の卒業・入学式で「日の丸」を掲揚し、「君が代」を斉唱する予定かどうか。 
 今年はどうだったかを振り返ってほしい。「君が代」の演奏はあったが、斉唱まではしなかっただろうか。

 大学当局は、「日の丸・「君が代」問題に関し、一度でもその是非をめぐり、学生・教職員に議論を開放し、全学的コンセンサスをはかる動きを見せたことがあったかどうか。今、見せているかどうか・・・。

 「安保法案」に反対し、立ち上がった学生や大学人は、自分の「足元」がどうなっているのか、一度、真剣に見つめなおすべきだと思うのである。なぜなら、大学の基幹行事における「日の丸」掲揚・「君が代」斉唱は、来年から飛躍的に拡大することが想定されるからである。

 想像してほしい。
 日本の全大学が、入・卒業式、学位授与式や創立記念日などで、「日の丸」を掲揚し、「君が代」を斉唱するを日を。
 何という、異様で奇怪な風景だろう。
 しかし、この風景を異様とも奇怪ともせず、「当たり前のこと」とする風潮が、16年前の「国旗国歌法」の制定以降、徐々に徐々に広がり、今では国立大学の約3分の2が「日の丸」を掲揚し、約6分の1が「君が代」を斉唱しているである。
 政府―文科省からの「通達」があったわけではない。各大学当局が「自主的」に判断してきた結果である。
 いったい、これまでどのような抵抗運動が「現場」で組織されただろうか? 無風?

 いずれにせよ、これが「法人化」後の国立大学の現状であってみれば、お国から直々に「お願い」があったとなれば、さらに「自主的」に、これまで「日の丸」を掲揚していなかった大学は掲揚し、「君が代」を斉唱してこなかった大学が「検討」を経て、まずは伴奏のみ、次には斉唱するようになるのは、明らかだとはいえないか。今はまだ数こそ少ないとはいえ、「国歌斉唱。起立!」の号令が飛び交っている国立大学が、現に存在するのである!

 問題は、当局がどのような「検討」を行うのか、その情報、経過を全学に開示するか否か、また当局の決定と強制に対し「現場」でどのような「たたかい」ができるか、だろう。 今のところ、この問題に関しては旧帝大系が特権的「自由」を享受しているが、地方の国立大学は「真綿で首が絞められる」ような状況になりつつある。

 大学と、国家と、天皇制。
 もしもまだ、日本の大学に「学問の自由」や「大学の自治」があるとしたら、いや「ある」と言うのなら、これは何としても阻止しなければならないなずである。「思想、信教の自由」さえ大学教育が否定するのだとしたら・・・。

 日本の全大学は、「日の丸」「君が代」問題を通して、来年度から毎年、好むと好まざるとにかかわらず、この問いに、きわめてリアルに、向き合わざるをえなくなった。
 声明を出し、署名を募ることは、たしかに一歩ではあるけれども、重要なことは、学生も含めた持続的な「現場の運動」を起こすことではないか。

 どう考えても、「国歌斉唱。起立!」はダメ、でしょ? ✕✕君。


⇒2015年8月9日 「国立大学よ、どこに行く? 2015(2)」
⇒2015年6月16日 「国立大学よ、どこに行く? 2015
⇒2015年7月24日 「大学研究と軍事研究 2015 -日本型軍産学複合体の台頭」 

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国旗・国歌に関する国立大学への要請に反対する声明

 本年4月9日の参議院予算委員会における安倍晋三首相の答弁を機に、文部科学省は国立大学に対して、入学式、卒業 式において国旗を掲揚し、国歌を斉唱するよう要請するとされている。これは、日本における学問の自由と大学の自治を揺るがしかねない大きな政策転換であ り、看過できない。

 そもそも大学は、ヨーロッパにおけるその発祥以来、民族や地域の違いを超えて、人類の普遍的な知識を追究する場と して位置付けられてきた。それぞれの国民国家の独自性は尊重されるが、排他的な民族意識につながらないよう慎重さが求められる。現在、日本の大学は世界に 開かれたグローバルな大学へと改革を進めているが、政府主導の今回の動きが、そうした方向性に逆行することがあってはならない。

 日本近代史を振り返れば、滝川事件、天皇機関説事件、矢内原事件など、大学における研究や学者の言論が、その時代の 国家権力や社会の主流派と対立し、抑圧された例は枚挙にいとまがない。その後の歴史は、それらの研究・言論が普遍的な価値にもとづくものであったことを示 している。

 大学が国家権力から距離を置き、独立を保つことは、学問が進展・開花する必要条件である。
 文部科学省は今回のはたらきかけは要請にすぎないと説 明しているが、国立大学法人が運営費交付金に依存する以上、「要請」が圧力となることは明白である。

  たしかに教育基本法第二条は、教育目標の一つとして、「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土 を愛する(中略)態度を養う」ことを掲げる。しかし、伝統と文化とは何かを考究すること自体、大学人の使命の一つであり、既存の伝統の問い直しが新しい伝 統を生み、時の権力への抵抗が国家の暴走や国策の誤りを食い止めることも多い。 教育基本法第七条が「大学については、自主性、自律性その他の大学における 教育及び研究の特性が尊重されなければならない」とするゆえんである。
 政府の権力、権威に基づいて国旗国歌を強制することは、知の自律性を否定し、大学の役割を根底から損なうことにつながる。

 以上の理由から、我々は、大学に対する国旗国歌に関する要請を撤回するよう、文部科学省に求める。

2015年4月28日

学問の自由を考える会


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・国立18大学、文系は大幅改組…来年度入学定員
 文部科学省は(8月)28日、来年度の86国立大の入学定員予定を発表した。
 それによると、18校が文系の学部や学科、課程を改組し、うち15校は教員養成系学部の中で教員免許の取得を義務付けない「ゼロ免課程」定員計1112人分の募集を停止する。全体では、2004年度の国立大法人化以降、最も大幅な改組だという。

 宇都宮大、千葉大、福井大など「ゼロ免課程」の募集を停止する15校中7校は、理系と融合させるなどして新しい学部を開設し、定員を振り分ける改革を行う。
 また「ゼロ免課程」の募集停止校6校と東京大、山口大、高知大 の計9校は、教員養成系以外の人文社会科学系の学部や学科を改組する。
文科省は、国際的な大学間競争の激化などを背景に、今年6月、各大学に人文社会系学 部の廃止や他分野への転換を求める通知を出しており、組織再編はさらに進むとみられる。

・・・

・安保法案:11日採決断念 衆院再可決視野 政府・与党
 政府・与党は1日、安全保障関連法案の参院審議で、当初目指していた11日の採決を断念する方針を固めた。仮に参院で議決できなくても衆院で再可 決できる憲法の「60日ルール」の適用を視野に、14日の週での成立を目指す。また、事実上の分裂状態にある維新の党との修正合意は困難だとして、政府案 のまま採決する方針だ。【高橋克哉】

 自民党の佐藤勉国対委員長は1日の記者会見で「60日ルールは使いたくないのが本音だが、どう対応するか参院と協議する」と語り、必要ならば衆院で再可決する考えを示唆した。 与党幹部は「採決は14日から18日までの間になる」と語り、連休前には成立させる考えだ。参院が16日までに採決できない場合を想定し、衆院側 は18日に法案を再可決する準備に入った。関連法案は7月16日に衆院を通過。60日ルールに基づけば、今月14日以降は衆院の出席議員の3分の2以上で 再可決し、成立させることが可能となる。

 関連法案を審議する参院平和安全法制特別委員会は1日、野党の反発で開催が見送られた。参院では100時間の審議を目指してきたが、1日までの審 議は約63時間。与野党が合意した安倍晋三首相出席の集中審議のほか、参考人質疑などを11日までに消化するのは不可能な状況だ。一方、関連法案の修正を めぐる与党と維新の協議は、維新の分裂騒動で実務者協議に入れず、「合意はもはや無理」(与党関係者)との判断に傾いた。ただ、元気、次世代、改革の3野 党との協議は、付帯決議などの形で柔軟に対応する考えだ。(毎日)
 ↓
 「付帯決議」など、何らの法的拘束力もない、ただの飾り文句にしか過ぎない。

2015年9月1日火曜日

「法の番人」が違憲の安保法制をしかる ~「戦争法案」を葬ろう 9.3集会

「法の番人」が違憲の安保法制をしかる 
立憲フォーラム・戦争をさせない1000人委員会 共催

「戦争法案」を葬ろう 9.3集会


9月3日(木)午後5時~ 憲政記念館 講堂

宮崎礼壹(元内閣法制局長官)、
参院安保委からの報告

 日曜日の8月30日、国会を巨大な人の波がおおいました。地下鉄のホームから国会口へ登ることもままならずに霞ヶ関まで戻るしかなかったほどの人、人、人が 「9条を守れ!」「戦争法案は廃案!」「安倍政権は退陣!」と訴えたのです。 国会周辺に12万人、全国でも数百カ所で同様の集会やデモが展開されました。

 しかし、安倍政権はこのような国民の声を聞く考えは全くないようです。31日、菅官房長長官は「『戦争法案』『徴兵制の復活』などと宣伝されており、大きな誤解が生じていることはきわめて残念だ」と記者会見で語りました。  私たちが「誤解」をしているのか、それとも政府が「私たちをダマしているのか」。

 9 月3日は内閣法制局長官つまり「法の番人」だった宮崎礼壹さんに、自民党歴代政府と安倍政権の決定的な違いを話していただきます。宮崎さんは8月26日に 法曹界と学者が開催した記者会見で「ちょっぴりであろうと集団的自衛権はできない、が一貫した内閣の考え」「安保法案は手続き的にも立憲主義に反する、廃 案に値する法案」と明言され、その後の日比谷野音の集会でも同様な発言を行っています。 国会会期末まで4週間となったいま、これからが「戦争法案」を葬るための正念場です。
 毎週木曜の夕、連続して開催してきた集会ですが、3日は場所を議員会館から憲政記念館に移しての開催です。

この日は池田香代子(翻訳家)、間宮陽介(「学者」の会)、武井由起子(OVERSEAs)、市来とも子(立憲ネットワーク)、日弁連、宗教者の皆さんからアピールをいただきます。


◆国会内外の声をひとつにして「戦争法案」を廃案に


落合恵子(作家)、山口二郎(立憲デモクラシー)、各界アピール

9月10日(木)午後5時~ 憲政記念館 講堂

入場は無料。お問い合わせは江崎孝参院事務所(03-6550-0511、参‐511)
毎週木曜日は午後6時30分から国会前集会を行っています。ご参加下さい。
※立憲フォーラムからのメール情報をご希望の方は、rikken96@gmail.com までメール下さい。

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<8月30日記憶プロジェクト>

  まだまだ一昨日8月30日の国会前、そして連動して行われた全国規模の安保法案反対デモや抗議行動の熱が冷めやりません。Twitterや Facebookでは一人一人がメディアとなり、自分で撮影した画像や映像を投稿。新たに出てくる一つ一つの情報がパズルのピースとなって、2015年8 月30日がどれだけ歴史的な一日だったのかということが、さらに明らかになってきています。
 国会前は主催者発表では、当初の目標の10万人を超え、参加者が12万人にも及んだとのことですが、警察の厳しい規制で国会前に辿りつくのは無理と判断し た参加者も多く、日比谷公園、霞ヶ関駅、首相官邸、議員会館周辺、憲政記念館の中の公園にまで沢山の人が集い、抗議の声をあげていました。
 
そうした広範囲 に広がった人の波は、国会前の車道が人、人、人で埋め尽くされた空撮映像の写真でも表現しきれていません。雨にも降られ、まるまる半日にわたる長時間の抗 議活動だったため、人は入れ替わり、立ち替わりしていきましたから、そうした出入りをカウントすると、12時から19時までの間で、のべ人数では参加者は 35万人くらいになるのではないか、という見方も出ています。

 私は国会前近くの群衆の中にいた一人でしたが、当日の夜から翌日にかけて投稿された空撮の写真や記録映像を見て、その規模に改めて衝撃を受けました。
 しかも、国会周辺でこれだけの人数だったということは、370ヶ所以上で全国で連帯して行われたと言われる各地でのデモなどの参加人数を合わせると、一体、どれほどの人数になるのでしょう?!
まだまだ、歴史に残る1日の全貌を、私たちはまだ誰も把握できていないのかもしれません。

 そこで!
 IWJでは全国規模で連帯したデモなどの様子を特集としてまとめるプロジェクトを始動させることにしました!
  全国で行われたデモ、抗議行動の画像や映像などを現在スタッフ総出で集めています。
 そこで、全国にお住まいのみなさんの力もお借りしたい! みなさんが参加されたデモや抗議の画像や映像等、見聞、体験談、また、どこで誰が主催したものか、また参加人数は何人だったのかなど客観的なデータも助かります。情報をお寄せいただける方は、ぜひIWJまでご一報ください!
 2015年8月30日がどれだけ歴史的な日だったかを可視化し、私たちひとりひとりの記憶にしっかりと刻むことで、未来への希望へと繋げるそんなプロジェクトです。ぜひ、ご協力をお願いいたします!
 宛先はこちらになります。 office@iwj.co.jp